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サブウェイ123 激突

2009年09月06日 | 映画

昨日の午後から観に行った映画、サブウェイ123


          
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原作はジョン・コーディの犯罪スリラー小説。
1974年、1998年に映画化されてて、今回は2度目のリメイクになります
1974年はニューヨークの地下鉄、1998年はロンドンの地下鉄、
今回はまたニューヨークの地下鉄が主役になってました。
人気のあるお話なんですねぇ

舞台は、地下鉄の指令室。
事故や遅延の連絡を待ち(あるいは監視してて気付いたら)
その都度、適宜に指令を発して、地下鉄を速やかに運行させるのが主な仕事です。
地下鉄の運行を監視してたガーバーは「123」が突然停止したことを発見。
その後、「123」は1両だけを分離して走行を開始
指令室から、どうしたのか?と問うガーバーに答えたのは
1両だけの地下鉄をジャックしたライダーと名乗る男。
ライダーは人質と引換えに、59分以内にNY市長に1千万ドルを払えと要求。
交渉は警察ではなく、ガーバーを通じて行えと命令。

なぜ59分なのか?
なせ1車両だけなのか?
なせ1千万ドルなのか?
なぜ市長なのか?
なぜ自分なのか?

そんな疑問を抱きつつ犯人と交渉を開始するガーバー。
果たして、ライダーの真の目的とはなにか?
地下鉄のトンネル内に自ら閉じこもったライダーは
どうやって金を受け取り、”外”に逃げるのか?

お話はそんな感じです

小説が元になっているということが、とてもよくわかる、
指令室と地下鉄(1車両)がメインという箱庭のような小さな舞台。
要求されたお金を時間内に届けるためのカーアクションはあるけど
それ以外は、昨今のド派手なスリラーに比べたら
ほとんど”静か”と言っていいくらいな大人しい映像です。
主役のガーバー(デンゼル・ワシントン)と
犯人のライダー(ジョン・トラボルタ)との会話が映画のメイン。
俳優さんの腕の見せ所って感じでした

デンゼル・ワシントンは、中産階級の1市民、と言うには、
落ち着きと度胸があり過ぎて
アンタ、大組織の指令者クラスだろ って感じでしたが
ジョン・トラボルタはかなり、面白かったです
この人、ニコラス・ケイジと共演したフェイス・オフくらいから
めっちゃイイ俳優さんになってる感じ
コメディもいけるし、ワルもいけるし、
なんて言うか、わかりやすくない、妙な心理構造を持ってるワルの役、
めっちゃハマってますね
ワルさ故、じゃない人間(役柄上の)の色気も出てるし、凄い


お話としては小さな舞台なので、TVでもいいかなって感じでしたが
面白い映画でした