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ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ジージのビール休憩 + 笑い話

2012-11-21 | ジョーク 冗談 笑い話

                    ここのところ、ハンブルクは日が短くなったし、
                    どんよりとした曇りの日が多いので、
                    なんとなく気持ちが晴れないですね。

     今日は日の出が7時56分、日の入りが4時15分でした。
     目覚ましが鳴って、起きた時に暗いと、起きる気がしなくなります(笑)
     コーヒーを淹れて、ゆっくり一服して(悪い習慣ですね。でも僕は台所でしか
     タバコを吸いません。寝室も、応接間、と言うか仕事部屋も禁煙です)、
     のんびり朝食をしているうちに少しずつ明るくなってきます。
     冬至になったら、電車に乗っている間に明るくなってくるでしょう。

          夏は反対に、夏至の前後は朝4時前には明るいし、
          夜は10時を過ぎてもまだ明るいですから。
          それを聞いたある日本人が、
          「じゃあハンブルクは暑いんですね」
          北極の夏は白夜で、日が沈まないんだけれども・・・

     
     お母さん、寒いよ~

               昨日のうちにブログを準備しようと思ったのですが、
               なかなかアイディアが浮かびませんでした。
               で、よく見に行くブログを書いている方が、佐野元春さんの
               ファンで、すべてはうまくいかなくても、を何度も聴いている、
               と書いてあったので、アイディアもないし、You Tube へ

     まず“うまくはいかなくても”を聴いて、サムデイ→
     ガラスのジェネレーション → ・・・いいな~と思って
     サーフィンが続き、そのうち彼がギターを演奏しているので、
     いつの間にか長谷川きよしなり、 を飲んでいたせいもあり、
     ブログを準備する気がすっかりなくなって、休憩の日に

          最後は吉田拓郎になりました。
          僕は吉田拓郎が好きで、つま恋2006のライブ、
          中島みゆきとの競演、永遠の嘘をついてくれ、を聴き、
          仕上げはやはり僕の大好きな、今日までそして明日から
          です。2曲ともつま恋2006のライブです。
          僕は長い間精神的に病んでいたせいもあるし、過去もダブって、
          この2曲を聴いていると涙ポロポロなんですよね

               しめぼったい話は無しにして、このライブ中継を
               何度も聴き、見ているはずなのに、昨日初めて
               気付いた事があります。それは、バックのオーケストラの
               指揮者が棒を振りながら歌っているんだよね~~
               永遠の嘘・・・で、中島みゆきが出てきた後、それから
               今日まで・・・では最後の方です。指揮者も乗っているんだな~

     ハンブルクは、と言うよりドイツはクリスマスの
     準備に大忙しです。
     クリスマスマーケットは着々と準備が進んでいるし、
     花屋の店先にはアドベント・クランツの自作用飾りが
     並んでいました。

     

     日本にもありますね、クリスマスリースです。
     これはネットからパクッたのですが、なぜローソクが1本だけ
     色が違うのかわかりません。
     ローソクをもっと太くしてもいいし、また中心に別の太いローソク
     を立ててもかまいません。中心のローソクはいつ燈してもいいのですが、
     4本のローソクは、第1アドベント(今年は12月2日)に1本燈し、
     第2アドベントには2本・・・というように増やしていきます。

          さて、まじめな話はこれくらいにして、笑い話を・・・
          僕がドイツに来た時、かなりの日本人の方と知り合いました。
          これはその中の1人、いつもニコニコしている人の作品、
          いやあ、オジンギャグと言う方がいいですね。

               タイトルは「悪の十字架」です。

               時は中世、所はヨーロッパ。
               散々悪事を重ねた男が改心しようと思って、
               ある教会でざんげをするつもりになって、朝早く
               教会の入り口の扉を叩いたのですが、誰も出てきません。
               男は裏口に回り、扉を叩き続けていると、背中の丸くなった
               小柄な男が扉を開けてくれて、何か言っています。
               扉を叩いた男がよく聞くと、「10時」だとわかりました。
               「ああ、開くの10時か」

     この作者は、新作日本昔話と言うのも作っています。

     昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
     ある日、おじいさんは山へ芝刈りに、
     おばあさんは川へ洗濯に。
     おばあさんが川で洗濯をしていると、
     川上から大きなモモがドンブリコ、ドンブリコと
     流れてきたではありませんか
     おばあさんはそのモモを食べたくて川の中に
     入ったのですが、モタモタしていたので、
     モモは流れていってしまいました。
     だそうです

     この人の作品はまだあるのですが・・・止めておきます

          別の話、実話です。皆さんはこの方をご存知ですね。

     

          カーネル・サンダースじゃ。

          ある男がはしご酒をして、翌朝目が覚めると、
          隣にケンタッキーおじさんが寝ている。
          彼が働かない頭で考えていると、昨日酔っ払って
          何か引きずってきた記憶があった。
          さて、どうしたらいいか                   
          その男は自分のマンションのすぐ前にある電話ボックスに、
          ケンタッキーおじさんを引きずって行って押し込め、
          そこからフライドチキンの店に電話をした。
          「わしじゃ、カーネル・サンダースじゃ。疲れて動けんから
          迎えに来てくれ。○○の角にある電話ボックスにいる」

               えげつないブラックジョークはかなり知っているのですが、
               この程度のものはちょっと・・・

     では締めくくりに・・・これも実話です。
     というより、自作自演ですね。

          

          これはビールの5リットル樽です。

          このビールの樽は小さなスーパーでは売っていませんが、
          大きめなスーパーであれば、色々な種類を買うことができます。

               僕の高校、大学の2年先輩であり、友人のM氏は、
               長期間ドイツで勉強していて、ハンブルクにも
               長い間住んでいました。
               そして大のビール好きで、現在は日本に住んでいます。
               僕が一時帰国すると、毎回訪問するのですが、
               彼がいつも言うことは、
               「日本のビールはまずい、ドイツのビールを飲みたい」
               なのです。ですから僕はある時、この写真の5リットル樽を2つ、
               日本に持って行きました。
               僕はドイツに住んでいるために、税関で荷物を調べられる事は
               まずありません。
               でも僕は税関吏がどんな顔をするのか見たかったので、
               「お帰りなさい。申告するものはございますか?」
               と聞かれたので、
               「ビールを2缶持っています」
               すると税関吏は、
               「ビール2缶は無税ですよ」
               と、面倒くさげに答えたのです。ですから僕は荷物を開けて、
               「これですが・・・」
               するとその税関吏の目が点になって、
               「ちょ、ちょ、ちょっとお待ちください」
               と言って、税額を調べに行きました。

               この話には後日談があるのですが、それはまたいつか。

                    今日の話は昨日の続き、今日の続きはまた明日。
                    お後がよろしいようで

                    ビールの話は改めてさせてもらいます。
                    では次回まで。  

ジョーク?冗談?

2012-11-13 | ジョーク 冗談 笑い話

                    日本人の冗談は、語呂合わせが多いのではないでしょうか。
                    ヨーロッパ人の冗談、ジョークと書きましょう。
                    ジョークには語呂合わせが少なく、インテリの人たちは、
                    みんなに笑ってもらう為、自分で作ります。
                    ですから僕の自作ジョークはありません

     僕の日本の知人が、冗談で笑える状態にするためには
     1)まず いい冗談を面白く話せる人、
     2)そしてそれをすぐ理解して笑える人、
     3)それから理解できない人が必要だ、と言っていました。
     ボケと突っ込みですね、僕もそう思います。

          ヨーロッパでは、国勢のあまり強くない国ほど
          笑の対象にされます。ベルギーがそうですね。
          そして時に、国王もジョークの対象になります 

               ベルギーでは、ベルギー人は会社の重要なポジションに就けず、
               多くの場合、オランダ人が重要なポストを占めています。
               それを憂いたベルギー国王が、ある時、ある会社を訪問しました。
               国王:「この会社で、ベルギー人は平ばかりじゃないか。
               できたらもっといい地位を彼等に与えて欲しい」
               課長:「国王、そうおっしゃられても、こいつらはみんな
               バカで、怠け者で、使い物にならないのです」
               国王:「それは信じられないな」
               課長:「では証拠を見せましょう。おい、そこのお前、ちょっと来い」
               平社員:「はい、課長、何でしょうか?」
               課長:「お前は俺の家に行って、俺がそこにいるか見て来い」
               平社員:「はい、わかりました」

               そう言って、その平社員は昼前に会社を出たのに、
               終業寸前になって戻ってくると、酒臭い息で言った。
               平社員:「課長、課長はご自宅にいらっしゃいませんでした」
               課長:「国王、おわかりになったと思いますが」
               国王:「よくわかった、あいつはバカだ。私だったら電話をするのに」

               *もちろんオランダ人がこのジョークを作ったのですが…


               
               ブロンシェと呼ばれるベルギーの白ビールです。

     ドイツにはビール醸造法があり、ここ数年来多少規則は
     緩やかになりましたが、基本的には、ビールを醸造するのに麦芽、
     水、そしてホップしか使えません。
     それでもドイツにはかなりの種類のビールがあります。
     しかしベルギーでは、ビールの中に何を入れてもかまいません。
     イチゴビールとかさくらんぼビール、レモンビールなどさまざまです。
     ですから、ベルギービールの種類は数え切れないほどですね。
     おそらく400種類は超えているのではないでしょうか。
     そして驚くことに、それぞのビールにはそれ専用のグラスがあるのです。

          僕はベルギーでも何度か仕事をしています。
          以前の仕事仲間は、僕がビール好きだと知っているので、
          初めて僕がベルギーに行った時、ビール専門のバーに
          連れて行かれたのですが、6ページ、ただビールだけの
          メニューというか、一覧表が出てきたのです。

               僕は何が何だかさっぱりわからず、
               最初から試していけばいい、そんな気持ちで
               オーダーしたら、5杯目でダウン 
               翌日はほとんど仕事になりませんでした 
               それ以来、少しずつベルギービールの情報を集め始めました。

               
 
     一見当たり前のビール風、
     でも飲みやすくてアルコール度数の高い、危険ビール。
     限度を決めて飲めば、おいしいです。

     同じオランダ人が作ったジョークです。

     列車の中でオランダ人とベルギー人が向かい合わせに座っていました。
     やがてオランダ人はオレンジを食べ始め、ティッシュを広げて、
     その上にタネを載せたのです。
     それを見ていたベルギー人は、失礼だと思ったけれども、
     好奇心が勝って、オランダ人に聞きました。
     ベルギー人:「失礼ですが、なぜあなたはオレンジのタネを、
            ティッシュの上に載せているのですか?」
     それを聞いたオランダ人はしかとして答えました。
     オランダ人:「オレンジのタネには頭をよくする成分が入っているので、
           あとで食べるために残してあるんですよ」
     ベルギー人はしばらく考えるような顔をしていたが、
     やがて思い切ったように言いました。
     ベルギー人:「そのタネを売っていただけませんか?」
     オランダ人はそう聞いて驚いたが、また しかとして言った。
     オランダ人:「いいですよ、4つで1ユーロでどうですか?」
     ベルギー人:「わかりました、商談成立ですね」
     そしてベルギー人は1ユーロをオランダ人に支払い、
     1つ1つゆっくり噛んで食べたのです。
     オレンジのタネがなくなって、しばらくするとオランダ人が言った。
     オランダ人:「どうですか、効いてきたでしょう」
     ベルギー人:「効いた、効いた。1ユーロあれば、
            スーパーでオレンジ3個は買える!」

          人それぞれ感じ方が違うので、笑えないジョークかも
          しれませんが、まあ、ベルギーの紹介だと思ってください。
          ベルギー人のために:
          僕は何人もベルギー人を知っていますが、
          皆さん愉快でいい人たちです。

               そしてこれは本気の話です。

               ドイツでは、市内から郊外に出ると、速度制限は100キロです。
               これはヨーロッパ中ほとんど同じで、○○市外の標識を見ると
               みんなアクセルを踏むのですが、ベルギーとルクセンブルクには
               自分の走っている車線と対抗車線の間にもう1本車線があって、
               何かというと、双方どちらが使ってもいいことになっている
               追い越し車線なんですよね。
               怖いな、と思ってベルギー人に聞いたら、
               「ブレーキを踏んだら負け 」 だそうです 

               

     なんと、パトラッシュビールです 
     このビールは、僕が頻繁にベルギーで仕事をしていた時には
     ありませんでした。
     “フランダースの犬”の影響ですが、最近はアントワープの
     大聖堂の前にも、ルーベンス美術館の前にも、
     ネロとパトラッシュの像が建ったとか

          個人的な好みですが、僕はルーベンスの絵が好きです。
          ルーベンスは宗教的な絵を多く描いているのですが、
          その中に何か潜まれているものがあるような気がしてなりません。
          彼の絵には多くの天使、子供、ライオン、ワニが描かれていて、
          それに何か特別な意味があるように思えるのです。
          まあ、それはいつかまた書くことにしましょう。

           ←クリックしてください。アントワープ大聖堂にある、
          聖母マリア被昇天の絵です。

           やはりアントワープ大聖堂にある
          十字架にかけられるキリストです。

          St.Petersburg にある猫宮殿、エルミタージュ美術館にも
          ルーベンスの絵がかかっています。

           ←クリックしてください。

                    それでは次回まで