世は上げてAT車。
マニュアル車はほとんどない。
挙句は自動運転者の開発だという。
鉄道じゃあるまいし決められた通り走るわけでない自動車に自動。
しかも無人ときている。
池袋において高齢者の暴走により妻と子供を一瞬にして亡くされた。
怒りとか悲しみとか行き場のない心を抱えたまま過ごした時間。
少しは落ち着きを取り戻しつつあるというが今まで妻と子供と過ごした時間は戻らない。
永久に奪われたままだ。
そんな中でつぶやいた。
マニュアル車。
両足を使い走行する、と。
それ以上詳しい話はなかった。
と言うより報道されなかった。
確かにAT車の便利さはある。
が、私が思うところ。
AT車には独特のクリープ現象と言うのがある。
つまりブレーキを踏んでいないとじわじわと前進する。
特に冬、積雪・凍結路面でブレーキを踏んでも車は前進しようという力が働いている。
だから、普段から停止に備えてブレーキを踏むときはシフトレバーをニュートラルにしている。
これでブレーキから足を話してもそれ以上前進しようとはしない。
ABSが装備されていてもDレンジではあまり効果はない。
だから冬場はニュートラルに徹している。
ところが最近のハイブリッド車ではニュートラルでは充電などの諸システムに影響があるようだ。
とはいってもそれらに呼称をもたらすほどではないようだが。
マニュアル車で免許を取り若い頃の大半をマニュアル車で過ごしてきた。
マニュアル車のないいま、車の構造などの知識もないまま走っている人がほとんどだろう。