参院選が終わり国会が召集された。
期間は五日間。
いろんな問題が山積している中審議なしだ。
選挙中、あれだけ議論しようとしない野党と面罵していながら
いざ国会が召集されると何もしないで閉じてしまう。
そのあとは相変わらず外遊三昧。
これほど言行不一致もあきれるしかない。
今回の選挙で「れいわ新選組」と「N国」という一風変わった政党が議席を占めた。
政党要件も満たしている。
これまでも数多の政党が浮かんでは消え、消えては浮かびを繰り返してきた。
一つには野党分断と自民党政権延命に手を貸している。
今回の政党はどうだろうか。
今までとは異質なものを感じるのだが。
単なる離合集散の結果とは違うような。
「れいわ」については二人とも重度の障害があるということ。
「N国」は放送の在り方、なかんずく公共放送という括りがどうなのか、だ。
NHKは受信料を徴収しそれで運営されている。
一方でその予算について国会の承認を経る。
いかにその理由を抜粋でおいておく。
なぜ、国会でNHKの予算を審議するのか
- NHKの予算は、毎年度国会の承認を得ることが放送法に定められています。(下記の放送法第70条参照)
- NHKの主たる財源である受信料は、広く視聴者のみなさまに公平に負担していただく公金であり、その使途については、放送法で一定の範囲に限定されてはいるものの、その範囲ならNHKが自由に使い得るわけではなく、国民・視聴者(受信料支払者)の了解を何らかの形で得る必要があるものと考えています。
- 一般にこうした国民のための監督業務は行政が行うのが通例です。しかし、NHKは放送機関であり、放送の自主自律 、表現の自由を確保する観点から、行政ではなく、視聴者、国民の総意を代表するとされている国会が、NHKの予算等の審議・承認を行うこととされているものと理解しています。
- (参 考) 放送法第70条(抜粋)
- 協会は、毎事業年度の収支予算、事業計画及び資金計画を作成し、総務大臣に提出しなければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
- 総務大臣が前項の収支予算、事業計画及び資金計画を受理したときは、これを検討して意見を付し、内閣を経て国会に提出し、その承認を受けなければならない