文科省が前川氏に意趣返しか、と考えたが実は自民党議員の介入だった。
中学校で講演した前川喜平氏の講演内容について、教育委員会にかなり厳しい内容の報告を求めた。
録音していたらそれも提出せよと。
だが、自民党議員が文科省に照会していたことが判明。
財務省の決裁文書改ざんといい今回の文科省といい、自民党という私党が国を乗っ取ろうとしている。
考えてみると、終戦時に軍部はすべての書類を焼却した。
が、あの731部隊の幹部は実験データをアメリカに渡すことで罪を免れた。
よく歴史文書は勝者の立場で書かれると聞く。
確かに「勝てば官軍」のとおりだろうことは間違いないところだ。
しかし、時代も21世紀となった。
国民すべての奉仕者である公務員が、一部のものの立場を忖度して、公文書を改ざんするなど有ってはならない。
後世に残る文書としてその検証に耐えるものでなければならない。
しかも、今回は国会という国権の最高機関において行政に携わる公務員があるものを無いと答弁し揚げ句に改ざんしていた。
誰が指示したのか。
麻生は財務省の一部の人間がやったと責任を転嫁している。
辞任については引き続き調査をするためにありえないと。
任に留まって今度こそ盟友に累が及ばないように画するつもりだろう。
麻生のおかげでトップの座にあるのだから。