先週か、その前だったか。
テレビで死語離婚と言ったのを耳にした。
死んでから離婚するとは?とよく聞くと、主に夫の死語夫の親族と関係を断つと
言うことのようで、役所に届け出る様式もあると。
生前、嫁の立場ということで嫌な思いや不当な扱いを受けてきた。
夫の死を契機にそれらのしがらみを清算したいということのようだ。
まあ、北海道は本州以南の土地から渡ってきた「移民の地」みたいなものだから
そんなしがらみなどほとんどないのだろう。
だが、先祖代々住み続けた土地ならではの様々な因習に縛られ続けた人、
特に嫁という立場の女性にしてみれば、夫に不満はなくとも親族に対する鬱積は
大きいものがあるのだろうと推測できる。
で、街でインタビューした。
やはり、夫の死後そうしたいという人、女性が圧倒的であった。
では、逆にじぶんが老いた時、自分の子供の配偶者から死語離婚を
持ち出された時すんなり受け入れるか?
に、対しては、ウーンとなった。
熟年離婚とか、死語離婚とか、なにやら高齢者となった今
やたらこういう話題に敏感になると同時に、この国はどうなったのか?
と、戸惑うことも事実だ・・・。