中三の自殺が報じられた。
いじめではない。
学校側のとんでもないミス。
加えて生徒には「病死」と説明していた。
「冤罪」により「死刑執行」されたようなもの。
いや、もっと残酷か。
テレビニュースで学校側責任者の謝罪が報じられた。
表情からは死を選ぶしか無かった子供に対する「詫び」は読み取れなかった。
中一の時、万引きの疑いがかけられたが後に事実無根であったことが判明。
過去に万引きをしたことがデータベースに残っており、それを基に高校進学の資料として
引き合いに出し推薦はできないと。
報道された限りではそれだけしか分からない。
が、学校が否定していないところを見ると事実なのだろう。
どこに原因があるのか。
データベースを更新できてなかった?
そんな簡単なことで済まされないだろう。
学校内で、教師間で担当業務の重なりがなかったのでは。
事情はそれぞれあるだろうが、業務の重なりがあればどこかでミスに気付くはず。
重なりがなく、それぞれの間に少しでも隙間ができていたならミスを発見するのは難しい。
現役で働いていたころの会社がそうであった。
自分の仕事を囲い込んで、他からの「侵入」を許さない。
この学校がそうだとは言わないが。
それにしても家族の想いは・・・。