きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

地獄の門?

2010年06月03日 | 羊の群れ
木曜日、リビングライフの学びを分かち合っている。テキストの中で、「内面的生活の秩序と霊的成長」という本からひとつのお話が抜粋されていた。「ある朝、あるマンションの前の道が大きく陥没し、自動車や道路、芝生などを飲み込み、マンションまでも崩れそうになっていた。(中略)突然、地上のすべてのものが地に飲み込まれると考えると、今立っている大地も決して安全だとは言えない。多くの人々は、陥没する道の上に生きているかのようだ。」表面的には平和に見える、あるいは思い込む内側に何があるか、何が起こっているか、を考える学びで、日常生活や霊的生活の基本、礎を見つめ、改善する課題のひとつだった。そこで、帰ってきてニュースを見て驚いた。以下、同日のロケットニュースから。



中米で熱帯暴風雨「アガサ」が猛威をふるっている。グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルでは少なくとも死者の115人が出ており、約12万人に避難勧告が出され、約3万人が収容施設に避難している。グアテマラでは首都の近郊にあるパカヤ山が噴火を始め、非常事態宣言が出されていた。自然災害が重なり、街では道路が陥没して巨大な穴があく被害まで出ている。

先月28日、グアテマラの首都から南に約50kmにあるパカヤ山が噴火を始めた。山から溶岩が流れ出し、市街地にも火山灰が降り注いだ。噴火の報道をしていたニュースキャスターが、飛来した岩に直撃し死亡したほか、火山周辺の地域の約2,000人が避難していた。同国のアウロラ国際空港は28日から全便のフライトを中止し、空港を閉鎖していた。

そこに追い討ちをかけるように、熱帯暴風雨「アガサ」が到来したのだ。火山噴火と暴風雨は予想外の事態を引き起こした。街中に降り積もった火山灰に大雨が大量に降り注ぎ、灰はコンクリートのように固まって、街中の排水管および下水システムを全て詰まらせてしまったのだ。下水システムが壊滅した街は悪臭が漂っているという。そして、地盤のもろくなった地域では、コンクリート化した火山灰の重さに耐え切れずに道路が陥没してしまった。

現在、アガサは勢力を弱め、すでに暴風雨ではなくなったが、グアテマラでは復興の目処は立っていない。政府はインターネットなどを通じて復興支援を呼びかけている。火山と豪雨が同時に起き、排水管を詰まらせるとは、誰も予想しなかったことだろう。自然の力は凄まじい。


英語ニュースでは、何と「グアテマラに地獄の門が開いた!」と大見出しが出ていた。学びでは、「不安」と「まことの平安」について分かち合ったが、このニュースを読んで、より一層考えることができた。自然の力を無視して築き上げた技術の成果が崩れ落ちるように、神様の力を無視して自分の人生を突っ走っていたら?クリスチャンだから一安心、ということはない。神様がご覧になるのは、クリスチャンという「タイトル」ではなく、「クリスチャンである」という事実だから。そうあるために、学びも、交わりも、そして何より礼拝が必要なんだ、と感じた次第。

天国の門はこちらから。毎週木曜日、ロサンゼルス、リトル東京で午後6時から学びの時を持っています。今週の礼拝で聞いたように、真理を求め、現実を見つめ、目的を持って歩むための学びです。一度お立ち寄りください。 213-324-6942 MUTSUMI



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