きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

イソップの鹿

2009年08月16日 | 羊の声
 自己実現の人生を歩む前の4つのポイントがある。

外観的基準からの脱却
無用なプライドの放棄
対人関係における他者受容
対神関係における自己受容

 豊かな人間関係において他人を受容するには、自分が受容されていなければならない。甘えではない。信仰によって、自分の長所も短所も神様がそれぞれの目的と使命のために創られたことを知るのだ。そこで、タイトルになっているイソップ物語の鹿が登場する。

 大きく立派な角を持つ鹿がいた。鹿は、泉の水面に映る自分の見事な角に惚れ惚れとしていた。「何て立派なんだろう。こんな角、他の誰も持ってない。これは、オレの誇りだ!」と、いつも悦に入って眺めていた。が、視線を角から少し下に向けると、そこには見事な角に不似合いな貧弱な足が目に入り、この細足の存在が疎ましく思った。「何て貧弱なんだ。こんな足のせいで、せっかくの角が台無しだ。もっとガッシリ堂々としたトラのような足があれば、オレ様は完璧なのになぁ。」

 そんなある日、いつものように泉で角に見惚れていると、お腹をすかせたトラに出会ってしまった。さあ、たいへん。鹿は一目散に逃げ出した。彼の細い足は俊敏に跳躍し、一気にトラを引き離し、ホッと一息ついたところ、ご自慢の角が森の枝にひっかっかって身動きができなくなってしまった。ジタバタするものの、大きく立派な角はガッシリと枝に絡み付いて外れない。そうこうする間に、トラが追いついてしまい、鹿は彼のご馳走になってしまいました、というお話。鹿が短所と思っていた足が彼の命を助け、長所と思っていた角によって命を落とした。パウロはこう書いている。

すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(Ⅱコリント12:9)

 さて、私たちは自分の長所短所を知って、自己受容ができているだろうか。自己実現の人生を歩んでいるだろうか。そんなことを中心にアプリケーションしたいと思います。アプリケーションは、神様から受けとった言葉をどのように表現するかと言われました。どうすれば良いか、ヒントになるように感じます。それぞれが受け取った言葉を、それぞれの人生、生活でどう表現するか、表現したいか、みんなの表現方法を楽しみにしています。火曜日、トーランスのスタバで待っています。ご連絡ください。(213-324-6942 Mutsumi or Twitter http://twitter.com/mutsumiGNS)

メッセージ(音声)はこちらをクリック!↓
http://goodnewsstation.com/celebration.html



☆Good News Stationのメインページはこちら!