きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

井深八重さん

2009年07月26日 | 羊の声
 設計士は目的に添って設計図を描き、その通りに造られた建築物は、その機能を果たすことができる。人間も同じ。神様がどのように設計してくださったか、何を望んでおられるのか、それを知って初めて、ほんとうの人生を歩むことができる。創造主の存在を知り、神様の望みに従うこと。この救いに招き入れられるには、体験によって、知性によって、また救済によってなど様々なパターンがある。

 体験型の露の五郎兵衛師匠は、戦争、病気、事故などの実際に起きた出来事の内に、”小さな”偶然や不思議が「神様との出会い」に導こうとしていることを体験した。知性型のC・S・ルイス氏は、クリスチャンホームで育ちながらも合理主義、無神論に至り、大学時代の文学サークルでトールキンに伝道されて、真のクリスチャンとなった。

 そして、日本のマザーテレサと呼ばれる井深八重さん。良家に生まれ、容姿にも教養にも恵まれ、大正時代の初めに英語教師となる華やかな人生を歩んでいた彼女は、22歳の時、ハンセン氏病と診断され、家名のため戸籍を抜かれ、一人で富士山麓の病院に送られる。当時、不治の病と恐れられ、薬もなく、感染を避けて隔離病棟に閉じ込められた彼女は、「一生流す涙を、一週間で流しつくした」と後年述懐している。

 その絶望のどん底で、彼女はキリストに出会った。同じ病気で入院している患者さんや、そのお世話をしているカトリック神父の生き生きとした様子から、何か自分にはないものを持っていることに気付き、神父に問うと、「イエス・キリストを持っている」と言う。そして、八重さんはキリストに出会い、その後の人生が全く変えられた。(この後はSBCでのお楽しみ!)

 それぞれの人に神様の計画があり、それぞれの救い、招き入れが用意されている。生まれる遥か前から、神様がそれぞれに創ってくださっている設計通りに。私たちはそんな神様中心の人生を確かに歩んでいるだろうか。ある時を境に、人生が180度変わってしまったことを実感し、自分しかできない使命を全うする歩みを始めること。幸せはそこから始まる、と八重さんたちの人生に教えられた。


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