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≪毎日新聞から転写≫
【ユジノサハリンスク田中洋之】ロシアのメドベージェフ大統領は1日、北方領土の国後島を訪問した。ロシア首脳の北方領土訪問はソ連時代を含めて初めて。「北方四島が第2次世界大戦の結果、ロシア領になった」とする立場を正当化する狙いがあるとみられる。日本側が「日露関係を損なう」と警告していた北方領土訪問を大統領が強行したことで、両国の関係悪化と今後の領土交渉の難航は避けられない情勢となった。
メドベージェフ大統領は10月31日にベトナム公式訪問を終え、1日午前9時(日本時間同8時)ごろ、北方四島を事実上管轄する極東サハリン州の州都ユジノサハリンスクに専用機で到着。空港で小型機に乗り換え、国後島に入った。
現地からの情報によると、午前10時(同9時)過ぎ、国後島のメンデレーエボ空港に到着。同島の中心地・古釜布(ふるかまっぷ)(ユジノクリリスク)にある地熱発電所を視察した。作業員と懇談した大統領は、「日本のものではない(独自の)携帯電話網が島内全域に行きわたっている」と政府によるインフラ整備の実績を強調した。
大統領はその後、クリル(千島)諸島社会経済発展計画(07~15年)に基づいて建設・修復された学校や幼稚園、病院、アパートなどを視察。インタファクス通信によると、大統領は国後島の住民との懇談で「我々は人々が島にとどまることに関心がある」と述べ、島の発展のため投資を続ける考えを表明。幼稚園を視察した際、記者団に「ここの生活水準は改善され、ロシア中心部と同じようになるだろう」と語った。
メドベージェフ大統領は9月29日、北方領土を含むクリル諸島を「とても重要な地域で近く必ず訪れる」と表明。日本側は訪問中止を求めていたが、ロシア側は「大統領が自国の領土を訪れるのに他国と協議する必要はない」と突っぱねていた。
日露両国は11月中旬に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にメドベージェフ大統領が出席するのに合わせ、菅直人首相との首脳会談を予定。両首脳会談は今年6月に次いで2回目で、日本側は領土問題の本格交渉入りを目指していた。しかし、ロシア側が大統領の訪問で北方領土の実効支配を強化・継続する意志を明確にしたことで、日本側はさらに厳しい立場に追い込まれた形だ。
日中関係に続き、領土問題はさらに困難な状況に直面。一方で中露両国は良好な関係を深め、日本の北東アジア外交は一層、不安定化する可能性がある。
◇交渉に見切り、態度を硬化か
日本との領土交渉で、メドベージェフ大統領は「独創的アプローチ」に言及するなど問題解決に意欲を示していた。しかし、昨年7月に日本の国会が、北方四島を「日本の領土」と明記した改正北方領土特措法を採択。民主党政権発足後、四島に近い北海道の根室を視察した当時の前原誠司国土交通相(現外相)が「ロシアが北方四島を不法占拠している」と発言するなど、ロシア側の神経に触れる動きが続いた。こうした経緯から、大統領が「日本とは交渉の余地がない」と見切りをつけ、態度を硬化させた可能性もある。
自民党政権時代の昨年5月も、当時の麻生太郎首相がロシアによる「不法占拠」と発言したことがあり、大統領はその後クレムリン(大統領府)で行われた河野雅治大使の信任状奉呈式で「容認できない」と異例の苦言を呈したことがある。
91年のソ連崩壊で旧ソ連を継承したロシアは、56年に日本とソ連が締結し、両国の国会で批准された「日ソ共同宣言」に基づき、歯舞、色丹の2島返還で幕引きを図りたい意向とされる。大統領の訪問は「国後、択捉の返還は100%ありえない」とのメッセージにも受け止められる。
ロシアは04年、中国との間で最後まで残っていた東部国境の画定問題を「折半方式」で解決。さらに9月にはノルウェーと40年にわたり係争してきた海域の境界画定問題も、中露と同様の折半方式で解決にこぎつけた。日露間では昨年4月、当時の麻生首相のブレーンだった谷内正太郎政府代表が毎日新聞の取材に「(4島ではなく面積等分の)3.5島(返還)でもいいのではないか」と発言し、波紋を呼んだが、日本政府はこれまで4島返還を求める立場を崩していない。【ユジノサハリンスク田中洋之】
◇交渉に見切り、態度を硬化か
日本との領土交渉で、メドベージェフ大統領は「独創的アプローチ」に言及するなど問題解決に意欲を示していた。しかし、昨年7月に日本の国会が、北方四島を「日本の領土」と明記した改正北方領土特措法を採択。民主党政権発足後、四島に近い北海道の根室を視察した当時の前原誠司国土交通相(現外相)が「ロシアが北方四島を不法占拠している」と発言するなど、ロシア側の神経に触れる動きが続いた。大統領はこれに先立ち昨年5月、クレムリン(大統領府)で行われた河野雅治大使の信任状奉呈式で麻生太郎元首相が「不法占拠」と発言したことを「容認できない」と異例の苦言を呈するなど不快感を表明しており、大統領が「日本とは交渉の余地がない」と見切りをつけ、態度を硬化させた可能性もある。
91年のソ連崩壊で旧ソ連を継承したロシアは、56年に日本とソ連が締結した「日ソ共同宣言」に基づき、歯舞、色丹の2島返還で幕引きを図りたい意向とされる。大統領の国後島訪問は「国後、択捉の返還は100%ありえない」ことのメッセージにも受け止められる。
ロシアは04年、中国との間で最後まで残っていた東部国境の画定問題を「折半方式」で解決。9月にはノルウェーと40年にわたり係争してきた海域の境界画定問題も、中露と同様の折半方式で解決。日露間では昨年4月、当時の麻生首相のブレーンだった谷内正太郎政府代表が毎日新聞の取材に「(4島ではなく面積等分の)3.5島(返還)でもいいのではないか」と発言し、波紋を呼んだが、日本政府は4島返還を求める立場を崩していない。【ユジノサハリンスク田中洋之】
◇ことば・北方領土問題
国会の北方領土返還決議などでは国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島、歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島の「4島」について、1875年の樺太・千島交換条約などを根拠に日本固有の領土と主張し、返還を求めている。4島の面積は5036平方キロ。日露通好条約(1855年)で択捉島以南を日本領と定め、樺太・千島交換条約、ポーツマス条約(1905年)で国境線は動いたが、4島が他国の領土となったことは一度もない。第二次世界大戦前は約1万7000人の日本人が住んでいた。ソ連軍は日本のポツダム宣言受諾(45年8月14日)の2週間後、4島に侵攻。その後、島在住の日本人を強制退去させた。ソ連を継承したロシアは「大戦の結果、日本は領有権を放棄し、ロシア領になった」として現在まで実効支配している。 ≪毎日新聞から転写≫毎日jp
「何もかも悪の仕組は分かりているぞ、いくらでも攻めて来てござれ、神には世の本からの神の仕組してあるぞ、学や知恵でまだ神にかなうと思うてか、神にはかなわんぞ」
「外国から攻めて来て日本の国丸潰れというところで、元の神の神力出して世を立てるから、臣民の心も同じぞ。」-日月神示より-
神さんに任せるか...
龍島日本!
ほら今度はシッポがかじられてるよ。
「国後」(クナシリ)はね、アイヌ語で【クナシル】(草島)だって。
でも「国後」は、国の後ろでしょ。
ロシアがね、国後の人たちにお小遣いを上げるんだって。
ほんでね、「国後はロシアの領土だ」って。
北方領土:露大統領訪問
「北に気つけと、北がいよいよのキリキリざと申して
執念(くどう)気つけてありた事近うなりたぞ」
どっかで聞いたような...
「我が国領土で大変遺憾」…菅首相
遺憾って... そんなこと言ってたって、いかんって!!
北方領土:ロシア大統領が国後島に到着
国家元首として初
≪毎日新聞から転写≫
【ユジノサハリンスク田中洋之】ロシアのメドベージェフ大統領は1日、北方領土の国後島を訪問した。ロシア首脳の北方領土訪問はソ連時代を含めて初めて。「北方四島が第2次世界大戦の結果、ロシア領になった」とする立場を正当化する狙いがあるとみられる。日本側が「日露関係を損なう」と警告していた北方領土訪問を大統領が強行したことで、両国の関係悪化と今後の領土交渉の難航は避けられない情勢となった。
メドベージェフ大統領は10月31日にベトナム公式訪問を終え、1日午前9時(日本時間同8時)ごろ、北方四島を事実上管轄する極東サハリン州の州都ユジノサハリンスクに専用機で到着。空港で小型機に乗り換え、国後島に入った。
現地からの情報によると、午前10時(同9時)過ぎ、国後島のメンデレーエボ空港に到着。同島の中心地・古釜布(ふるかまっぷ)(ユジノクリリスク)にある地熱発電所を視察した。作業員と懇談した大統領は、「日本のものではない(独自の)携帯電話網が島内全域に行きわたっている」と政府によるインフラ整備の実績を強調した。
大統領はその後、クリル(千島)諸島社会経済発展計画(07~15年)に基づいて建設・修復された学校や幼稚園、病院、アパートなどを視察。インタファクス通信によると、大統領は国後島の住民との懇談で「我々は人々が島にとどまることに関心がある」と述べ、島の発展のため投資を続ける考えを表明。幼稚園を視察した際、記者団に「ここの生活水準は改善され、ロシア中心部と同じようになるだろう」と語った。
メドベージェフ大統領は9月29日、北方領土を含むクリル諸島を「とても重要な地域で近く必ず訪れる」と表明。日本側は訪問中止を求めていたが、ロシア側は「大統領が自国の領土を訪れるのに他国と協議する必要はない」と突っぱねていた。
日露両国は11月中旬に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にメドベージェフ大統領が出席するのに合わせ、菅直人首相との首脳会談を予定。両首脳会談は今年6月に次いで2回目で、日本側は領土問題の本格交渉入りを目指していた。しかし、ロシア側が大統領の訪問で北方領土の実効支配を強化・継続する意志を明確にしたことで、日本側はさらに厳しい立場に追い込まれた形だ。
日中関係に続き、領土問題はさらに困難な状況に直面。一方で中露両国は良好な関係を深め、日本の北東アジア外交は一層、不安定化する可能性がある。
◇交渉に見切り、態度を硬化か
日本との領土交渉で、メドベージェフ大統領は「独創的アプローチ」に言及するなど問題解決に意欲を示していた。しかし、昨年7月に日本の国会が、北方四島を「日本の領土」と明記した改正北方領土特措法を採択。民主党政権発足後、四島に近い北海道の根室を視察した当時の前原誠司国土交通相(現外相)が「ロシアが北方四島を不法占拠している」と発言するなど、ロシア側の神経に触れる動きが続いた。こうした経緯から、大統領が「日本とは交渉の余地がない」と見切りをつけ、態度を硬化させた可能性もある。
自民党政権時代の昨年5月も、当時の麻生太郎首相がロシアによる「不法占拠」と発言したことがあり、大統領はその後クレムリン(大統領府)で行われた河野雅治大使の信任状奉呈式で「容認できない」と異例の苦言を呈したことがある。
91年のソ連崩壊で旧ソ連を継承したロシアは、56年に日本とソ連が締結し、両国の国会で批准された「日ソ共同宣言」に基づき、歯舞、色丹の2島返還で幕引きを図りたい意向とされる。大統領の訪問は「国後、択捉の返還は100%ありえない」とのメッセージにも受け止められる。
ロシアは04年、中国との間で最後まで残っていた東部国境の画定問題を「折半方式」で解決。さらに9月にはノルウェーと40年にわたり係争してきた海域の境界画定問題も、中露と同様の折半方式で解決にこぎつけた。日露間では昨年4月、当時の麻生首相のブレーンだった谷内正太郎政府代表が毎日新聞の取材に「(4島ではなく面積等分の)3.5島(返還)でもいいのではないか」と発言し、波紋を呼んだが、日本政府はこれまで4島返還を求める立場を崩していない。【ユジノサハリンスク田中洋之】
◇交渉に見切り、態度を硬化か
日本との領土交渉で、メドベージェフ大統領は「独創的アプローチ」に言及するなど問題解決に意欲を示していた。しかし、昨年7月に日本の国会が、北方四島を「日本の領土」と明記した改正北方領土特措法を採択。民主党政権発足後、四島に近い北海道の根室を視察した当時の前原誠司国土交通相(現外相)が「ロシアが北方四島を不法占拠している」と発言するなど、ロシア側の神経に触れる動きが続いた。大統領はこれに先立ち昨年5月、クレムリン(大統領府)で行われた河野雅治大使の信任状奉呈式で麻生太郎元首相が「不法占拠」と発言したことを「容認できない」と異例の苦言を呈するなど不快感を表明しており、大統領が「日本とは交渉の余地がない」と見切りをつけ、態度を硬化させた可能性もある。
91年のソ連崩壊で旧ソ連を継承したロシアは、56年に日本とソ連が締結した「日ソ共同宣言」に基づき、歯舞、色丹の2島返還で幕引きを図りたい意向とされる。大統領の国後島訪問は「国後、択捉の返還は100%ありえない」ことのメッセージにも受け止められる。
ロシアは04年、中国との間で最後まで残っていた東部国境の画定問題を「折半方式」で解決。9月にはノルウェーと40年にわたり係争してきた海域の境界画定問題も、中露と同様の折半方式で解決。日露間では昨年4月、当時の麻生首相のブレーンだった谷内正太郎政府代表が毎日新聞の取材に「(4島ではなく面積等分の)3.5島(返還)でもいいのではないか」と発言し、波紋を呼んだが、日本政府は4島返還を求める立場を崩していない。【ユジノサハリンスク田中洋之】
◇ことば・北方領土問題
国会の北方領土返還決議などでは国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島、歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島の「4島」について、1875年の樺太・千島交換条約などを根拠に日本固有の領土と主張し、返還を求めている。4島の面積は5036平方キロ。日露通好条約(1855年)で択捉島以南を日本領と定め、樺太・千島交換条約、ポーツマス条約(1905年)で国境線は動いたが、4島が他国の領土となったことは一度もない。第二次世界大戦前は約1万7000人の日本人が住んでいた。ソ連軍は日本のポツダム宣言受諾(45年8月14日)の2週間後、4島に侵攻。その後、島在住の日本人を強制退去させた。ソ連を継承したロシアは「大戦の結果、日本は領有権を放棄し、ロシア領になった」として現在まで実効支配している。 ≪毎日新聞から転写≫毎日jp
「何もかも悪の仕組は分かりているぞ、いくらでも攻めて来てござれ、神には世の本からの神の仕組してあるぞ、学や知恵でまだ神にかなうと思うてか、神にはかなわんぞ」
「外国から攻めて来て日本の国丸潰れというところで、元の神の神力出して世を立てるから、臣民の心も同じぞ。」-日月神示より-
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