PARISH OF THE HOLY CROSS
聖十字教会
PARISH（パリッシュ）と言うと、教区や檀家ですね。
こちらで、火葬された遺骨を納めることが出来ます。
フィリピンでは普通のお墓は、棺に入った遺体を埋葬しますが、
中国系や日本人の遺体は、火葬して納骨することが出来ます。
教会（教区）の横にある納骨堂の様子を撮りました。
211 J.P.Rizal Street, Barangay Tejeros, Makati City
(マカティ市テヘロス区、ジェイ・ピー・リサール通り 211)
マカティ市になりますが、地図のようにサンタアナ競馬場のすぐ近くです。
ロハス大通りからエドゥサ大通りに走る、ブウェンディア通りから
左手のパソンタモに入って、殆ど突き当たりに競馬場があります。
競馬場の手前の道が〔ジェイ・ピー・リサール通り〕です。
この教会はその競馬場から歩いて５分くらいの所です。
隣には、ピュア・ゴールド・マーケットがあり人が賑わっています。
〔ジェイ・ピー・リサール通り〕ですが、そのまま走ればキリノ大通り。
反対側は、マカティ市役所に行きます。
この〔ジェイ・ピー・リサール通り〕はそう広く無いけど国道です。
〔ジェイ・ピー・リサール〕とは、どうも「ホセ・リサール」の名のようです。
† † † † †
私も、この競馬場手前の〔ジェイ・ピー・リサール通り〕から
てくてく歩いて教会に来ました。
教会前の写真をいくつかご覧下さい。
† † † † †
教会の入り口です。
このキリストさん、凄くリアルに出来てて
痛々しそうだったので小さくしました。
写真をクリックすると↓拡大します。
聖母マリアさんでしょうか?
こちらも写真クリックで拡大します。
↓ ↓ ↓ ↓
※拡大写真は大きいですから驚かない様に。
あ。もうご覧になられましたあ? シイマシェン...
・キリスト像は、大きな５つの聖痕と茨の輪の傷、
それにムチで打たれた傷、十字架を運ぶ途中で
膝をついた時の傷など、とてもリアルでしょう?
ただ、「ロンギヌスの槍」で突かれた脇腹の傷は
右脇腹だったと思うんですが...
ロンギヌスは兵士の名のようですが定かではありません。
† † † † †
中へ入ります。
教会専属の賛美歌合唱団です。
写真の手前に置かれている３つの白い壷にお骨が入っています。
葬儀のお祈りが終わると、教会を出て隣の納骨堂にお骨を納めます。
火葬場からここまで、パサイ市の警察が先導してきました。
納骨をして、窓枠にセメントを塗り蓋をします。
通路と言ったほうがいい様な、ホントに狭い場所です。
まるで小さな団地かアパートですね。
綺麗になりました。
喪主の家まで、またエスコートをしてもらいます。
† † † † †
この日、私は待ち合わせのこの教会に１時間早く着きまして、
教会の敷地に居候をしている親子とお喋りをしていました。
親子４人、田舎から糧を求めてここまで来て、貧しいながらも
教会の軒を借りて生活をしています。
身につまされると言うか、私と同じ境遇のような...
すっかり仲良しになったこの二人の兄弟...
可愛いでしょう?
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