今どきの青春の詩

   
さて青春とはいったいなんだろう
その答えは人それぞれちがうだろう
ただひとつこれだけはいえるだろう
僕たちは大人より時間が多い
大人たちよりたくさんの時間をもっている



吉田拓郎の『青春の詩』の歌詞の一部分である。

彼は1946年の生まれだから今年還暦だ。
まさに『団塊の世代』といわれる年代。
来年は2007年問題などといわれているように
多くのこの年代の人たちが定年を迎える。

『たくさんの時間』を一生懸命に働いてきた人たち。
『青春』という言葉が死語になったこの時代

そんな『青春』を生きてきた人たちを対象にした商品が
ここ数年はたくさん出てくる気配。

これは最近TVでもCMが流れていた『CD付き雑誌』

★あの素晴らしい愛をもう一度/加藤和彦と北山修(1971)
★神田川/南こうせつとかぐや姫(1973)
★誰もいない海/トワ・エ・モア(1970)
★花嫁/はしだのりひことクライマックス(1970)
★青春の詩/吉田拓郎(1971)
★心の旅/チューリップ(1973)


の6曲が収録されたCDが1枚ついている。

自分の年代だと青春時代というより子供の頃聴いた音楽。

それでも懐かしくて買ってみた。
車のスピーカーから流れる曲を聴けば
『へ~こんな感じだったんだ』と新鮮!
自分の頭の中で流れていた曲調とは微妙に違う。

『花嫁』ってフォークソングだとばかり思っていたんだけど
かなりソウルフルなブラスが入っていてアメリカンサウンドだったんだな。
女性のリードボーカルもパワフルでフォークってイメージではない。

トワ・エ・モアのハーモニーもなかなかいい。
こんな曲を作っていた人たちが60歳を越えてるんだから
日本のポップ音楽も歴史ができてきた証拠だ。

これで390円は安い!
って思ったんだけど、これはこの創刊号の特別値段。
次号からは980円だという。

ここから先は人生の先輩たちにお任せして
オレはこの創刊号で打ち止めにしておこう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« ON THE Radio 本日の営業 »
 
コメント
 
 
 
そんな年ですか・・・ (Kirara)
2006-02-17 23:00:49
吉田拓郎が60歳なんてちょっと信じられないです。年月は容赦なく過ぎちゃうんですねー。
 
 
 
拓郎 (傷だらけの天使)
2006-02-18 00:15:47
全部抱きしめて、君と歩いていこう♪



いい歌ですよね~。

拓郎さんにはいつまでもいい歌を作ってほしいです。

ちなみに自分は彼の奥さん森下愛子のファンでした
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
 
 
<