傷だらけの天使のスローなブログ
ON THE ROAD
鬼門で済ますな!経験のなさが響いた敗戦(第34節コンサドーレ札幌戦)
コンサドーレ札幌3-1ベガルタ仙台
辛くても乗り越えなければならない敗戦・・・
この試合はまさしくそんな試合だ
前半1点先制されるも後半開始1分で同点に追いつき
残り10分で相手の選手がレッドカードで退場。
どう考えても流れはこちらにあった。
しかし試合終了前の5分に札幌に2点を取られて負け。
たしかに守備陣は気が抜けてしまっていた。(気を抜いてしまっていた)
非常に甘くヌルイディフェンスだった。
札幌が一人退場で人数が減ったとき札幌は『負けられない』と思ったのに対し
ベガルタは『勝つ』ではなく『勝てそうだ』と思ってしまったのではないだろうか?
人数が1人多い時は、より落ち着いてつながないといけません。
より近いところにつけて、3人目の選手が現れて三角の形を作ってもっとボールを回さないといけないのですけど、今日は1人多い状態になっても走ることを中心にプレーを続けてしまいましたから、数的同数と変わらないような状態でした。
これは試合後のサンタナ監督の言葉。
要は経験不足でゲームのコントロールができなかったということだ。
オシムブームで『走るサッカー』がトレンドだが
サッカーはそれがすべてではない。
今日の札幌の西谷を見て感じたのは運動量よりも
運動の質だなということ。
先制点のアシストの場面などあの一瞬だけだが
他の選手の倍のスピードの動きだった。
正直、現在のベガルタの日本人選手は経験の浅い若手か、
他チームで出場機会に恵まれなかった選手が中心だ。
そのせいか西谷と違って、なんでもないときには走れても
攻撃でも守りでもここ一番という時に足がすくんで動けなくなる場面が多い。
だからどうしてもJ1で修羅場をくぐり抜けてきた柏や神戸、東京ヴェルディ、
さらにJ2でも出場数の多い選手がいる札幌、横浜などの試合では
経験のなさを露呈して落ち着きを失ったり、勝負どころでのプレイの質など
で相手を上回れない場面もあり、今日のようにDFの数は足りていたのに
なすすべもなく相手のゴールを許すことがある。
GKと1対1になっても決められない場面もそうだ。
このここ一番の弱さがシンドロームの一番の原因のような気がする。
さらにホームで過度のプレッシャーでゲームコントロールがうまくいかないなど
ここ一番の勝負どころでつまずくことが多い。
ベルデニック時代も都並前監督も一番苦しんだのがここだ。
それを戦術や選手起用に置き換えたところで堂々巡りになるだけ。
オシムの言葉じゃないけど『負けて学ぶこと』もあるのは確か。
実際にフィールドでプレイする選手自体が乗り越えなければならない問題。
それができたとき『鬼門』というものが崩れていくのではないだろうか。
敗戦に関わらず試合後サポーターは『ベガルタ仙台コール』で選手の士気を鼓舞した。
札幌のフッキ選手は『ベガルタは名将サンタナ監督の下で一つまとまって
戦っているから強い』とコメントしてるとスカパーで放送された。
マスコミの煽りなどで、そのストロングポイントを失うことなどない。
ネット上の掲示板や一部ブログなどではたぶんネガティブな意見だとかが
でているのだろうが今はもうそんな時期ではないと思う。
なにがあっても戦っていかなくてはならない。
選手もサポもその気持ちが強いチームが勝つのだ。
非常に悔しい敗戦だけど、ここは気持ちを切り替えて前を向くしかない。
コンササポもまだ昇格をあきらめていないからこそあの応援だったと思う。
まだ上にいるオレたちの方がここで下を向くわけにはいかない。
次は水曜日ホームで横浜戦。勝利を目指そう。
2006年J2_total
順位表
【2006/08/19】
-----------------
チーム[勝点]得失
・・・・・・・・・・・・・・・・
1.柏 [62]+17
2.横浜FC[59]+19
3.神戸 [57]+18
4.仙台 [53]+26
5.札幌 [46] 0
6.東京V[46] -7
7.山形 [44] +4
8.鳥栖 [44] +4
9.水戸 [37]-13
10.湘南 [36] -6
11.愛媛 [30]-13
12.草津 [27]-20
13.徳島 [24]-29
辛くても乗り越えなければならない敗戦・・・
この試合はまさしくそんな試合だ
前半1点先制されるも後半開始1分で同点に追いつき
残り10分で相手の選手がレッドカードで退場。
どう考えても流れはこちらにあった。
しかし試合終了前の5分に札幌に2点を取られて負け。
たしかに守備陣は気が抜けてしまっていた。(気を抜いてしまっていた)
非常に甘くヌルイディフェンスだった。
札幌が一人退場で人数が減ったとき札幌は『負けられない』と思ったのに対し
ベガルタは『勝つ』ではなく『勝てそうだ』と思ってしまったのではないだろうか?
人数が1人多い時は、より落ち着いてつながないといけません。
より近いところにつけて、3人目の選手が現れて三角の形を作ってもっとボールを回さないといけないのですけど、今日は1人多い状態になっても走ることを中心にプレーを続けてしまいましたから、数的同数と変わらないような状態でした。
これは試合後のサンタナ監督の言葉。
要は経験不足でゲームのコントロールができなかったということだ。
オシムブームで『走るサッカー』がトレンドだが
サッカーはそれがすべてではない。
今日の札幌の西谷を見て感じたのは運動量よりも
運動の質だなということ。
先制点のアシストの場面などあの一瞬だけだが
他の選手の倍のスピードの動きだった。
正直、現在のベガルタの日本人選手は経験の浅い若手か、
他チームで出場機会に恵まれなかった選手が中心だ。
そのせいか西谷と違って、なんでもないときには走れても
攻撃でも守りでもここ一番という時に足がすくんで動けなくなる場面が多い。
だからどうしてもJ1で修羅場をくぐり抜けてきた柏や神戸、東京ヴェルディ、
さらにJ2でも出場数の多い選手がいる札幌、横浜などの試合では
経験のなさを露呈して落ち着きを失ったり、勝負どころでのプレイの質など
で相手を上回れない場面もあり、今日のようにDFの数は足りていたのに
なすすべもなく相手のゴールを許すことがある。
GKと1対1になっても決められない場面もそうだ。
このここ一番の弱さがシンドロームの一番の原因のような気がする。
さらにホームで過度のプレッシャーでゲームコントロールがうまくいかないなど
ここ一番の勝負どころでつまずくことが多い。
ベルデニック時代も都並前監督も一番苦しんだのがここだ。
それを戦術や選手起用に置き換えたところで堂々巡りになるだけ。
オシムの言葉じゃないけど『負けて学ぶこと』もあるのは確か。
実際にフィールドでプレイする選手自体が乗り越えなければならない問題。
それができたとき『鬼門』というものが崩れていくのではないだろうか。
敗戦に関わらず試合後サポーターは『ベガルタ仙台コール』で選手の士気を鼓舞した。
札幌のフッキ選手は『ベガルタは名将サンタナ監督の下で一つまとまって
戦っているから強い』とコメントしてるとスカパーで放送された。
マスコミの煽りなどで、そのストロングポイントを失うことなどない。
ネット上の掲示板や一部ブログなどではたぶんネガティブな意見だとかが
でているのだろうが今はもうそんな時期ではないと思う。
なにがあっても戦っていかなくてはならない。
選手もサポもその気持ちが強いチームが勝つのだ。
非常に悔しい敗戦だけど、ここは気持ちを切り替えて前を向くしかない。
コンササポもまだ昇格をあきらめていないからこそあの応援だったと思う。
まだ上にいるオレたちの方がここで下を向くわけにはいかない。
次は水曜日ホームで横浜戦。勝利を目指そう。
2006年J2_total
順位表
【2006/08/19】
-----------------
チーム[勝点]得失
・・・・・・・・・・・・・・・・
1.柏 [62]+17
2.横浜FC[59]+19
3.神戸 [57]+18
4.仙台 [53]+26
5.札幌 [46] 0
6.東京V[46] -7
7.山形 [44] +4
8.鳥栖 [44] +4
9.水戸 [37]-13
10.湘南 [36] -6
11.愛媛 [30]-13
12.草津 [27]-20
13.徳島 [24]-29
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