快勝みちのくダービー!ベガルタ伝家の宝刀カウンターサッカー炸裂!(第11節モンテディオ山形戦)

<ほぼ満員のベガルタ側ゴール裏>


モンテディオ山形0-3ベガルタ仙台

2006年シーズン第1回目の『みちのくダービー』
現在引き分けを挟んで4連勝中のベガルタと2連勝中の山形が激突。

試合の内容は前回の東京ヴェルディ戦と非常によく似ていた。
山形は仙台から移籍した財前を筆頭に足元のテクニックがある選手が多く
序盤から細かいパスをていねいにつないで仙台ゴールを攻め立てる。

ボールの支配率は圧倒的に山形の方が多い。
これでベガルタ不利かと思うが、山形は足元でボールをつなぐだけ、
スペースに走りこむような動きはない。

実はこういうチームのほうが今のベガルタには戦いやすい。
あのグダグダパス回しのヴェルディと同じで、ベガルタにとってはカモなのだ。
ただ止まってパスを回すだけだからポゼッションなどいくら相手が上でもかまわない。
決定的はシュートを打たせないようにしながら相手にボールをもたせ、
相手のボールを奪うタイミングをじっと待つ。

ボールを奪ってからはロペス、チアゴの両選手を中心に一気のスピードと精度の高いパスで相手ゴールを目指す。

今日もこの前のヴェルディ戦と同じように、最初は相手のペース
そこをじっと耐え、少ないチャンス(待っていたチャンス)を確実に決める。

ただ今日の先取点に関しては非常にラッキーだったと思う。
山形はシュートがゴールのポストに弾かれ得点できなかったのに対し、
ベガルタは熊林のセンタリングが折からの強風に流され直接ゴールに吸い込まれた。
ただそれも熊林がシンプルな前で勝負するプレイを心掛けたからだと思う。

先取点が取れれば、あとは攻撃的にくる相手に対しカウンターを決めて追加点を奪うお家芸の展開。
今日はダイレクトプレーが冴えてヴェルディ戦よりさらに進化したカウンター攻撃が見られた。



それにしても淋しいのは山形サポーターの数の少なさだ。
昨年の春のダービーの時の半分くらいしかいなかった。
とにかく山形側に空席が目立っていた。
だいたい1万1千人の入場者のうち7千人がベガルタサポーターとは淋しすぎる。
あのスタジアムを二分する『みちのくダービー』の雰囲気をもう一度復活させてほしいものだ。
これじゃ4戦すべてベガルタのホームゲームではないか


残念なことにスタジアム前の物産展も今回はなかった。
せっかくの『みちのくダービー』なのでまた前のような賑わいがほしい。
そのせいか帰りに寄った道の駅天童はお土産を買うベガサポでにぎわっていた。


あと今回の試合はモンテディオとベガルタ両チームのボランティアが運営を共同でやったという画期的な試合だった。
ご苦労様でしたと申しあげたい。

<家路・・・国道48号線、前方の山の向こう側が宮城県>


<おみやげ>

ラフランス饅頭・ミルクケーキ(ラフランス味)・青菜漬・財前が表紙のマッチディプログラム・モンテ勝ちピー


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コメント
 
 
 
完敗 (tae)
2006-04-24 01:08:27
暫くです。

今回の試合、行きたかったのですが、仕事が入ってて

行けませんでした。

ナント、息子は仕事を主人に代わって貰い、応援に

行ったそうです。

それにしても、0-3 じゃ、モンテディオ、だらしがない

それにサポーターの数が少なすぎますね。

何とかしなきゃ・・・

で、なんとも仕様がないのですが



今年のベガルタ、強いですね
 
 
 
みちのくダービー (傷だらけの天使)
2006-04-25 00:28:30
taeさん>

財前が両チームのサポからコールを受けるなど試合以外でも良いシーンがあって勝敗を越えた部分でも良いダービーだったと思います。

う~ん山形は去年は青白パネルの演出やスタジアムの外での物産展などダービーならではのお祭気分があってすごく良かったのですが、今年は淋しかったです。

秋に期待します。
 
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