食べ物でも食べず嫌いなものはありませんか?
ただ以前無理だったものが、今は食べれるようになったものもありませんか?
食べたら意外とおいしかった。
食べず嫌いを克服した瞬間です。
感情にも食べず嫌いがあるんです。
ただこの感情の食べず嫌いも克服することができます。
良薬、口に苦し。誰もがどこかで聞いたことあることわざ。
これを感情に当てはめると、負の感情を味わいたくなるかもしれません。
人は、味わいたくないマイナスの感情を、残したがります。
とってもまずそうで、嫌な思いをしそうだから。
でも、楽しいといったプラスの感情は味わいたがります。
とってもおいしそうで、幸せになれそうだから。
どういうことかというと、その人の中で、感情の好き嫌いができているんです。
私も過去、味わいたくない感情がありました。それは「甘えたい」という感情です。
「人に頼ってはだめだ」という価値観が、この感情を否定し続けていたんです。
「甘えたいなんて思うわけないじゃない、私は一人でも大丈夫な人だ。」って。
ただ、この感情があると分かり、勇気をもって食べた時、とっても苦いけれども、じんわり甘くなってきたんです。
「本当は甘えたかったんだね、かわいらしいね。」って。
同時に体の緊張感が抜けてすっきりしたのを覚えています。
感情は飴玉と思ってください。1つの袋の中に色々な味がついた感情の飴玉が入っている。
「楽しい」という飴玉であり、「劣等感」という飴玉。
それをおいしい味がするものばかりを選んで食べると、残りはおいしくなさそうな飴が残る。
といって、置いておいてもなくならないんです。
でも、飴ですよね。まずいと思っていても食べるとおいしいかもしれない。
どんな飴でも飴は飴。
味わうとおいしいんです。
大阪では飴のとこを、なぜか「飴ちゃん」と人みたいに言い、仕事に行くときは「飴ちゃん袋」をもって、みんなで交換しあうそうです。
その中には酸っぱいレモン味、苦い抹茶味、甘いリンゴ味など、色々な味のものが入っている。
でもどれを食べても、その味を味わいませんか。
苦かったり、酸っぱかったりした方が、次も食べたいと思うかもしれない。
どんな感情も、まずは味わってみてください。もしかしたら食べず嫌いなだけかもしれない。
カウンセラーは、そんな食べたらまずいと思っている飴玉を、食べれるようになるようお手伝いします。
食べれるようになった人の顔は、みんななぜか嬉しそう。
本当にほしかった、食べてみたかった味かもしれません。
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