メンタルヘルスを学ぼう!

ストレスチェック義務化に向けての準備や活動内容を。
日本を元気に(^^

【ストレス発散法で大切なポイント】

2022-01-31 19:58:46 | メンタルヘルス
ストレス発散法で大切なポイント】

ストレス発散法は個人によって合う合わないがあります。
逆に自分に合ったストレス発散法が見つからない、
という声もよく聞きます。

そもそもストレス発散とはどういうことでしょう。

ストレスとは、
ある出来事に対して私たちに生じる反応のことです。

さらにこの反応には、
プラスの反応とマイナスの反応に分けることができます。

プラスの反応とは、
上司に褒められた⇒うれしい気持ちになり、
次がんばるという意欲が出てきた。
という反応。

マイナスの反応とは、
上司に怒られた⇒辛い気持ちになり、
仕事に意欲が低下した、
という反応。

ただ今は、このマイナスの意味での反応=ストレスという
意味合いが大きくなっています。

もっと言えば、
上司に怒られた⇒見返してやろうと俄然がモチベーションが上がった、
となればプラスの反応となります。

話を戻せばストレス発散とは、
マイナスの反応が出続けている状態の中、どれだけプラスの反応が
できることを行うかということになります。

例えて言うなら、苦いお茶に甘いお菓子を食べる、
脂っこい料理に口をさっぱりさせるためにシャーベットを食べる。

マイナスをうまい具合にプラスで中和させて、
プラマイゼロに持っていくことです。

プラスの反応とは、自分にとって心地よい、楽しい、
うれしい、スッキリ、満足、幸福感が見いだせること。

これは個人によって違います。

運動をしてスッキリする。
運動の苦手な人ならストレスの何モノでもありません。

お酒を飲んで幸福感を得る。
飲めない人には意味が分かりません。

大切なのは、ストレス発散方法を探すところから考えるのではなく、
自分がどんな感情になりたいかをポイントに置き、

その感情になるためには、
どの手段で今までその感情を味わえたかを考えること。

また、ストレスがないという人がいます。
ストレスがない人はいません。反応ですから。

その人は無意識のうちにストレスのコントロールが
うまい人かもしれませんね。

ストレスに対して理解を深めたい、
ストレスを抱えやすいという人にピッタリなストレスケア研修は、こちら。

http://www.mental-healthcare.org/seminar/sc

【「悩み」のプロセスと相談対応】

2022-01-23 21:30:12 | メンタルヘルス
【「悩み」のプロセスと相談対応】

===================================

日本メンタルヘルスケアサポート協会では、
メンタルヘルスに関して様々な研修をオンラインで行っています。

特に今メンタルヘルスの分野でも関心が高いのが、【傾聴】のスキル。
しっかりと傾聴を身に着けて、
会話コンプレックスからたった1日で脱出できる、
傾聴カウンセラー養成講座を実施しています。

傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。
http://www.mental-healthcare.org/topics/2021/03/post-119.html
===================================

人の「悩み」。
解決したいから「相談」する。

このプロセス(過程)は、
様々な相談の中で当たり前のようなことです。

悩まなければ相談はしないのも当たり前です。

ただ相談対応をされる方で最も困るのは、
「何が最も有効な解決策かを見極める」こと。

そこで大きなヒントになるのが、
悩みとなるプロセスです。

ここで悩みに至るまでの経緯を考えてみたいと思います。

悩みには、それを作った根本となる
「出来事」「きっかけ」があります。

上司にバカにされた。

仕事で失敗をした。

言ったことをちゃんとしてくれない等。

そしてそういった出来事により、
感情がマイナスへ変化します。

上司にバカにされた⇒悲しい・悔しい

仕事で失敗をした⇒劣等感・挫折感

言ったことをちゃんとしてくれない⇒もどかしさ・苛立ち

そして症状がでてきます。

上司にバカにされた
⇒悲しい・悔しい
⇒上司とうまくコミュのケーションが取れなくなった

仕事で失敗をした
⇒劣等感・挫折感
⇒新しいことに挑戦する気持ちがなくなった

言ったことをちゃんとしてくれない
⇒もどかしさ・苛立ち
⇒怒りっぽくなった・どうしても当たってしまう

これが、悩みの誕生です。

相談対応を行う場合、
このプロセスをしっかり聴き出すことがまず大切。

その上で、出来事と感情のどちらにアプローチをするかなのです。

上司にバカにされた
⇒上司にごめんと言ってもらう
⇒悲しい・悔しい気持ちの消滅
・・・上司に今の気持ちを伝えてみる

仕事で失敗をした
⇒今回だけで次回はそのようなことがないという考え方に変換
⇒劣等感・挫折感の消滅
・・・考え方の変換法

言ったことをちゃんとしてくれない
⇒あきらめる
⇒もどかしさ・苛立ちの消滅
・・・気にしないでいるためにはどうしたら良いかを考える

ベストな答えとは、相手が望む結果を見つけ、
そのためにどうしたら良いかを考えること。

だからこそ、そのプロセスを引き出していくことが
遠回りの様で実はもっとも速い問題解決策なのです。

【「悩み」のプロセスと相談対応】

2022-01-20 14:22:18 | メンタルヘルス
【「悩み」のプロセスと相談対応】

===================================

日本メンタルヘルスケアサポート協会では、
メンタルヘルスに関して様々な研修をオンラインで行っています。

特に今メンタルヘルスの分野でも関心が高いのが、【傾聴】のスキル。
しっかりと傾聴を身に着けて、
会話コンプレックスからたった1日で脱出できる、
傾聴カウンセラー養成講座を実施しています。

傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。
http://www.mental-healthcare.org/topics/2021/03/post-119.html
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人の「悩み」。
解決したいから「相談」する。

このプロセス(過程)は、
様々な相談の中で当たり前のようなことです。

悩まなければ相談はしないのも当たり前です。

ただ相談対応をされる方で最も困るのは、
「何が最も有効な解決策かを見極める」こと。

そこで大きなヒントになるのが、
悩みとなるプロセスです。

ここで悩みに至るまでの経緯を考えてみたいと思います。

悩みには、それを作った根本となる
「出来事」「きっかけ」があります。

上司にバカにされた。

仕事で失敗をした。

言ったことをちゃんとしてくれない等。

そしてそういった出来事により、
感情がマイナスへ変化します。

上司にバカにされた⇒悲しい・悔しい

仕事で失敗をした⇒劣等感・挫折感

言ったことをちゃんとしてくれない⇒もどかしさ・苛立ち

そして症状がでてきます。

上司にバカにされた
⇒悲しい・悔しい
⇒上司とうまくコミュのケーションが取れなくなった

仕事で失敗をした
⇒劣等感・挫折感
⇒新しいことに挑戦する気持ちがなくなった

言ったことをちゃんとしてくれない
⇒もどかしさ・苛立ち
⇒怒りっぽくなった・どうしても当たってしまう

これが、悩みの誕生です。

相談対応を行う場合、
このプロセスをしっかり聴き出すことがまず大切。

その上で、出来事と感情のどちらにアプローチをするかなのです。

上司にバカにされた
⇒上司にごめんと言ってもらう
⇒悲しい・悔しい気持ちの消滅
・・・上司に今の気持ちを伝えてみる

仕事で失敗をした
⇒今回だけで次回はそのようなことがないという考え方に変換
⇒劣等感・挫折感の消滅
・・・考え方の変換法

言ったことをちゃんとしてくれない
⇒あきらめる
⇒もどかしさ・苛立ちの消滅
・・・気にしないでいるためにはどうしたら良いかを考える

ベストな答えとは、相手が望む結果を見つけ、
そのためにどうしたら良いかを考えること。

だからこそ、そのプロセスを引き出していくことが
遠回りの様で実はもっとも速い問題解決策なのです。

【読書会の種類とは?】

2022-01-15 21:08:58 | 日記
読書会の種類とは?】


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『五感をひらく読書会(共読会)』

月二回の定例読書会と分科読書会
オンラインで開催しています。

本は当日その場で
順番に声に出して読みながら

分からないこと、皆に聞きたい事
思い出した事や感想などを
その場で随時共有していくスタイル。

“事前準備のいらない”
参加しやすい読書会です。

中学生、大学生から
教師やカウンセラーを含む大人まで
場所も関東から九州まで幅広い参加者のいる
5年以上の歴史のある安心な読書会です。

ぜひ覗いてみて下さいね。

読書会の情報はコチラ
https://peraichi.com/landing_pages/view/demian

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一般に読書会というと、
あらかじめ本を読んでから参加する形式の
読書会が多いようです。

その中でも二つに分かれ、
一つは参加者が課題図書を読んで参加する読書会

もう一つは紹介、おススメ型で
主催者が読んでいて解説したり魅力を伝えたりする
形式の読書会
ビブリオバトルなんかもこの形式に
含まれるかもしれません。

でも、読みたいと思ってもなかなか読めないで
結局買わなかったり、積んだままになったり
する事も多いもの。

こちらの『五感をひらく読書会(共読会)』では
参加した場で読んでいく形式なので

その場で内容に関して語ることが出来るから
内容への理解も、そこから広がる発想の深さも
独りで読むのとは段違いです。

上手に読めるか不安という方もいるかも
知れませんけれど、慣れると楽しいです。

そもそも100年くらい前までは
こんなに印刷が普及していないから
本は声に出して読むのが普通でした。

だから、中世ヨーロッパのの図書館には
キュレルという仕切りがあって
ぶつぶつと声に出して読めるように
なっているのです。

読み切るのに時間はかかるけど、
なるべく読み切りやすいものを皆で選んで
読んでいます。

即アウトプットするから、
思考と言葉の訓練に良く
すべてのスキルの根っこを底上げしてくれます。

まずは、お問合せからお気軽にどうぞ!

【食事をよく噛んで食べるとメンタルヘルスに良い?】

2022-01-08 20:50:53 | メンタルヘルス
【食事をよく噛んで食べるとメンタルヘルスに良い?】

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日本メンタルヘルスケアサポート協会では、
メンタルヘルスに関して様々な研修をオンラインで行っています。

特に今メンタルヘルスの分野でも関心が高いのが、【傾聴】のスキル。
しっかりと傾聴を身に着けて、
会話コンプレックスからたった1日で脱出できる、
傾聴カウンセラー養成講座を実施しています。

傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。
http://www.mental-healthcare.org/topics/2021/03/post-119.html
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食事をよく噛んで食べなさい、とは幼少期から言われ続ける言葉で、
あなたも言われたことがあるかもしれません。

ただ、だいたいの意味は
「消化不良を起こすから」という意味合いが多いです。

消化という部分では、
ごもっともな話ですが、

次に出てくる言葉が
「食事は落ち着いてゆっくり食べましょう。」

メンタルヘルスの観点から、
実はこれが重要なのです。

噛むという行為は、
歯が強くなるとか、顎が鍛えられるとか、
消化に良いとか、身体に様々な利点を促します。

メンタルヘルスの観点では、
噛む=一定のリズムとなり、それが脳を刺激し、
心の安定に欠かせない「セロトニン」という
感情ホルモンの分泌を促していくのです。

「落ち着いてゆっくり食べる」とは、
逆の発想からいうと、

「噛むことでセロトニンが分泌され心が安定し、
落ち着きや心のゆとりが生まれる」ということになります。

普段から食事の早い方は、
どちらかと言えばイライラ感が一日続いてる方も
多いのではないでしょうか。

心にゆとりを持ちたいと思えば、
まずはゆっくり噛んで食べること。

時間がもったいないと考える方もいますが、
たった3分食事の時間を長く取るだけで、
その後の仕事の効率も違ってくるかもしれませんね。