霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

今日は田端から、下町の銀座巡りぢゃっ

2005年05月05日 | 関東の旅(東京23区)
⇒岡村家一族
今日は、聡子さんの縄張りである駒込近辺の徘徊からスタート。
田端駅前の田端文士村記念館をまず訪れた。明治末期から昭和の前半までというかなりの長期間に渡って、芥川龍之介や菊池寛・平塚らいてう・室生犀星などの著名文士に加えて、画家や彫刻家・音楽家などの多彩で多くの芸術家がここに集結したことに、しこたま吃驚。
次いで、赤い紙が全身に貼られた2体の仁王像が不気味な、東覚寺へ参内。案内板によれば、体の悪い部位に赤紙を貼ると治癒するそうで、すぐ脇に沢山のわらじが吊るされているのは、病が治った時にわらじを奉納するためだそうな。最近よくある、宗教団体や教祖だけが儲かる仕組みの「えせ宗教」は大嫌いだが、赤紙仁王のような信仰には素直に同感できる。
赤紙仁王通りから田端銀座に入り、続いて駒込東銀座(アザレア通り)、駒込銀座(駒込さつき通り)を抜けて本郷通りへ出た。
駒込界隈では評判のブランタンでコーシーとケーキでも、と立ち寄ったが、祝日のせいか閉まっていた…残念っ!
続いて霜降銀座から染井銀座に入り、櫻井本店で涎たらたらもんの和菓子3種類(写真)を買い求めてその場ですぐにかぶりつく。柏餅の葉っぱのしっとりさと香ばしさは、日本一ではなかろうか。江戸の和菓子は、どうしてこうみんな美味いんだぁ!
そして、本日の銀座巡りの最後を西ヶ原銀座で締めて…と思ったが、まだ2時間しか経っていなかったので、文京区の南部に向けて歩を進めた。
染井霊園⇒巣鴨とげぬき地蔵⇒大塚駅⇒護国寺⇒オルゴールの小さな博物館⇒旧細川藩下屋敷庭園⇒椿山荘⇒目白坂⇒茗荷谷林泉寺⇒播磨坂⇒伝通院⇒源覚寺(こんにゃくえんま)と歩いて、JR水道橋にたどり着いたら5時間半が経過していたので、電車で帰ることにした。
「旧細川藩下屋敷庭園」と書いたが、実際には「新江戸川公園」という意味不明で色気無しの名前が付いている。近くに「江戸川公園」があるので、能無しの木っ端役人が「新」を付けたと思慮されるが、細川藩(熊本藩)の下屋敷及び本邸だったのは事実なのだから、歴史通りのネーミングをすべきだと思うが、文京区長さん。今からでも遅くはないから、早く改名してくれぃ。たとえ文京区の所有物であっても、熊本を侮辱するとえらい目に遭うよ。
今日はかなり汗をかいたので、綱島温泉⇒風呂上がりのスーパードライというお約束のコースも、忘れずに実行…ハハハ

 

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