霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

行って来ました「大浮世絵展」

2014年05月21日 | 山口の名所

2014年5月21日(水)

雨も上がったし、平日だし、午後1時頃なら多分空いているだろうと推測して、出かけました。
・・・が、さにあらず。やはり大人気のようで、入り口の行列こそ無かったものの、会場は多くの客て賑わっておりました。
まぁ、それでもニュースでやってたような大混雑ではなかったので、じっくり時間をかけさえすれば、一つ一つの銘品をたっぷりと鑑賞することができました。

有名ドコロの菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳などはもちろん、それ以外の絵師も含む高名で秀逸な作品ばかりを、よくもこれだけ一堂に会することができたと感心してしまう、圧巻の展示です。
出展元をざっと見ても、国内の主要な美術館・博物館は言うに及ばず、大英博物館、ギメ東洋美術館(パリ)、ベルリン国立アジア美術館、ホノルル美術館などから、海外に流出した逸品までもがこれだけ揃っているのは、なかなか見応えがあります。
展示品が多すぎて(全439点)一度には展示できないみたいで、週替りで少しづつ入れ替えをしているようです。従って、今回の全作品を見ようと思えば、二ヶ月の期間中に最低4回は行く必要があるみたいです。
つまり、二週間おきに行けばいいってこと・・・カンタンニ言エバ

展示は、ほぼ時代順によく整理してあり、浮世絵の創成期から発展期、そして円熟期から明治時代に入ってからの転換期までもが、とても理解しやすく展示してあります。
多分、これだけの多くの作品を一度に展示することができたことによって、時代の流れによる浮世絵の変化も浮き彫りにすることができたのだと思います。これが、有名ドコロの作品だけを展示したのでは、こう上手くはいかなかったことでしょう。

行かれる方は私のように、直前にローソン(セブン・イレブンでもいいけど)に立ち寄って前売券をお買い求めになると、200円浮きます(写真下)。



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