霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

小手調べに、改造アンテナを作ってみた

2014年10月16日 | PC・家電・音楽・無線

2014年10月16日(木)

アンテナアナライザーの製作が完了したので、まずは小手調べに市販アンテナの改造にチャレンジし、この測定器が実際にどれだけ役に立つのかを検証してみることにした。

ダイヤモンド社製のHF15CLなる、21MHz用センターローディングアンテナの上部エレメントを取り外して、ここにローディングコイルを更に追加することで、18MHzで使えるようにできないかという姑息(hi)な企みだ。
タイトル写真がローディングコイルを巻く部分で、決して横笛の出来損ないではないっ!
10mmΦで1mm厚のアルミパイプ、8mmΦのアルミ棒、それに10mmΦの木製棒を細工して、写真のように一本ものにした。材料は全て、いつものグッディ(ホームセンター)で揃うものばかりで、値段も皆百円単位のものなので知れている。

アルミパイプには、タイトル写真のように3mmの貫通穴を4個ずつ空ける。4個の内の中程の2個の穴は抜け防止と強度不足対応で、3mmのビスナットで貫通締めする。一番内よりの穴は、ここにラグ端子を共締めして、ローディングコイルの端を半田付けする。
両端からは、エレメントを挿入する3mmの穴を空けるのだが、ボール盤で作業すればそう難しいものでもない。4個の穴の内の一番外よりの穴は、4mmのタップネジを切り、両端に接続するエレメントの締め付け用に、4mmのビスを取り付ける。
ローディングコイルは、1.6mmのスズメッキ線を適当にスペース巻きして、上下で半田付け。巻き終えてから巻き数を数えてみると30Tだった。これらの出来上がりが、写真下だ。


まずはこの状態で、車に取り付けてアンテナアナライザーで共振周波数を測定してみると、最上部エレメントの長さが1mの状態で、何とほぼ18MHzに共振していることが分かったので、早速SWRを測定してみた。
当然のことながら、バンド内全てでSWR1.0という信じられない値に、オー・マイ・ゴォ~
試しに、わざと最上部エレメントを長いものや短いものに変えて、共振周波数が18MHzよりもずれていることをアンテナアナライザーで確認した後にSWRを測定してみると、やはり2や3の値を示すので、間違いないことも確認できた。
つまり、SWRを測定する前に、アンテナの状態がほぼ完璧に分かるというのが、このアンテナアナライザーのすごいところなのだと、当たり前のことだが確信できたのだ。作ってみて良かったぁ~。

外観はまぁこのままでもいいのだが、やはり見映えと耐久性を考えて、熱収縮チューブで全体を覆うことにして、15mmΦのチューブをグッディや他のホームセンターでも探してみたが見当たらず、これだけはネットで購入した。長さ1mものでも数百円で、これを装着すると、そこそこに性能のいいアンテナらしく見えてくるから不思議だゎ(写真下)。

写真の上部に見えるのは、アンテナアナライザーのダイヤル目盛りと共振周波数の対照グラフで、実測値をExcelの対数グラフに落としたもの。このグラフのお陰で、周波数カウンターが手元に無くても、凡その共振周波数がダイヤル目盛りから分かる。

いよいよこれを車に取り付けて、18MHzで電波を出してみた。国内外共に結構コンディションは良くて、沖縄(JS6TEY)、室蘭(JF8TMD)と快調に交信ができたことでつい頭に乗って、ギリシャ(SV3AQR)、東オーストラリア(VK9DLX)とも難なく交信を完了。
僅か2m余りの長さのこんなやっつけアンテナでも、そこそこ電波は飛んでいくものだと、満足感に浸ることができたのであります。

HF15CLの上部に取り付けると写真下のようになり、市販品と比べても(並べても)そう遜色の無い出来上がりではないかと、自画自賛・・・ハハハ。


18MHzへの改造が思ったよりも簡単にできてしまったので、次は、同じ手法でローディングコイルを更に太く(多く)して、14MHzや10MHzにもチャレンジしてみよう。

アマチュア無線に興味の無い方には、全く意味不明の記事でスンマッセン!!!



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さっこ)
2014-11-02 17:23:35
ほんとに…意味不明っす。

ハイテクたて笛を作ったということかな。
返信する
ん~~~ ()
2014-11-02 20:12:12
ま、ホームセンターのありきたりの材料でアンテナを作ったと言うことでは、多少のテクかも知れないが、ハイテクまではいかない・・・と思う。

がしかし、決して「たて笛」ではないっ!
返信する

コメントを投稿