2014年9月30日(火)
久し振りに、モービルでアマチュア無線を再開しましたが、車載用の自作アンテナを作ってみたくなり、その手始めにまずは測定機とばかりに、アンテナ・アナライザーの製作に取り掛かったのであります。
ウン万円を工面すればメーカー製が手に入ることは分かっていますが、その中身は値段ほどの大したものでもないし、50Ωかそれとも60Ωなのかが問題になるほどにシビアな数値や精度は必要無いし、ざっと計算しても部品代は5千円程もあれば作れそうなので、作ってみることにした。
ケースの穴あけから始めて、一週間ばかりでタイトル写真のように出来上がり。
電池(単四ニッケル水素電池×4)は内蔵せずに、ボックスに入れてケースの背中に取り付けたので、写真のようにスマホより一回り小さなケース(タカチSW-120B)に納めることができた。・・・と言っても、ケースの中は各部品で結構ひしめき合ってて(写真下)、部品の向きや配置を決めるには、少々の手間がかかったのは確か。
写真の上部に見えるのが、フリーの回路図描画ソフトの「BSch3V」で作図した配線図だが、LTC-1799モジュールを使ったその筋ではよく知られた回路で、特に変わったことはしていない。
がしかし、これまた久し振りに、2.54mmピッチのユニバーサル基板に半田付けをしたのだが、夜間は目がよく見えないことが分かったので、この基板作成だけは昼間に行うはめになったのは、年のせいで仕方がない・・・ハハハ。
全体が出来上がれば、スイッチを入れればすぐに使えるので、試しに自作の50Ωダミーを写真のように取り付けて測定してみたが、下部右の青いツマミで抵抗分が、その左の少し大きいツマミでリアクタンス分ゼロの点が、簡単に探知できるのは、当たり前だが嬉しいもんだ。
発振周波数は右下のバーニアダイアル付き多回転ボリュームで設定するのだが、タイトル写真のような韓国製の安価なデジタルマルチメータで周波数を確認できるので、バーニアダイアルの目盛り数値を覚えておけば、実際のアンテナ測定時にはデジタルマルチメータは必要無い。
ニッケル水素電池を使ったことで電圧が安定しているからか、周波数の安定度も頗る良く、ウン万円のアメリカ製品のように、ちょくちょく周波数を微調整する必要も無いのは、ありがたい。
さぁ、これで次は、アンテナの自作にとりかかることにしよう。
で、何で「ドライザー壱号」なる命名をしたかと言えば、
そもそもが、アンテナ・アナライザーなのだが、正面から見てみると、何となく「どらえもん」のように見えた・・・ただそれだけのことで「ドライザー」にしたと言うことで。
余り芸が無くて、すんまっせぇ~ん \(~o~)/
最新の画像[もっと見る]
- たぬきとの知恵比べ・・・その2 10年前
- たぬきとの知恵比べ・・・その2 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 「アンテナ・アナライザー」を作ってみました 10年前
- 「アンテナ・アナライザー」を作ってみました 10年前
- 「アンテナ・アナライザー」を作ってみました 10年前
- 三年振りの「山口薪能」 10年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます