霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

三回目の萩往還(佐々並⇒萩市) その3

2012年10月20日 | 萩往還
2010年10月20日(土) その2からの続き「道の駅萩往還」は、さっと通り過ぎようと思っていたのだが、売店に入って商品を眺めている内に何か買いたくなって悩んでしまい、結局30分程度店内をウロウロしてしまうはめになってしまった。結局これが、萩へついてから帰途のチョンボに繋がるのだが、・・・まぁ、それは置いといて。道の駅横の地下道を潜ると直ぐに、「女体解剖地跡」なる何だかおどろおどろしい説明板と、そ . . . 本文を読む

三回目の萩往還(佐々並⇒萩市) その2

2012年10月20日 | 萩往還
2012年10月20日(土) その1からの続き一升谷の下り坂には、そのちょうど中程に見事な石畳があり(タイトル写真)、街道の左手に沿うようにサラサラと流れる渓流と共に、ゆっくりと往時を偲びながら木立の間を歩いていける。更に下って明木市(あきらぎいち)のすぐ手前で国道262号の地下道を潜ると、赤間関街道中道筋の分岐点があり、その先で三叉路に突き当たる(写真下)。この道が旧国道262号で明木市のメーン . . . 本文を読む

三回目の萩往還(佐々並⇒萩市) その1

2012年10月20日 | 萩往還
2012年10月20日(土)前回の続きで、愈々最終行程の佐々並から萩市内まで(寄り道無しなら約20km)を、ゆるゆると歩いてみた。自宅から佐々並まではマイカーで行き、JA佐々並の売店で飲み物他を仕入れて、さて車をどうしようかと思い、このままJA佐々並の駐車場に置いておくか、それとも、道の駅か佐々並支所へ移動させておくか、暫し迷ったのだ。が、どうせ17時頃までには帰ってこれるだろうとたかをくくって、 . . . 本文を読む

三回目の萩往還(山口市⇒佐々並) その3

2012年09月23日 | 萩往還
2012年9月23日(日) その2からの続き「防長国境の碑」を過ぎると県道62号をそのまま下っていき、すぐに「21世紀の森・夏木原キャンプ場」が見えてくる。このキャンプ場の入口横に「吉田松陰の碑文」が建っている(タイトル写真)。安政六年五月二十五日に萩から江戸への護送途中、ここ夏木原でしばしの休息を取った時の感慨を、七言絶句と言われる漢詩に表したそうな。『自分は天に恥じることなく正しいことをしたの . . . 本文を読む

三回目の萩往還(山口市⇒佐々並) その2

2012年09月23日 | 萩往還
2012年9月23日(日) その1からの続き天花坂口からの急な石畳道は「四十二の曲がり」と言われる通り、急斜面を幾重にも曲がりながらどんどんと高度を上げていくのが分かる。一気に板堂峠まで登り切るのはオイラの体力では無理で、途中で三回位切り株で小休止しながら息を整えつつ登っていく。板堂峠までの約三分の一位の地点にあるのが「六軒茶屋跡」(タイトル写真)で、往時の建物群がそれらしく復元されているのだが、 . . . 本文を読む

三回目の萩往還(山口市⇒佐々並) その1

2012年09月23日 | 萩往還
2012年9月23日(日)二ヶ月前の「三田尻⇒山口市」の続きで、山口市⇒佐々並までを歩いてみた。朝10時にJR山口駅前をスタートし、駅通りを直進した後右折して米屋町のアーケードを抜け、札の辻で左折して旧国道9号の竪小路(たてこうじ)交差点を渡って直進する。右手に、大内氏菩提寺の龍福寺や八坂神社を見ながら、国道9号の上竪小路交差点も渡って更に直進すると、今度は左手に、毛利家墓所や . . . 本文を読む

三回目の萩往還(三田尻⇒山口市) その2

2012年07月21日 | 萩往還
その1からの続き国道262号の側道を登って行くと、鯖山(佐波山)トンネルの少し手前から左側に旧道が残っていて、登り切った峠には、明治天皇行幸の碑と、郡境の碑(タイトル写真)が建っている。郡境の碑には、「従是南佐波郡 従是北吉敷郡」と彫ってあり、萩往還を歩く人にしか見向かれることのないものの、草生した中に凜と立っている様は、なかなかいいものだ。峠を下って山口市域に入り、すぐの右手にはここにもまだ一昨 . . . 本文を読む

三回目の萩往還(三田尻⇒山口市) その1

2012年07月21日 | 萩往還
2012年7月21日(土)前回、萩往還を歩いたのは、三年前の9月から10月にかけてで(前回の記事)、久し振りにまたこの道を歩きたくなって出かけた。今回は三田尻から萩へ向けて歩き始めることにして、JR山陽本線で防府まで行き、防府駅から南東方向へ道程で2km位のところにある「三田尻御舟蔵跡」(タイトル写真)へまずは向かい、ここからスタートする。前回歩いた時と、途中の案内標識などに何ら変化は無く、相変わ . . . 本文を読む

萩往還その3(山口⇒防府)

2009年10月31日 | 萩往還
2009年10月31日(土)萩往還もいよいよ三回目になり、最終行程の山口から防府(三田尻)までを歩いてみた。JR山口線で山口駅まで行き、駅前から旧道を歩き始めたが、萩市周辺と違って、山口市周辺には萩往還を示す標識がほとんど見当たらず、全体としての一貫性の無いこと甚だしい(萩市では立て看板だが、山口市ではほとんど無く、防府市では路面に埋め込んだ標識という具合)。各市町村がバラバラに整備するのではなく . . . 本文を読む

萩往還その2(佐々並⇒山口)

2009年10月10日 | 萩往還
2009年10月10日(土)JR山口線で山口駅へ行き、駅前からJRバスの萩行きに乗って佐々並で降りてから、前回の続きを歩き始めた。朝晩は結構涼しくなってきたものの、陽の射す日中はまだまだ暑いワィ。佐々並市を過ぎると、暫くは長閑な田園を縫うような萩往還道と国道262号線を交互に歩き、国道と別れて日南瀬から長瀬に抜ける道は、最も旧道らしい田舎道が続く。江戸に送られる吉田松陰が詠んだと言われる七言絶句の . . . 本文を読む

萩往還その1(萩⇒佐々並)

2009年09月05日 | 萩往還
2009年9月5日(土)引越し後の片付けもようやく一段落着いたので、久しぶりにウォーキングを再開。2月の初めに、萩往還を、三田尻(防府市)から萩に向かって一度歩いているが、今回は逆方向に、萩から三田尻に向かって歩くことにした。小郡からJRバスに乗って萩バスセンターまで行き、ここから歩き始めたが、萩市内には萩往還の順路を示す標識は全く無くて、地図を事前に準備しておかないとどこに向いて歩いて行けばいい . . . 本文を読む