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⇒岡村家一族 2008年7月27日(日)
さる筋より、(全国)国立博物館パスポートなるものをいただいたので、早速、上野まで出掛けた。東京・京都・奈良・九州の国立博物館を、平常展は一年間何度でも、特別展は六回まで入場できるので、今巷で話題の特別展「対決・巨匠たちの日本美術」を鑑賞することにした(写真上)。
運慶vs快慶から始まって、狩野永徳vs長谷川等伯、俵屋宗達vs尾形光琳、円空vs木喰、伊藤若仲vs曽我蕐白、喜多川歌麿vs東洲斎写楽その他、鎌倉から明治にかけて、同時代に生きたライバル或いは師匠と弟子など、ペアで比較しながら鑑賞できるという、何とも贅沢な展示で、人混みを掻き分けてでも行ってみた価値があった。
印象に残ったのは尾形光琳の「菊図屏風」で、能の「菊慈童」に題材を得たそうだが、屏風に描かれた無数の菊の花びらが、何と立体的に盛り上がっているではないかっ!。説明書きによれば「胡粉盛り」と呼ばれる手法らしく、蒔絵でよく見られるあれだ。300年も前に描かれたとはとても思えない、抜群のデザインセンスやこれらの技巧には、大混雑の雑踏もしばし忘れさせてくれる魅力に溢れていた。
芸術をたっぷりと鑑賞した後は、先々週の帰省時に買い損ねた「ウェスト」銀座本店のシュークリームを思い出して、西銀座へ足を伸ばした。持ち帰りは夕方5時まで、その後2時間までしか保証しないという品質本位の店だから、土産として山口まで持ち帰れないので、一族を代表してオイラが味わってみたゾォ。
せっかくなので、店の奥にある喫茶に入ることにした。昼の2時過ぎだから一番空いている時間かと思いきやさにあらず満員で、暫し待った後に漸く入店。普通のカスタードクリームにするか、それとも生クリームにするか迷ったが、思い切って、生クリームにゴルゴンゾーラチーズ風味が加わったヤツにしてみた(写真下)。いつもなら、たかがシュークリームごとき、ムンズと掴んで大口で一気に頬張るのだが、……
……デカイ!!!
生まれて初めて、シュークリームをナイフとフォークで食べた。それも、半分ではなく4分割して。何せ、生クリームの量も半端じゃないのだが、ほんのり漂う玉子の風味と、チーズの心地よい香りとのマッチングが絶妙。お代わり自由のコーヒーと供に、至福のひとときを味わったのであるぅ~
さる筋より、(全国)国立博物館パスポートなるものをいただいたので、早速、上野まで出掛けた。東京・京都・奈良・九州の国立博物館を、平常展は一年間何度でも、特別展は六回まで入場できるので、今巷で話題の特別展「対決・巨匠たちの日本美術」を鑑賞することにした(写真上)。
運慶vs快慶から始まって、狩野永徳vs長谷川等伯、俵屋宗達vs尾形光琳、円空vs木喰、伊藤若仲vs曽我蕐白、喜多川歌麿vs東洲斎写楽その他、鎌倉から明治にかけて、同時代に生きたライバル或いは師匠と弟子など、ペアで比較しながら鑑賞できるという、何とも贅沢な展示で、人混みを掻き分けてでも行ってみた価値があった。
印象に残ったのは尾形光琳の「菊図屏風」で、能の「菊慈童」に題材を得たそうだが、屏風に描かれた無数の菊の花びらが、何と立体的に盛り上がっているではないかっ!。説明書きによれば「胡粉盛り」と呼ばれる手法らしく、蒔絵でよく見られるあれだ。300年も前に描かれたとはとても思えない、抜群のデザインセンスやこれらの技巧には、大混雑の雑踏もしばし忘れさせてくれる魅力に溢れていた。
芸術をたっぷりと鑑賞した後は、先々週の帰省時に買い損ねた「ウェスト」銀座本店のシュークリームを思い出して、西銀座へ足を伸ばした。持ち帰りは夕方5時まで、その後2時間までしか保証しないという品質本位の店だから、土産として山口まで持ち帰れないので、一族を代表してオイラが味わってみたゾォ。
せっかくなので、店の奥にある喫茶に入ることにした。昼の2時過ぎだから一番空いている時間かと思いきやさにあらず満員で、暫し待った後に漸く入店。普通のカスタードクリームにするか、それとも生クリームにするか迷ったが、思い切って、生クリームにゴルゴンゾーラチーズ風味が加わったヤツにしてみた(写真下)。いつもなら、たかがシュークリームごとき、ムンズと掴んで大口で一気に頬張るのだが、……
……デカイ!!!
生まれて初めて、シュークリームをナイフとフォークで食べた。それも、半分ではなく4分割して。何せ、生クリームの量も半端じゃないのだが、ほんのり漂う玉子の風味と、チーズの心地よい香りとのマッチングが絶妙。お代わり自由のコーヒーと供に、至福のひとときを味わったのであるぅ~
女の人ばっかり並んでる中に、一人おじさんが並んでる姿を想像すると・・・フフ。