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eCycle

シルバー年齢のサイクリング記録です

Kiwi Cycling II  全コース

2007-11-08 21:50:34 | Kiwi cycling II
 コースのポイントは説明したので今一度コースを眺めてみる。
 クライストチャーチから写真の73の手前までは鉄道で行くがここまで3つの大きな峠を越します。有名なオーサ峠を越したところで汽車を降りて西海岸に向かってはしります。
 6,7号線を右上に走り最初の三叉路がリーフトンです。そして5大峠の一つラフ鞍部を越して次の三叉路から右に少し走ってマルイア温泉。最後の峠が7Aに向かう途中にあるルイス峠です。後はクライストチャーチまで200kくらいのポタリングです。全行程は400km強でしょう。



 ニュージランドではこのコースを鉄道を使わずに5つの峠を走る大会があります。出場するには年が心配ですが皆さんとレースでなくサイクリングで走ってみたいと思っています。
 出発まで2週間になりました。そろそろ持って行くものを部屋に並べたりして気持ちを昂ぶらせます。

Kiwi Cycling II  Rewis Pass

2007-11-07 08:10:10 | Kiwi cycling II
 今回のサイクリングで最も高揚するルイス峠です。
 衛星写真の右のほうにある赤い印の下が海抜550mのマルイア温泉。温泉を出発するとすぐに6%の登りに入ります。山腹を右から左に約6km走っていくと黄色の丸印の一寸手前が900mのルイス峠です。峠の向こうには峠からは見えませんが、これから向かう南極側の海を衛星が捕らえています。



 この峠を通る道を開発した人の名前を冠してルイス峠とし、この街道を遺産の街道と呼んでおり今でも東海岸と西海岸を結ぶ重要道路です。



 衛星からタスマニア海の方を見ましょう。手前の道が鋭角に曲がっているところがルイス峠です。走っている間は登ることだけで精一杯でこんな素晴らしいところを走っているなどとは想像もできせん。

Kiwi Cycling II  交通の要所

2007-11-07 07:35:27 | Kiwi cycling II
 クライストチャーチから来てネルソンとウエストポートに分岐する要所 Spring Juction の写真です。リーフトンを発ってここまで立ち寄れるようなコンビになどは皆無。
 自転車は左から降りてきます。右の三叉路が Spring Juction で今宵の宿を求めて右下の方向に更に10km進みます。
 ブルーの印の左上の建物がカフテリア、右がガソリンスタンドでシーズンには観光バスがたくさん止まっています。
 上の方へ走るとネルソンです。ネルソンは「ネルソン・ブライト」という言葉があるように年中晴れています。


Kiwi Cycling II  雨林帯

2007-11-06 05:04:07 | Kiwi cycling II
 ルイス峠地帯はニュージランド南アルプスの中心 (Lewis Pass area at the heart of New Zealand's Southern Alps) という見出しのサイトがあります。
 このルートの最初のステージがリーフトンからスプリングジャンクションへ行くときに通過するラフ鞍部 (Rahu Saddle) です。
 リーフトンからスプリングジャンクションまではステイトハイウエイ7を44km (28 miles) 走ります。最初は Inangahua River 沿いを緩やかに 36km (22.5 miles) 登ると Rahu Saddle に着きます。そのあたりの光景は原文では次のように説明されていますが、高速道路を覆うように道の両側にうっそうと立ち並ぶブナの原生木が視界を圧倒します。衛星からの写真でもその様子がうかがい知れます。

The scenery is picturesque with bush close to the road on both sides and a number of sparkling streams crossing the road. There are frequent glimpses of the mountains beyond. Once you reach the Rahu Saddle it is a short winding down hill trip to Springs Junction, the entry going to the road through the Lewis Pass.
http://www.nzine.co.nz/features/lewispass.html?PTPFrom=%2Findex%2FCulture.html



 タスマニア海からの湿気を十分に含んだ風がアルプスにぶっつかり豊富な雨をこのあたりに降らすのでしょう。道路はこのあたりで切り出された材木を運ぶトラックがひっきりなしに自転車を高速で追い越していきます。

Kiwi Cycling II  トイレット

2007-11-05 17:24:42 | Kiwi cycling II
 3日目の宿は REEF COTTAGE Bed and Breakfast Inn です。

 リーフトンの全景です。
この写真は衛星でなく軽飛行機から撮影したもの。なぜか衛星写真は不鮮明でした。

 この町は昔は石炭・金鉱石の採掘で栄えて、採鉱のためにニュージランドで最初の発電所が建設されたところです。水力発電所は「流れ込み式」というものが主体で発電用ダムは見かけることがないです。
 今はゴールドラッシュの面影も無く人口は1000人に満たない小さな町で、渓流釣りの人とか我われのようなバックパッカーやサイクリストが立ち寄ります。車の人はここから1時間も走れば港町ウエストポート人口4000人の街が便利ですのでそこまで行くでしょう。ここではまともなレストランもありませんからね。
 泊まるREEF COTTAGE は渓流釣りの人とかバックパッカーのためにある小さな旅館です。REEF COTTAGE の両となりにスーパーがありますがコンビニくらいの規模です。



 REEF COTTAGE のウエブには部屋には専用のバス・トイレットがあると書かれていますが実態は共同のバス・トイレットを使います。
 ここで日本人には大変な習慣の違いに悩まされます。それはバス・トイレットを使って出るときはドアを閉めてはならないこと。
 西洋の文化では使用していないバス・トイレットはドアを閉めません。逆にドアが閉まっておれば使用中でありドアをノックすることは無作法とされています。
 バス・トイレットというのは普通便所と風呂が一緒になっているので、シャワーを使っているときにトントンなどとやられても返事のしようが無いことを考えれば、不使用中はドアを開けておくというのが理解できるかも。しかし、我われ儒教の教えの世界では便所は不浄の場所でありいつもは閉めておきたいですよね。
 さて、我われの内何人が失敗することやら…。

Kiwi Cycling II  南半球の地図

2007-11-03 09:02:13 | Kiwi cycling II
 南半球というのは異文化です。彼らが仰ぐ空は南十字星がメインです。
 北半球では地図の上は北と決まっていますが南半球は多くの人が南と考えます。そこに北半球の人が混ざって住んでいるので地図は上が北であったり南であったりします。


 この地図は2日目に泊まる Rosewood B&B のウエブにある道案内の地図です。
 ニュージランドの島は北が上になっていますが、道案内の地図は左が北と表記されていますが実は下が北です。


 上の地図はいわゆる北半球の常識で書かれた地図ですが、道案内のものと全く逆であることが分かります。
 駅の位置が道案内の地図では左下にありますが、北半球常識地図では右上にあります。


 2泊目の Rosewood B&B は画面中央のブルーの家でかなり大きい。表はきれいな薔薇の庭で、自転車は裏にある車庫へしまいます。
 右上の大きな建物は消防署です。
 この航空写真は午前中に撮影されており家の影は南西に延びています。北半球ではありえないシーンです。

 このような文化的背景による方向音痴はまだいいとしても動物的方向音痴は重症です。昨年と今年も同行する天皇クラブのHさんは太陽の位置から動物的に方角を同定するため、彼について走るととんでもないことになります。昨年クライストチャーチを彼に先導させて走ったならば完全に左右前後が逆になってしまいました。本人はパソコンを持っていないでここに悪口を書かれていることは分かりません。

Kiwi Cycling II  Jackson's

2007-11-02 08:01:09 | Kiwi cycling II
最初に降り立つ駅はジャクソンです。全く何にもありません。
駅の傍に民家が7軒だけ。
標高232mの三角点がすぐ傍なので写真でも撮りますか。



Google Earth の航空写真でも民家は希少。
写真の右上が駅ですが駅舎はありません。
民家はレストランになっているかは不明。看板までは識別不能です。


Kiwi Cycling II  借りる装備

2007-11-02 05:34:42 | Kiwi cycling II
今回のサイクリングに使用する自転車は現地で借ります。
参加者の身長は既に連絡してあり、それに見合った車体が用意されます。
自転車は2年ごとに新車に取り替えているようで、取り替えられた中古車は販売されています。

借りる自転車 マウンテンですがロードタイヤを履かせています。
Standard Touring Bike Trek 4500
This is an ideal touring bike for New Zealand conditions.
A bike with quality componentry and robust construction, able to cope with a wide range of conditions.



次のものが付属します。
handlebar bag 地図ケース付です
pump
repair kit and multi-tools and chain breaker
spare tube
lock 番号式チェーン錠で番号は共通 皆さんには秘密
rear pannier racks 20㍑が2個 写真参照

lights
reflective safety vest 反射ベスト 雨の時は着用推奨
cycle computer [for those vital statistics!]
ヘルメットは法律で着用が義務です。借用できますがほとんど個人持参。
ペタルは希望のものが装着されます。
昨年はこのほかにスポーク3本付属しました。
私はスポーク取替え、チェーン切りはできませんが持たされました。
宿泊する町の自転車屋のリストも渡されます。

装備すると次のようになります。


Trek 4500 の日本仕様
サイズ  13, 16, 18, 19.5, 21"
フレーム  Alpha Black Aluminum w/externally relieved head tube, hydroformed bi-axial down tube, monostay seat stays, forged disc ready dropouts
Fサスペンション  RockShox Dart w/preload, lockout
ホイール  Alloy front, Shimano M475 disc hubs; Bontrager Camino rims
クランクセット  Shimano M410 42/32/22
カセット  SRAM PG950 11-34, 9 speed
標準小売価格(税込) 完成車 85,000



Kiwi Cycling II  入国審査

2007-11-01 05:15:37 | Kiwi cycling II
 日本から入国する場合は下図のように日本語のものが配られますが今回は香港経由ですので英文のものが配られます。



 植物や乳製品の持込は厳しいですが運動用のゼリー食品、サプリメントは大丈夫でしょう。心配であれば税関に相談します。

Kiwi Cycling II  ロータリー交差点

2007-11-01 04:42:17 | Kiwi cycling II


 日本では昔、ロータリーという交差点がありました。これは英語ではラウンダバウトといいます。
 今回のニュージランドサイクリングでは2回くらいこの交差点をわたります。
 わたり方は右側から車が来なければ進入できます。そのため入口には路面に"GIVE WAT"と書かれているか図のよな標識があります。



 一旦停止の義務はありませんが右から車の来ないことを確認して進入します。

Giving way at roundabouts
A roundabout is a central island in the middle of an intersection, where all vehicles must travel to the left of the island. Roundabouts can be small, large, single-laned or multi-laned. The number of roads that come into a roundabout can range from three to five or even more.
Slow down as you come up to the roundabout.
Give way to all vehicles that will cross your path from your right as you enter the roundabout.