朝食前にロンダ母さんに「今日はピュナカイキでブローホールを見たいから1時に着けばいいね」と話したならば今日の満潮は11時45分だからもっと早く着くようにといわれ、念のために新聞の天気予報を見せてくださった。間違いなし、さすがホテルマンと感心した。なぜか自分の頭には満潮は1時が入力されていた。 朝食はクックド、同席したアメリカ人カップルも勿論クックドであった。アメリカ人はカリカリに焼いたベーコンが好きだというシーンを映画で見たことがある。彼らとひとしきりニュージランド語の難しさについて議論をし出発の準備をする。
Punakaikiはプナカイキと発音したいが現地の人はピュナカイキと発音していた。予定走行距離は42キロでしかも海岸なのでこれをなぜ1日のコースにするのか、馬鹿にしないでよと最初は思っていたがコースの設計者はプロであった。
上図で見ると今日は鋸の刃の上を走ることになる。刃の高さはそこそこだが勾配の急なこと、まだ体がサイクリング・モードになっていないのでこれはかなり堪えた。
次の写真はいい景色だねと風景に感心しつつも休みをとる口実であった。
あえぎながら登っていると横を調子よく抜いていくグループが現れ、走りながら聞くと一人はアメリカ人で横浜の町田から来たとのこと。他の連中も一緒かと尋ねるとたまたまツアーで一緒になっただけらしい。このグループは殿様サイクリングで後方からリアカーを牽引したバスが追ってくる。つまり楽しいところだけ走り、疲れてギブアップした時や雨になるとバスで移動する。荷物は全てバスのなかにあるので自転車はかるい。
休んでいたGPSがやっと作動し始めた。日本から持ち込んだGPSが衛星を捕捉できなくて作動していなかった。原因は今まで使っていた場所と新しい場所、ニュージランドが離れすぎていたことであった。操作の途中これに関するメッセージを見落としていた私のボンミスであった。
道端に日本でよく見る無人販売が見えたので寄ってみると有機蜂蜜であった。へらを添えてあったので試食するととても美味。やはりこの国は安全な所だ。日本と同じように人は皆善人と信じてこのような店が出せる。売上は覗かなかったがきっと何ドルかは入っていると思う。写真は携帯で写したもの。
天気もよくなりルンルンで走っていたが肌がジリジリと焼かれ始めたことに気がついたときは既に手遅れ。天気も悪いことだし日焼け止めはつけなくてもいいだろうと塗らずに走っていた。旅の最後の日までこの後遺症が残ってしまうことになる。
昼を少しまわった頃にやっとピュナカイキに到着し、ビジターセンターに自転車を預かってほしいとお願いしたら、通りの向こうに自転車スタンドがあるからそこに停めるようにいわれた。荷物が盗まれるかもしれないと食い下がると大丈夫だよと言われたので自転車はチェーンでロックしてニュージランド版東尋坊の見に行く。
ニュージランド東尋坊。
観光客がバスで次から次へとくるのも良く似ている。ブローホールも見えたがまあまあだね。遅めの昼食を取ったが相棒が注文などに手間取っているうちにカメラを紛失でなく、カメラをカウンターにおいたまま注文していたので置いたことを忘れていた。さいわいにも店の人が見つけて保管してくれていたので事なきを得た。皆さん親切。
今夜泊まるピュナカイキ・タバーンモーテルは岬のすぐ下にあったのに見落としてしまった。明日走る予定の峠を二つも越した後、距離にして8キロくらい走って間違いに気がつき引き返すことになってしまった。こういうときの疲れは普通の疲れの10倍くらいになる。
モーテルのフロントはカフェバーの中にあるのでチェックインを済ますと部屋に入らずそのままビールを飲み始める。疲れたときは、特に今日のようにつまらないことによる疲れのときはビールに限る。世間ではこのお酒のことを「自棄酒〔やけざけ〕」というそうだ。 モーテルの倉庫に自転車をいれてシャワーを浴びて、再びビールを飲みに行く、ついでに食事もするという感じ。なにしろ疲れているのであまり食欲はなく、チキンナゲット6ピースでおしまい。
昼食や夕食はカフェバーの看板がかかったところですますと安いし、小さな町にはレストランはない。ただカフェバーの利用の仕方が日本人には面食らう。 店に入っても日本のようにウェィターが席に案内するようなことはない。自分で勝手に席を決めて、飲み物はバーカウンターに行って注文し自分で席まで運ぶ。代金はそのときに払うが最後に全部一緒に払うといえばそのようにもしてくれる。チップは要らないがお釣りのコインを何気なくさし返してやるととても喜んでくれるのは嬉しい。アメリカなんかはチップくれてあたりまえで少ないとお礼も言わないのは嫌だね。
飲み物を注文したときに食べ物のメニューを貰い席でゆっくりと食べるものを選ぶ。決まったならば食べ物の注文カウンターまで行って注文する。このとき番号のついた旗をくれるのでテーブルに置いて待つと食事が運ばれてくる。後はお行儀良く食べればいいが食べ物が残っていても食べる気配がなければ皿を下げにくるので注意。勿論そのときにまだ食べると言えばそれで良し。
レストランは日本と同じシステムであるが、お値段は勿論高くなる。また料理の味付けや調理の具合まで細々と指図しなければならないのでその英会話は難しい。日本ではこんな味にしてなんて言うと板前が柳包丁を持って出てくるかもしれない。
本日の走行記録は57.3km最高速度48.2km/H平均速度13.0km/H移動時間4:24:15だが走行距離、移動時間にはGPSの設定の都合で10kmくらいの加算が必要と思われる。
Punakaikiはプナカイキと発音したいが現地の人はピュナカイキと発音していた。予定走行距離は42キロでしかも海岸なのでこれをなぜ1日のコースにするのか、馬鹿にしないでよと最初は思っていたがコースの設計者はプロであった。
上図で見ると今日は鋸の刃の上を走ることになる。刃の高さはそこそこだが勾配の急なこと、まだ体がサイクリング・モードになっていないのでこれはかなり堪えた。
次の写真はいい景色だねと風景に感心しつつも休みをとる口実であった。
あえぎながら登っていると横を調子よく抜いていくグループが現れ、走りながら聞くと一人はアメリカ人で横浜の町田から来たとのこと。他の連中も一緒かと尋ねるとたまたまツアーで一緒になっただけらしい。このグループは殿様サイクリングで後方からリアカーを牽引したバスが追ってくる。つまり楽しいところだけ走り、疲れてギブアップした時や雨になるとバスで移動する。荷物は全てバスのなかにあるので自転車はかるい。
休んでいたGPSがやっと作動し始めた。日本から持ち込んだGPSが衛星を捕捉できなくて作動していなかった。原因は今まで使っていた場所と新しい場所、ニュージランドが離れすぎていたことであった。操作の途中これに関するメッセージを見落としていた私のボンミスであった。
道端に日本でよく見る無人販売が見えたので寄ってみると有機蜂蜜であった。へらを添えてあったので試食するととても美味。やはりこの国は安全な所だ。日本と同じように人は皆善人と信じてこのような店が出せる。売上は覗かなかったがきっと何ドルかは入っていると思う。写真は携帯で写したもの。
天気もよくなりルンルンで走っていたが肌がジリジリと焼かれ始めたことに気がついたときは既に手遅れ。天気も悪いことだし日焼け止めはつけなくてもいいだろうと塗らずに走っていた。旅の最後の日までこの後遺症が残ってしまうことになる。
昼を少しまわった頃にやっとピュナカイキに到着し、ビジターセンターに自転車を預かってほしいとお願いしたら、通りの向こうに自転車スタンドがあるからそこに停めるようにいわれた。荷物が盗まれるかもしれないと食い下がると大丈夫だよと言われたので自転車はチェーンでロックしてニュージランド版東尋坊の見に行く。
ニュージランド東尋坊。
観光客がバスで次から次へとくるのも良く似ている。ブローホールも見えたがまあまあだね。遅めの昼食を取ったが相棒が注文などに手間取っているうちにカメラを紛失でなく、カメラをカウンターにおいたまま注文していたので置いたことを忘れていた。さいわいにも店の人が見つけて保管してくれていたので事なきを得た。皆さん親切。
今夜泊まるピュナカイキ・タバーンモーテルは岬のすぐ下にあったのに見落としてしまった。明日走る予定の峠を二つも越した後、距離にして8キロくらい走って間違いに気がつき引き返すことになってしまった。こういうときの疲れは普通の疲れの10倍くらいになる。
モーテルのフロントはカフェバーの中にあるのでチェックインを済ますと部屋に入らずそのままビールを飲み始める。疲れたときは、特に今日のようにつまらないことによる疲れのときはビールに限る。世間ではこのお酒のことを「自棄酒〔やけざけ〕」というそうだ。 モーテルの倉庫に自転車をいれてシャワーを浴びて、再びビールを飲みに行く、ついでに食事もするという感じ。なにしろ疲れているのであまり食欲はなく、チキンナゲット6ピースでおしまい。
昼食や夕食はカフェバーの看板がかかったところですますと安いし、小さな町にはレストランはない。ただカフェバーの利用の仕方が日本人には面食らう。 店に入っても日本のようにウェィターが席に案内するようなことはない。自分で勝手に席を決めて、飲み物はバーカウンターに行って注文し自分で席まで運ぶ。代金はそのときに払うが最後に全部一緒に払うといえばそのようにもしてくれる。チップは要らないがお釣りのコインを何気なくさし返してやるととても喜んでくれるのは嬉しい。アメリカなんかはチップくれてあたりまえで少ないとお礼も言わないのは嫌だね。
飲み物を注文したときに食べ物のメニューを貰い席でゆっくりと食べるものを選ぶ。決まったならば食べ物の注文カウンターまで行って注文する。このとき番号のついた旗をくれるのでテーブルに置いて待つと食事が運ばれてくる。後はお行儀良く食べればいいが食べ物が残っていても食べる気配がなければ皿を下げにくるので注意。勿論そのときにまだ食べると言えばそれで良し。
レストランは日本と同じシステムであるが、お値段は勿論高くなる。また料理の味付けや調理の具合まで細々と指図しなければならないのでその英会話は難しい。日本ではこんな味にしてなんて言うと板前が柳包丁を持って出てくるかもしれない。
本日の走行記録は57.3km最高速度48.2km/H平均速度13.0km/H移動時間4:24:15だが走行距離、移動時間にはGPSの設定の都合で10kmくらいの加算が必要と思われる。
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