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eCycle

シルバー年齢のサイクリング記録です

1- はじめに

2006-12-26 10:49:34 | NZ(Kiwi) cycling


 若い頃はサッカー、40歳を過ぎるとサッカーに必要な瞬発力が衰えたので山登りに鞍替え、ところが55歳くらいから腰に変調。脊柱管狭窄症を発症した。腰椎というのは脊柱のうち、胸椎と仙椎との間にある5個の椎骨だが、ここの部分を通る神経の通路が狭くなって脊椎神経もしくは、馬尾神経が圧迫を受けて運動障害を起こす。私の場合10分以上歩けない「間歇跛行」という症状があらわれた。手術をすれば治癒できるが失敗すれば車椅子の生活になるリスクは避けられない。

 ただ救われるのはこの病気の特徴として自転車には乗れる。健康維持のためにロードレーサーを購入してあちこち走っているうちに、海外でも走ってみたいという誘惑にとりつかれ英語が少しはできるので英語圏のニュージランドに行くことにした。勿論オーストラリアも選択肢にはあったが大きすぎて取り付きようがないからやめた。

 海外でサイクリングをする場合、多くの人がやられる、自分でコース設定から宿泊など全て計画する冒険型が一般的だが、欧米にはガイドが付いて荷物などは伴走する車に搭載して走るものが多く見られる。

 ウエブに「 The web site for self-guided bicycle tours in New Zealand」http://www.cyclehire.co.nz/ というのを見つけた。これはサイクリングの専門家がコースを設定し自転車とその修理器具一式、宿泊施設をセットした「自分で走るサイクリング・ツアー」で、実際に走ってみてこのアィディアの素晴らしさが理解できた。このツアーの良いところについては最後のまとめで説明したい。

 素晴らしい経験をさせてくれたツアーを企画したIndependent Cycle Tours New Zealand Ltd.のポールとキム、私を支えてくれた家族やブログ・マネジャーをはじめ多くの友人に感謝の意を表して本稿をまとめた。


 








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