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シルバー年齢のサイクリング記録です

3- コースの選択から出発まで

2006-12-26 10:49:01 | NZ(Kiwi) cycling
 Independent Cycle Tours New Zealand Ltd.〔以下ICT〕が提供するサイクリングコースは南島に設定されている。ツアーの日数は2日から1ヶ月におよぶものまで色々なバリエーションがある。日本から出かけて2日のツアーでは物足らないが1週間以上は休みにくいのが実態である。土曜日に出発して日曜日に着いて月曜から金曜日までサイクリングして日曜日に帰ってくるというコースが適当と思われる。

 コースを決めてICTへ連絡すると契約書がe-mailで送付されてくるので契約書を印刷して必要事項を記入・署名して郵便で返送する。

 部屋は2人1部屋で契約すると通常料金だが、1人1室にすると余分な支払いが必要になる。さらにニュージランドは5月頃に各種料金が一斉に変更〔値上がり〕されるのでできればシーズンが終わる4月までに契約すると得である。ただし計画がお流れになると違約金の発生もあるので注意が必要。



 選んだツアーは「西海岸と雨林帯の9日間」というものでクライストチャーチからモアナまで汽車。モアナ⇒クライストチャーチ⇒ピュナカイキ⇒ウエストポート⇒リーフトン⇒マルイアスプリング⇒ハンマースプリング〔休息のため一日逗留〕⇒アンバーレイ⇒クライストチャーチをサイクリングするものである。

 この9日ツアーを2人で契約したのでその内容を以下に示す。
 ツアー全額 $2,700NZD、 内金 $900NZD、 精算金 $1,800NZD
 これには自転車の借用料、クライストチャーチからモアナまでの汽車の代金、朝食つきの宿泊代が含まれる。精算金はツアーが完了した時点でクレジットに支払い手続きが行われる。内金は当然のことながら契約を破棄したときにはこちらには返ってこない。

 内金がクレジットから精算されると旅程表がe-mailで送付されてくる。ただし地図はないので適当な地図を入手してコースを事前検討する。

 ニュージランドに着いた日とツアーが終わった後の宿泊は契約に入っていないので自分で手配をするか、ICTに頼んで論適当な宿泊場所を手配してもらう。私の場合は空港送り迎えつきのサイクリスト専門のホームステイを紹介してもらった。

 宿舎には前日の夕方にICTから自転車と必要な道具が届けられ、品物の受け渡しと色々な細かな説明がある。



 自転車はTrek-4500のマウンテンバイクにロードのタイヤを履かしたものが用意された。ICTでは2年ごとに新車に買い換えるそうで、今回は私の身長に合うフレームを調達することもあり新車を借りることが出来た。自転車にはハンドルバッグ(Ortlieb Handlebar Bag)と後輪の両脇に取り付ける防水鞄(Ortlieb Panniers)容量20リットルが2つ取り付けられる。この他にヘッドランプ、リアランプ、サイコン、マルチ工具、チューブ、チェーンカッター、スポーク、潤滑油、鍵チェーン、コース説明書、サドルがつく。サドルは自分の物を使いたければ持参する。スポークなんか持たされても自分では修理できないが持たされる。

 ヘルメットはレンタルすることもできるが、他人の使用したものは嫌と思う場合は自分のものを持参する。

 自転車および付属品の説明・確認が終ったら保証金を$2,500NZD支払うためにクレジットにサインして借用手続き完了は完了する。

 サイクリングコースの説明は素晴らしい。A4サイズの用紙の裏表に1日分の注意がぎっしりと書かれている。ルートは当然ことながら道路の高低、宿泊する町の詳細、朝食の時間など実に良く設計されている。この案内パンフの他に市販の地図が添えられており、これならば案内無しでも自分で走られる自信がつく。この案内書は毎日の走行記録のページに張り付けてある。

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