私が2017年に作成し、発表後は日本で多くの局が運用している
デジタルATV「 ISDB-T方式 FHD-ATV 」も、その交信距離でも
幾つかが世界記録になっている様で、下記で周波数や通信距離等
を眺めて下さい。
https://forum.batc.org.uk/viewtopic.php?t=6876&p=24917
Known-DATV-DX-Records_2020.pdf (w6ze.org)(安全サイトです)
ISDB-T方式・占有帯域幅5.7MHz の OFDM信号 でも、これだけの
距離でフルハイビジョン映像交信が出来る事が実証できています。
わざわざ運用現場までPCを持って行き、強力にデータ圧縮した上、
帯域を狭め動きの良くない映像を送受信する海外開発のシステム
「RB-DATV」に比べても、交信距離は伸びています。
https://rsgb.org/main/blog/front-page-news/2018/06/25/rb-datv-on-70-5-71-5mhz/
日本で「ATV」ができるのはマイクロ波帯だけであり、そのマイクロ
波帯では超広帯域モードまで使えるので、無用なデータ圧縮をする
必要はなく、しかも現場運用でもシンプルに「カメラ・アンテナ・電源」
等接続さえすれば「SW-ON」で 即 FHD-ATV にQRVでき、普通の
マイクロバンド移動運用と大きく異ならない状況での現地運用が可能
となるシステムが構築できます。
下記は 5.7GHz 10.2GHz 24GHz の FM 及び FHD-ATV の運用風景で、
5.7GHz で受信したFHD映像を、即10.2GHzで同時中継送信までできて
います。
国外では「ATVレピーター」まで許可・運用されているのですが、、、