悪い者を正しいとすることも
正しい人を悪いとすることも
ともに、主のいとわれることである。
旧約聖書:箴言17章15節
喜びを抱く(いだく)心はからだを養うが
霊が沈み込んでいると、骨まで枯れる。
旧約聖書:箴言17章22節
久し振りに、今夜、と言うか、今日の夕方頃からかな?
大好きな詩人、山形県酒田市出身の、吉野弘さんのこの詩を思い出し、どうしても書いてご紹介して読んで頂きたくなりました。
「夕焼け」 吉野 弘
いつものことだが
電車は満員だった。
そして
いつものことだが
若者と娘が腰をおろし
としよりが立っていた。
うつむいていた娘が立って
としよりに席をゆずった。
そそくさととしよりがすわった。
礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。
娘はすわった。
別のとしよりが娘の前に
横あいから押されてきた。
娘はうつむいた。
しかし
また立って
席を
そのとしよりにゆずった。
としよりは次の駅で礼を言って降りた。
娘はすわった。
二度あることは と言うとおり
別のとしよりが娘の前に
押し出された。
かわいそうに
娘はうつむいて
そして今度は席を立たなかった。
次の駅も
次の駅も
下唇をキュッとかんで
からだをこわばらせて――。
ぼくは電車を降りた。
固くなってうつむいて
娘はどこまで行ったろう。
やさしい心の持ち主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
なぜって
やさしい心の持ち主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。
やさしい心に責められながら
娘はどこまでゆけるだろう。
下唇をかんで
つらい気持ちで
美しい夕焼けも見ないで。
今、怒りと憤り、自責、悔しさ、そんなもので一杯になって、眠れなくてまたパソコンに向かっています。
今日はブログアップしないつもりでしたが、心を吐き出さないと居られない。
読んで下さったあなたに心からの感謝を申し上げ、主があなたを祝福し、お守りくださいますように。
そして、今、なかなかいえない苦しみを抱えている私を、主が憐れんで心身の平安を下さいますように。ご加祷頂ければ嬉しいです。宜しくお願い致します。
God Be With Us.
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フランシス・プーランクの'Salve Regina'→http://www.youtube.com/watch?v=IiGVKYh9xCw
この演奏が、大学で聴いた時の演奏と音程も同じだし、雰囲気も似ています。カトリックらしい画像にも慰められました。宜しかったらどうぞ。
→http://www.youtube.com/watch?v=Rf6SciOJEdY
これは、どこの演奏かわからないけれど、かなり大学時代聴いたヴォーカル・ド・フランスの演奏と似てるなあ・・・。
プーランクの不協和音って、あの頃は凄い隙でした。今はもっと凄いジェズアルドや・・・いえ、もう私が大学生の時、自由曲で歌ったジェズアルドが、全日本コンクールの課題曲になって、二年前山形東高等学校合唱団の演奏会で聴いた時は耳を疑いました。「こんなに今の高校生はレベルあがっちゃったの!?」って。
不協和音が当たり前の時代は、とっくの昔に過ぎ去ったのかもしれませんね。
私は眠る事が出来ませんでした。
何で悩んでいるのかここでお話できないようなおぞましい事で悩んでいます。
このままでは、私がおかしくなりそうです。
どうぞ、具体的な解決法が与えられますように、お祈り下さい。これから少しでも眠ろうと思います。
主よ、私を休ませて下さい。平安を下さい。
ハイ、辛いです。とても。
今度お会いした時、ご相談します。その時はどうぞ宜しくお願い致します。