川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより<花だより>木槿(むくげ)

2013-06-28 09:01:05 | 花だより
8月が盛りの花、木槿(むくげ)が咲きはじめた、朝開き、夕べにはしぼんでしまう処から、1日のはかない栄華にたとえ「槿花一日之栄」というそうである。これから秋までの長期間にわたって次々と花を咲かせ続ける強い生命力を持つ、そのため韓国では「国民花」として愛されている。「道のべの木槿は馬に食はれけり」芭蕉 (馬に乗って旅をしている途中、木槿の花に目を遊ばせていたら、なんと馬がそれを食べてしまった、あわれともおかしとも)、<日本の歳時記より>花の種類はいろいろあるが、花弁の色が濃い赤レンガ色で茶花に向く赤花笠や白色で中心に紅が入る日の丸等がこの辺りでは多い。きょうも梅雨空はつづく。<いわどの山荘主人>

<ムクゲの花 8:41>


<一輪のムクゲ 8:42>


<ムクゲの木 8:43>

<同 8:44>


<同 8:45>

川ちゃん農園だより<花だより>梔子(くちなし)の花

2013-06-27 09:58:22 | 花だより
どんよりした雨雲が少し切れて、やや明るくなってきた梅雨のあさ、となりの庭の片隅で梔子(くちなし)がほんのりと香りを漂わせている、その甘い匂いと、純白の花の純真さはどこか可憐な乙女を思わせる。黄味をおび、茶色がかった古いのもあったが純白をもとめての農園からの帰り道、その甘い香りをかきながら、青年のころの思いにひたった。「薄月夜花くちなしの匂いけり」正岡子規 (ほの明るい月夜の花、そういえば昼より夜のほうが匂いが強く感じられる、)<日本の歳時記より><いわどの山荘主人>

<となりの垣根のくちなしの花 8:46>


<同 8:46>


<同 8:39>


<同 8:39>


<同 8:39>

川ちゃん農園だより<季節のたより>枇杷と石榴(ざくろ)

2013-06-25 08:19:07 | 季節のたより
カミさんが種を蒔いて芽が出て、それから10年近くを経て、ことし初めて実がついた。「桃栗3年柿8年枇杷は早くて13年」と謂われているが、13年経ったのでしょうか・・、薄い皮を剥き、果汁を滴らせて食べるところに、季節感と独特の味わいを感じる、二つばかり取って食べた、まだ熟れ切れないのか甘酸っぱい、ビワ茶とか、直接患部に張って生薬としても用いられている。「口中にふくらむばかり枇杷の種」右城暮石(枇杷の特徴はなんといっても大きな種にある、口に入れたものの往生しているというユーモラスな作品)
 その隣には石榴の花が咲いている、筒状の朱色の花が愛らしい、「妻の居ぬ一日永し花石榴」辻田克己 (一緒に何をしているというわけでもない日常だが、ひとりにされてみると妻への依存度がわかる。)<日本の歳時記>きょうも曇ったり晴れたりの梅雨空模様・・・。<いわどの山荘主人>

<びわの実 13:31>


<枇杷の実 13:35>


<食卓にのるビワ 14:48>


<石榴の花 13:34>


<同上 13:35>

川ちゃん農園だより<花だより>用水堀端のあじさい

2013-06-24 05:31:39 | 花だより
農園への道、用水堀端の紫陽花がことしも咲き誇っている。夜露に濡れた紫陽花はひと際美しい、ましてや咲きはじめの、その手まりのような花は、瑞々しく、赤・白・紫と変幻に花色をあやつってしめやかに彩っている。「花二つ紫陽花青き月夜かな」泉鏡花 日本の梅雨を艶やかに染めて、ほのかな明かりに浮びあがる花、である。<いわどの山荘主人>

<用水堀に下がって咲く 紫あじさい 6:01>


<赤紫陽花 6:03>


<額あじさい 6:04>


<棚田を見る紫陽花 6:15>


<手まりの紫紫陽花 6:23>


<用水堀端のあじさい スライドショウ 6:00~6:30>

川ちゃん農園だより<花だより>向日葵と蝶と入道雲

2013-06-22 20:57:38 | 花だより
{/hiyob_uru/ 4月、床に種を蒔き、5月にわが農園の畔沿いに移植した「ひまわり」が咲きはじめた、ことの思い付きは、夏になると向日葵を求めての撮影でしたが、自分ところで咲かせて十分に撮りたいと考えた次第、畔境が流線形なっており、Ⅰm間隔に植えた、45本、45mである、名付けて「畔のひまわり街道」、今のところは描いた通りの形で咲いてくれている。周りの草を刈り、見栄えを好くしている。これからの1か月間、折に触れて「ひまわり街道」の様子をお伝えして行きます。きのうは梅雨の合い間、晴れ渡り、蝶々が2尾戯れる姿に・・、空には入道雲が張り、ほうき雲がたっていた。けさは、朝陽に映る向日葵をご披露する。<いわどの山荘主人>

<ひまわりの花の中舞う2尾の蝶 11:28>


<入道雲 13:49>


<農園の回りの向日葵 5:40> 


<日が差す向日葵 6:02>


<ひまわり 11:33>




川ちゃん農園だより<エッセイ風>ブログ開設7周年・岩殿観音仁王像

2013-06-22 10:15:51 | エッセイ風
梅雨の合い間、きょうはからりと晴れて心地よい、気温も現在24℃、雨上がり、深緑となった柿の葉の青さが清々しい、青柿の実がついている。雑木林の間から朝の日差しが漏れている。<5:30>
 7年前のきょう初めてブログを開設する。爾来8年目を迎えることになる。最初は要領が得ないまま、相談相手もなく、NHKのテキスト通りにやっていたが、1枚の写真しか掲載できず、2枚目の写真掲載方法が分からず、しばらくは1枚のみの写真掲載に留っていた。
 最初のブログは、2歳の孫娘が遊びにきてじゃが芋堀をしたり、きゅうりを取ったりしての写真だった。その孫娘も小学校の4年生になった。早いものである、
 きのう近くにある坂東10番札所岩殿観音の階段脇のアジサイの様子を見に行った、ことしの紫陽花は元気がなく、十分ではない花模様である。しかしながら山門の両脇に位置する仁王像を久しぶりにみる、ガラスに被われている、ガラスの反射があって撮れないので・・、昼下がり、斜めのサイドからはちょうど明かりが入り、こうごうしく見える。化粧し直してから20年は経ったのでしょう、塗り立ての漆の色が、今はツヤがとれて何か古色蒼然の趣がある、重厚感とでも申せましょうか・・・、仁王様の眼を見てください。ギョッとします。1990年<8/11>に撮ったものと比較してください。近くの観音様、四季のいい風景を撮らせていただきありがとうございます、、、
 今後とも<Gooブログ189万件の中、14,861番目> わたしのblog「川ちゃん農園だより 自然のままに」をよろしくお願いします、と共にご感想をコメントとして評していただきたい。<いわどの山荘主人>

<岩殿観音 仁王像 左 14:30>


<同 右 14:31>


<仁王眼光 左 14:31>


<仁王眼光 右 14:31 >


<化粧直し前 1990/8/11撮影>

川ちゃん農園だより<季節のたより>夏至 

2013-06-21 09:29:48 | 季節のたより
 きょうは夏至、陽が昇るころ<4:15>に起きた、でも日は見えない、どんよりしている、なぜなら梅雨空であるから・・・ 一番 日が長いといっても国立天文台のデータにより調べると、日の出は4日前から4:15分、日の入りは昨日と同じ19:00である。秒数の違いはあるのでしょうが、気が付きませんでした。
 夏は、夕方遅くまで明るく、早々と夜が明ける、つまり昼が長く、夜が短い、これを「日永」といわず「短夜」というそうで・・、<これは日中の暑さに比べ、夜は幾分涼しく、その涼しい夜がたちまち明けてしまうのを惜しんで「短夜」というのだそうです、> 日永といえば春、短夜といえば夏の季語で、秋は夜長、冬は短日が季語とのこと、「山の木の葉音さやかや夏至の雨」鷲谷七菜子(茂った葉の触れ合う音と、注ぐ雨音の鮮やかさが、いつまでも暮れぬ夏至のあかるさと響き合う、)<日本の歳時記より> この地域、梅雨前線と台風4号の影響で曇り時々雨模様である。<いわどの山荘主人>

<夏至の日、庭のむらさきの花>

<ききょう 5:41>


<旗竿桔梗 5:42>


<露草 5:44>
 

川ちゃん農園だより<東京ぶらりカメラの旅>井の頭公園

2013-06-19 19:54:09 | 東京ぶらりカメラの旅
 きのう深大寺に次いで訪ねた井の頭恩賜公園、平日の午後は市民の憩いの場になっており、赤ちゃん連れの若いお母さんたちや老夫婦など散歩などそれぞれの思いで満喫している様子である、木々の下のベンチでは日陰を求めて休んでおられる。
 池では二人連れボートが 一艘、家族での足こぎの白鳥船が一艘 、並べて漕いでいる、遠く緑木越しに撮る。弁天様の方に向かう、噴水が二重・三重に吹き上げていて空に反射してとても美しい。帰る道すがら景色を描いている絵描きさんに出会う、畳一畳分もありそうな大きなキャンパスに書いている。大作かも知れない。わたしは狭窄症でもあるので長い時間歩けない、休み休みながら半周を終える。、きょうの本番である、写真くらぶ定例会へとまわる。定例会は互選により私の作品「梅雨模様・紫陽花と滴」が1位に推薦される。終了後居酒屋で2か月ぶりに盛り上がった。<いわどの山荘主人>

<みどりの木陰からボート 13:44>


<噴水 13:49>


<弁天様 13:52>


<散歩道 13:56>


<井の頭公園散策スライドショウ 13:40~14:00>

川ちゃん農園だより<東京ぶらりカメラの旅>深大寺

2013-06-18 23:40:22 | 東京ぶらりカメラの旅
きょうの東京ぶらりカメラの旅は、府中市にある深大寺である、梅雨の合い間の時々晴れ間がのぞく、湿度の高い蒸し暑い日、、、武蔵野線で西国分寺、そこで中央線に乗継ぎ、吉祥寺で下車する。駅が改装中のため、出口からバス乗り場まで着くのが大変である、11:15分、遅れのバスが発車、昔のこととて忘れていたが、かの恩賜公園・井の頭公園入口の前を、神代植物公園を通過、約20分で目的地深大寺へと到着、ここ深大寺は天台宗別格本山の仏教寺院である、山号は浮岳山、日本三大だるま市の一つ「深大寺だるま市」で知られている。隣接する東京都立神代植物公園は旧寺領であった。深大寺は湧水が多く、現在でも境内に複数の湧水源を持つ、その湧水で発達したのが「深大寺そば」門前には多くのそば店が並ぶ、深大寺山門脇には大黒天像が出迎えてくれる。山門は元禄時代のもので最も古いものである。茅葺屋根の趣、山門脇の碑に浮岳山深大寺の名がみえる、山門より本堂をお参りする、手を合わせる、お札売り場より由緒書きをいただく、交通事故のなくなる世の中を願い、お守り札を買い求める。巡りも順調に推移する、名物の蕎麦をいただく、十割そば、しかも太麺、とてもこしがあり、美味しくいただいた。ちょっと時間が余ったので、恩賜公園井の頭公園へよった。<いわどの山荘主人>

<東京ぶらりカメラの旅・府中深大寺 11:50>


<茅葺の山門 11:58>


<同上 11:58>


<本堂お参り12:08>


<香炉 12:07>


<蕎麦だんごのお店 11:52>


<十割そば12:30>



川ちゃん農園だより<エッセイ風>絵手紙つづき

2013-06-17 09:09:45 | エッセイ風
新じゃがパーテイ参加のNさんより、絵手紙が届く、絵と文で差出人の心が通じる、先の方もその絵手紙グループなのかも知れない。「ホクホクじゃがいもおいしくいただきました。」とメッセージにあります、茹って皮のむけたところの絵が・・・、赤玉ネギを切ったところの絵が添えられている、この方は形ではなく、中にふみ込まれている、絵筆で内容を表せるなんてこんな幸せはないと、わたしは感じ入った次第です。また季節の絵手紙をお待ちしております。<いわどの山荘主人>

<絵手紙紹介 茹で上がったじゃが芋と切った赤玉ネギ 8:28>


<同上 8:28>


<畦道ひまわり街道 8:52>