Bobby Timmons / Chun-King
ピアノトリオの名盤であるホレス・パーランの<Us Three>には敵わないかも知れませんが、それに匹敵するぐらいにベースとドラムに痺れてしまうピアノトリオ盤です。ジャケットを見てしまうと購入意欲が薄れてしまうかも知れませんが気に入っています。1曲目<Chun-King>が抜群。
Bobby Timmons / Chun-King (Full Album)
Phineas Newborn Jr. / Here Is Phineas
粒立ち良く、高速でコロコロ転がるフィニアス・ニューボーンのピアノを聴いているとウキウキした気分になります。ケニー・クラークのブラシに圧倒的されるパウエル曲を。ちなみにRVG刻印有りは本盤と1236番 Cy Walterの2枚のみだそうです。
Phineas Newborn Jr. / Celia
Jo Jones / Trio
『極私的モダン・ジャズ・ドラマー論』(市川宇一郎著)の中でこのアルバムを「ドラマーのリーダー・アルバムの駄作の中で、これは例外中の例外。これを名盤と呼ばずして何と呼ぼう。」と書かれています。24:40から始まる<I got rhythm – PARTⅡ>でのブラシが絶品です。
JO JONES TRIO (full album)
今回記載した3枚はどれも好録音盤だと思っております。Youtubeの音質はイマイチなのがありますが、是非ともオリジナル盤で聴いて頂くと良さが味わえます。全て数千円以下で購入可能か思いますし。
今回のラインナップは、3枚ともにストライクゾーンの真ん中です。ドラマーに焦点を当てられて書かれた記事ですが、ティモンズ、ニューボーン、ブライアントと好きなピアニストばかりです。
フィ二アスのものはRVG録音ですね。オリジナルは、アトランティックのロゴが入っていないと聞いたことがありますが、写真を拝見するとそのようですね。僕は再発しかもっていないので、できればオリジナルがほしい一枚です。