社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月27日(金)

2010年08月27日 23時24分43秒 | 2010年

  7時起床。シャワーを浴びて身支度を整え、授業開始まで部屋でゴロゴロ。寮生活をしていると、どうしても世の中の出来事に疎くなる。部屋にテレビはないし、ネット環境も不安定なので、ロビーや談話室で読む新聞がほぼ唯一の情報入手手段となっている。民主党の代表戦に小沢氏が出馬するというニュースも翌日まで知らなかったし、ヤクルトの由規投手が日本人最速の161キロを投げたというのも同期から初めて聞いた。もちろん、この程度のことを知らなくても日常生活には何ら支障はないが、普段いかに多くのメディアに囲まれているのかということを痛感する。

  今日の授業は、昨日に引き続いて「組合会計の基礎」。一般企業の会計と組合会計の違いについて学ぶと同時に、簿記の基本的な演習も行う。しかし、相変わらずつまらない授業だったので、せっかくだから「なぜつまらないのか」を考えてみることにした。以下、思いついた原因を箇条書きにする。

  • テキストをただ棒読みしている。
  • 話し方に抑揚がない。
  • 段取り不足で話が色々なところに飛ぶ。
  • 事実と意見の境界が曖昧。
  • 授業の前提としている生徒の知識水準が現実と乖離している。
  • 生徒たちのリアクション(話についていけていないこと)に無頓着。

ちょっと考えただけでも、これだけの項目が出てきた。個人的には、特に「事実と意見の境界が曖昧」というのが辛かった。両者を明確に分けて論じる人の話には深みが出るが、そこが曖昧になってしまうと何が何だかわからなくなる。こちら側(聞き手)の理解能力に問題がある可能性も否定できないが、やはり大部分は話し手の責任だろう。人柄はとても良くて親しみの持てる先生だけに、ちょっと残念だ。私もゆくゆくは人前で説明や解説をする仕事を任されることになるので、この授業を反面教師として、少なくとも内容をきちんと理解してもらえるような話し方を目指したいと思う。


昼休みに、初めて図書室をのぞいてみた。


こんなん見つけました。

  授業終了後、群馬の同期おすすめの持ち帰り専門寿司屋「十七代目紀ノ重」でお寿司を購入し、寮に戻って食べる。ここは築地の仲卸業者直営のお店ということで、素材は毎朝築地から送られてきたものを使っているらしい。確かに、一般的な宅配・持ち帰り寿司に比べると、かなり質が高かった。

  その後、そのまま談話室で軽い飲み会を行ってから、21時半過ぎに部屋へ戻る。すぐに洗濯と入浴を済ませ、もういつでも寝られる態勢を整えた。明日はそんなに朝早く起きる必要がないので、久しぶりに目覚ましをセットせずに寝ようと思う。


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