社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月4日(月)

2012年06月05日 00時00分20秒 | 2012年

  7時起床。いつもより30分も遅いが、それでも時間には余裕がある。

  午前中は、新子安の海沿いにある支援先へ。こちらでは、段ボールや紙ゴミを収集して固形化し、リサイクル業者へ卸している。段ボールのプレスは完全に自動化されている反面、紙ゴミの分別工程にはどうしても人の手が必要らしく、根気のいる作業が行われていた。単純にリサイクルといっても、そうした資源の循環にはこうした数多くの手間が掛かっている。これを理解することで、どうしてこれほどまでにゴミの分別が呼びかけられているのかということがわかるだろう。

  昼食は、新子安駅近くの蕎麦屋「飯田屋」で冷やしたぬきそばを食べる。少し強面だが愛想の良い大将と、コシの強いお蕎麦が印象的なお店だ。値段も安いし、こういうお蕎麦屋さんが家の近くにあればいいのに。

  昼過ぎにオフィスへ戻り、そこからは19時前までひたすら事務作業。明日のセミナーの準備や行政への各種提出書類を作っているうちに、恐ろしいほど早く時間が過ぎて行った。

  帰り途中、関内駅で加賀温泉のポスターに目が留まる。歴史ある温泉地には似合わぬ軽いキャッチコピーだが、その違和感が何ともいえない。こういうセンス、案外嫌いではない。

  スーパーで買い物をしてから、20時過ぎに帰宅。今、テレビは菊地直子容疑者の逮捕で持ちきりとなっている。もちろん彼女の犯した罪は決して許されるものではないが、20代前半から17年間も逃亡生活を続けてきた彼女の人生を考えると、何とも複雑な気持ちになる。裁判でどのような判決が下されるかはわからないが、許されるものなら、せめて晩年はこれまで彼女をかくまってくれていた男性と共に心穏やかな生活を送らせてあげたいと思ってしまう。


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