社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月7日(水)

2010年04月08日 06時07分07秒 | 2010年

  6時起床。今日は、奇跡的に西日暮里から座ることが出来た。京浜東北線は上野-東京間で混雑がピークに達するので、それ以前に座れるのとそうでないのとでは疲労感が全然違ってくる。午前中は、昨年度の起案文書を整理しながら読み込んでいく。そこで気付いたのだが、ここの起案には「専決」というものがない。市役所では、「課長専決」や「部長専決」というものがあって、あまり重要でない起案は課長や部長までの決裁のみで、それ以上の役職からの決裁は省略されていた。しかし、ここでは全ての起案が会長又は専務といった役員クラスにまで回される。それ以外にも、市役所では起案が出来ると直接上司に提出していたのが、ここでは最初に同じ課員全員で回覧してから上へ回すようになっている。だから、流れとしては「起案者→課員→課員→課長→部長→総務部長→専務→会長」というように、非常に長いものになる。確かに、これなら社員同士お互いの仕事内容に対する理解は深まるだろう。しかし一方で、全ての決定にそれなりの時間が掛かるというデメリットもあるから、一概に良し悪しは判断できない。

  昼食は、中華料理屋でタンメンを食べる。私はあまりラーメンが好きではないので期待していなかったのだが、実際にはかなりおいしかった。麺や具材は普通のものなのだが、スープによく胡椒が効いていて、あっさりしつつも濃厚なのだ。注文してから料理が出てくるまでに時間が掛かるのが難点だが、昼休み終了の時間に追われてでも待つ価値はあるといえるだろう。

  午後は、午前中と同じく起案文書を読みながら、合間合間に会議の準備をお手伝いしたり、他部署から頼まれた雑用をこなす。今日も、時間があっという間に過ぎていった。水曜日はノー残業デーということで、先輩と一緒に退社。途中まで電車が一緒だったので、普段職場では聞けないような話を色々と聞くことが出来た。

  19時過ぎに帰宅し、テレビでサッカー日本代表のセルビア戦を観る。0-3という結果だけ見れば完敗だが、ベストメンバーが揃っていない状態であの内容なら、そんなに悪くなかったのではないかと思う。ただ、岡田監督が「ベスト4」という目標を掲げていることを考えると、理想と現実の乖離はかなり大きいと言わざるを得ない。現実的には、予選突破が出来れば万々歳といったところではないだろうか。

  昨日、巨人の木村拓也コーチが37歳という若さで亡くなった。現役時代は日本ハム・広島・巨人と渡り歩いた中、それぞれにおいて自分の役割をきちんと果たし、良い意味でいやらしい選手だった。今年から指導者として第二の人生を歩み始めたばかりだったのに、残念でならない。心から、ご冥福をお祈り致します。

 


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