社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月5日(土) 小田原デート。

2022年11月07日 08時02分07秒 | 2022年

 8時起床。

 朝食は、昨晩の残りの親子丼。

 今日は妻が会社の後輩たちとのランチ会へ出掛けるので、私は娘と小田原へ遊びに行くことにする。

 新横浜09:45発のこだま713号に乗り、小田原へ。自由席が立ち客が出るほどの満席という想定外に見舞われたが、何とか空席に滑り込むことが出来た。全国旅行支援、恐るべし。

 まずは、入生田にある「神奈川県立 生命の星・地球博物館」へ。46億年の地球の歴史を辿ることが出来る博物館である。

 娘は最初の地球の成り立ちに関する展示コーナーは怖がっていた(全体的に暗いから)が、次に恐竜が出て来てからは一気にテンションが上がった。

 大好きなティラノサウルス・レックスと記念撮影。

 様々な動物がリアルな姿で展示されている。

 間近で見るとかなり迫力がある。

 恐竜や動物たちに大興奮の娘だったが、唯一マンモスだけは怖がっていた。牙が怖いらしい。

 昆虫コーナーも楽しかったようだ。綺麗な蝶だけでなく、最近昆虫番組で見たばかりのコノハムシやナナフシが見られて、思っていたより大きいと驚いていた。

 ニホンオオカミをはじめとする絶滅種の展示コーナーでは、私が絶滅の意味を説明するときちんと理解したようで、「かわいそうだね」という感想を口にしていた。また、死んだウミガメの胃の中にたくさんのゴミが詰まっていたという展示にも思うところがあったようである。

 植物への興味もあるのか…と思ったら、カタカナで書かれている名前を片っ端から読んでいるだけだった。

 見学を終え、入生田駅へ向かう。娘はまだまだ元気いっぱいである。

 小田原方面へ戻る。せっかくなら赤い車両に乗せてあげたかったが、通常色だった。

 小田原の1駅手前、箱根板橋で下車。

 山上蒲鉾店の直営レストラン「CAFE&RESTAURANT やまじょう」へ。窓側の一番良い席に座ることが出来た。

 娘はまだティラノサウルスの余韻に浸っている。いや、歌舞伎か?

 娘の飲み物はオレンジジュース。

 料理を待つ間、店員さんが絵本を貸して下さった。前回先輩と来た時には気付かなかったが、カラトリーの用意など、子どもの来店を歓迎してくださっているのがとてもありがたい。

 前回来た時にはまだ始まっていなかったレストランメニューから、「無添加かまぼこのカルボナーラ」を注文。にんにくの風味がしっかりきいた本格的なカルボナーラだ。カルボナーラもかまぼこも大好きな娘にぴったり。

 前回も注文した「小田原かまぼこと手焼き伊達巻」。右から上板、特上、極上と3種類の板付き蒲鉾を食べ比べる。「味の違いがわかる?」と聞いてみたら、娘は真剣な表情で食べ比べてから「わかるよ」とドヤ顔をしていた。ただ、娘はそれ以上に伊達巻が気に入ったようで、私の取り分は全く回って来なかった。カルボナーラも半分以上食べているし、すごい食欲である。

 私がメインに選んだのは「鯵から揚げうどん」。鯵のから揚げの美味しさに驚かされる。噛めば噛むほど鯵の旨みが染み出してくる。

 デザートは、前回も注文してとても美味しかった「伊達巻アイス」。娘は伊達巻クッキーが気に入ったらしい。

 カフェラテを追加注文し、もう少し休憩。

 店員さんが娘に「お絵描き用に」と蒲鉾板をプレゼント、クレヨンも貸して下さり、娘は楽しそうに蒲鉾の絵を描いていた。描いたものを見せに行った際にも皆さんで褒めてくださって、娘はとても嬉しそうだった。本当にありがとうございます。

 お絵描きをした蒲鉾板と松ぼっくりをお土産に頂き、ニコニコでお店を出る。さっそく娘が「またきたい」と言っている。

 お店のすぐ裏を走っている西湘バイパスの下をくぐり、相模湾を見に行く。

 仕事で山上さんを訪問していた頃から、私はこの海の景色が大好きだ。

 訪問後、すぐに帰らずこの浜辺でサボったのも良い思い出である。

 娘はまだ海に近づくのは怖いらしい。

 その一方で、綺麗な石がたくさん落ちていると喜んでいる。

 さすがにそんなに大きいのは持って帰れませんが…。

 腹ごなしも兼ねて、小田原城まで歩く。1キロ近く距離があるので途中で音を上げるかと思いきや、最後まで自分で歩いた。

 どんどん体力が付いてきている。

 天守閣の裏にある「こども遊園地」へ。結構本格的なゴーカートがあったり、豆汽車に乗れたり、娘は大喜び。たくさん乗っても全てが公共価格(30円とか80円とか)なので、親にとってもありがたい施設である。しかも、豆汽車は大人の私でもかなり楽しかった。

 小田原駅前まで戻り、チボリのソフトクリームを食べる。IKEAのソフトクリームを覚えてから、娘のソフトクリーム愛がどんどん深まっている。

 妻へのお土産に「ちん里う」で梅干し(3年ものの十郎梅)を買ってから、16:14発のこだま728号で新横浜へ帰る。

 予想通り車内でぐっすり眠った娘を抱っこし、家まで歩いて帰る。

 17時前に帰宅。30分も寝ていないと思うのだが、娘は帰ってすぐに目を覚ました。これだけ動き回ったので、2時間くらいは寝るだろうと思っていたのだが。

 入浴を終えた頃に妻も帰宅する。

 夕食はハンバーグ。私はそれほどお腹が空いていないのでほとんど食べなかったのだが、娘は普通に全て平らげていた。どんな胃袋をしているのだろう。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。さすがにすぐに寝るだろうと思いきや、布団に入ってからも結構ねばっていた。すごい体力である。危うくこちらが寝落ちするところだった。

 今日の侍ジャパンとの強化試合をもって、日本ハムの杉谷拳士選手が現役を引退した。ファイターズのみならず球界を代表する元気印で、「野球のうまい芸人」とも評される彼のキャラクターはたくさんの人を笑顔にしてきた。一方、野球に対する姿勢は本当に真摯で泥臭く、貴重なユーティリティプレイヤーとしてチームに貢献し続けてきた。時には1試合に左右の打席でホームランを放つなど、数字以上に見ていてワクワクさせられる選手だった。本当はもっと長く続けて欲しかったし、彼のいないファイターズは想像するだけで寂しいが、ご本人の決断なので次のステージへの前進を応援したい。最後は、日本ハムと日本代表の選手たちから胴上げされるという、彼らしい派手な卒業だった。これまでたくさんの楽しい時間を、ありがとうございました。

 試合前のバッティング練習時には、普段は西武ドーム(ベルーナドーム)のアナウンスを担当されている鈴木あずささんが出張アナウンスを務め、名物となっていた「杉谷いじり」を聞かせてくれた。普段は「ファイターズファンのひとりとして…」なんて枕詞はおこがましくて使えないが、今回だけは許してもらおう。鈴木あずささん、そして彼女の派遣を快諾してくださったライオンズ球団の方々、杉谷拳士への最高の餞をありがとうございました。ファイターズファンのひとりとして、心から感謝申し上げます。

 日付が変わる頃に就寝。


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