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人生そのものがフィールドワーク。

11月30日(木) 非日常の連続。

2023年12月02日 08時02分07秒 | 2023年

 6時半起床。

 朝食は後回しにして身支度を整え、妻と娘を見送ってから家を出る。

 新幹線で東京まで出て、日本橋の「COFFEE LOTUS」(珈琲ロータス)で朝食。

 奮発して「LOTUSスペシャル」を注文。バターシナモン蜂蜜トースト、半熟ゆで卵、自家製山葡萄ジャムのヨーグルト、フレッシュフルーツサラダ、トマトジュースという豪華なラインナップ。どれから食べるか迷ってしまう。これが朝食の理想形ではないだろうか。

 フレッシュフルーツサラダの主役はマスクメロンだが、美味しさではその他季節のフルーツも負けてはいない。特に柿は絶品だった。

 10時前に出勤。今日は勤務時間をスライドさせて10時始業とし、併せて時間休も使って16時に退社する予定である。

 朝食が遅めかつ豪華だったし、夕食も早めかつ豪華にする予定なので、昼食はプロテインドリンクにしてカロリーもお財布も調整。

 16時で退社し、京浜東北線で関内へ出る。

 有隣堂書店に寄り、お目当ての本を買う。有隣堂は新横浜の駅ビルに入っていた店舗が9月末で閉店してしまったので、最寄りのお店はこの伊勢佐木町本店である。

 三嶋(原)浩子『未定年図鑑』。母の親友で、私のことも本当に可愛がってくださっている方の初単著だ。50代を「未定年」と定義しそこから先の生き方を考えるという1冊なので、私には10年くらい早いが、いずれ直面する課題だろう。

 「野毛おでん」で夕食。前職時代、ちょくちょくランチを食べに来ていたお店である。

 カウンターに座る。お酒は飲めないが、その分気になるメニューを片っ端から食べよう。

 お刺身は、店員さんにおすすめされたカワハギを選んだ。真鶴で竿釣りされたものだそうだ。

 肝で和えて食べる。びっくりするくらい美味しい。つまの大根も駆使して肝を1滴残らず味わう。

 おでんは、大根と卵から。ランチでもよく食べていたので、懐かしい。今日関内へ来ることになった瞬間に思い付いたのがこのおでんである。

 季節限定の真鱈白子のおでん。すっきりした出汁と濃厚な白子がよく合う。

 メヒカリの唐揚げ。「野毛おでん」はおでん屋さんだが、魚の唐揚げが美味しい。特にこのメヒカリは絶品で、外側のサクサクと身のふわふわ加減がたまらない。ランチに来ていた頃にもメニューにあれば必ずこれを食べていた。

 おでん第2弾は、ちくわぶ、こんにゃく、つみれ。私が一番好きなおでんの具、ちくわぶがここで登場。つみれは初めて食べたが、いわしの身がぎっしり詰まっていて食べ応えがあった。

 季節限定の牡蠣のおでん。牡蠣をおでんにするという発想が素敵だ。白子もそうだったが、クリーミーなものとここのお出汁はよく合う。

 最後はタコとがんもどきで〆る。贅沢な夕食だった。

 慣れ親しんだ関内、馬車道の街を通り、県庁方面へ歩く。開港記念会館のあたりから海風を感じられるようになる。

 県庁の東側、みなとみらい線の駅名にもなっている日本大通りは銀杏の見所でもある。

 もう終盤ではあるが、見応えのある美しさである。

 山下公園が近づくと、クリスマスの雰囲気が漂ってくる。

 今日は少し風が強く、人は少ない。

 全身で風を受けながら歩くのは気持ち良いが、しばらくすると身体が芯から冷えてくる。

 今度はもう少し暖かい時にゆっくり来ます。

 色々と寄り道をしたが、今日の目的地は神奈川県民ホールである。

 「よしもとお笑いライブ in よこはま」を観る。SNSで流れて来た広告を見て出演者の豪華さに驚き、すぐにチケットを買った。

 オズワルドに始まり、とろサーモンと銀シャリで終わるという本当に豪華なメンバーで、1組1組の持ち時間もゆったりあるし、テレビでは絶対に出来ないネタもあって、お笑い好きにとっては幸せな2時間だった。皆さん面白かったが、中でもタカアンドトシは圧巻だった。ネタが進むに連れてどんどん面白さが増幅していって、ここぞというところで出る「欧米か!」に会場は拍手喝采。私も途中から涙を流しながら笑っていた。あと、失礼ながら名前を忘れてしまったのだが、前説のコンビもとても盛り上げ上手だった。いつか彼らのネタも見てみたい。

 大満足で会場を出て、帰途につく。

 日本大通りからみなとみらい線(東横線)で菊名まで出て、歩いて帰って来る。歩いていると温かくなってきて、中盤でネクターを補給した。

 22時前に帰宅。

 娘を起こさないようにいそいそと入浴し、洗濯を済ませる。

 日付が変わる頃に就寝。