京の話題（平安京その90）京都御苑内の厳島神社

謹賀新年

今年は災害や大事故の無い、また政治のゴタゴタが無い、そして経済の回復、円高脱却。世界中の人々が平和な日々をおくれますように。

年頭からさっそく、京都御苑内には、三社が祀られています。地元の方もあまりご存じないと思います。南から散策します。

丸太町通の堺町御門から入ると、左側に「勾玉池」（まがたまいけ）が有ります。

その中の島に「厳島神社」が建つています。社はさほど大きくは有りません。

由緒書では、平清盛は安芸の厳島神社を崇拝して、兵庫に一社を設けて勧請しました。

祭神は「市杵島姫命」「湍津姫命」（たぎつひめのみこと）「田心姫命」です。

社殿前の石鳥居は唐破風鳥居として、蚕の社（前記にて記載しました）の三柱鳥居・伴氏社の鳥居とともに京都三鳥居のひとつに数えられています。

また、弁財天の額などあげられて、芸事にも御利益が有るそうです。今、弁天様とちょっといっぱい、いい気分です。

上京区京都御苑内