京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その544)武士の台頭でもなんら揺らぐこと無い、平安京の朝低・と帝ー1

2013-07-24 00:04:27 | 京の話題

「律令政治」が乱れ、十世紀になって地方絵自自が乱れると、各地に」成長した」「豪族」や「荘官」などの有力農民は、「荘園」を他の「豪族」や受領から守るために武装しました。闘争を繰り返しては勢力を拡大していきました。

これが「武士」の発生です。

「武士」は「家子」(いえこ)と呼ばれる一族や「郎党」と呼ばれる従者を従え、「武士団」をつくりました。中でも「関東地方」は良馬を産することもあり、武士の成長が目立ちました。

それがさらに統合され、十一世紀には「国司」(こくじ)として地方に上がり、土着しました。

「中央貴族」やその子孫を「棟梁」(とうりょう)としました。そして、「大武士団」となりました。

特に第50代「桓武天皇」と第56代「清和天皇」からの血をひいいた、「平氏」と「源氏」が台頭しました。その他、第52代「嵯峨天皇」から血をひいた、「嵯峨源氏」が有名です。

第50代「桓武天皇」・・・・「桓武平氏」

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第56代「清和天皇」・・・・「清和源氏」

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第52代「嵯峨天皇」・・・・・源綱・源融・渡辺綱、などなど有名な人物を、輩出しています。(一般的に、嵯峨源氏は名前は一字です)

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「摂関政治」から、「武士政治」に変わりつつありますが、京の「朝廷」の権限は揺るがすものではありませんでした。


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