正式には「鈴声山真正極楽寺」(れいしょうざんしんしょうごくらくじ)という、長ったらしい名前です。しかし「真如堂」と言わないと誰も分かりません。
京都でも5指の中に入る景色のよいお寺です。
三重の塔もこのお寺に良くあっています。
立派な三重の塔です。
創建は正暦3年(992年)比叡山の戒算上人。一条天皇の勅願寺となり天台宗の巨刹として荘厳な伽藍を誇りました。しかし、応仁の乱などで全ての諸堂が焼失し、寺地をてんてんとし、足利義政 の寄進で文明16年(1484年)この地に再建されました。
しかし、その後天台宗から浄土宗に改宗して又移転を繰り返して、ようやくこの地に元禄6年(1693年)戻りました。
深秋になると紅葉がひじょうに美しく、「もみじの真如堂」といわれています。
左京区浄土寺真如町82