京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その51)狛犬でなく、こま鳩の、三宅八幡宮

2011-11-04 00:04:52 | 京の話題

なんといっても、ここの名物は狛犬では無く「こま鳩」です(こまどり姉妹?古いな~違います)。とりあえずご覧ください。

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こま鳩は一方は伏して、片方は立っています。(日本でここだけかな?)

この社は「虫八幡」とよばれ、子供の疳の虫(かんのむし)除けで、様々な子供の病を治す神として信仰をえています。

いわれは、病にちなみます。「推古天皇」より遣隋使に命じられた「小野妹子」は九州の筑紫で病になり、宇佐八幡にその平癒を祈願しました。たちまち病が治り、中国の隋にても無事に役目を果たす事が出来帰国しました。その後、「小野妹子」はこの地に宇佐八幡を勧請した故事あります。

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三宅の名前は、南朝の忠臣備後三郎三宅高徳が当地に移住し、邸内の鎮守とあがめたと言う事です。

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お土産に、「こま鳩」の鳩餅が有ります。

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ここでも休憩して食べられます。しっとりとした鳩お餅です。一度ここで休憩がてらご試食を!

左京区上高野三宅町22