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自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

ホークスは九州と共に

2018-12-14 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
福岡ソフトバンクは11月25日、本拠地の九州・福岡移転から30周年のメモリアルイヤーとなる2019年シーズンにおいて「福岡移転30周年記念事業」を実施していくことを発表。

本拠地移転から30年目を迎えるという2019年。球団はこれまでのホークスを支え、育ててくれた九州の熱いファンの皆様とのつながりの積み重ねに感謝しつつ、これからも九州から世界一を目指していく決意も込めて、ファンとチームの絆をより強固なものとすべく、“記念事業”と銘打った様々な取り組みを行っていく。

中でも目玉となっているのが、「WE=KYUSHU」ロゴマークとユニフォームの制作。


『ホークスは九州と共に』を合言葉に、「WE=KYUSHU」と九州地図、移転30周年、球団名を一体化させたデザインのロゴを記念事業と象徴とし、「WE=KYUSHUデー」ではそのロゴをあしらった記念ユニフォームを着用して戦う。

ユニフォームはファンに愛された勝利の赤『カチドキレッド』を採用。九州とホークスの絆を形にしたユニフォームとなっている。


ワッペン・キャップのマークは九州地図と球団マークを一体化した初のデザインとなっており、シンプルなユニフォームデザインは、九州への真っ直ぐな思いが込められているという。


「WE=KYUSHU デー」は4月7日(日)の福岡ドームでの試合を皮切りに、長崎・北九州・熊本・鹿児島で開催する公式戦で実施。


ユニフォームから企業名である「SoftBank」が抜け、純粋に「HAWKS」のみの表記になったことは、今年の球団創設80周年記念ユニフォーム同様大いに評価できる。

そして何よりも惹かれたのはキャップに配された九州のシルエットロゴ!本来キャップのロゴというものは地名のイニシャルであるべきだがNPBでは企業名のイニシャル×ニックネームのイニシャル、またはニックネームのイニシャルを全球団が採用しているので、地元に対する配慮が欠けている。しかし、福岡移転30周年記念事業のキャップには九州のシルエットロゴが配されているることは地元である九州に向け、しっかりとした配慮が可視化されることになった。

正直、イベント時のみに着用するには勿体ない。可能であれば通常時もこのロゴを採用してもらいたいものだ!いやぁ~このキャップには惚れ惚れしたわぁ~

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)

名球会ベースボールフェスティバル2018

2018-12-13 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
正直、名球会のイベントごとにはさほど興味はないのだが…今年の「名球会ベースボールフェスティバル2018」(11月24日開催@東京ドーム)はちょっと違った。というか、開催が待ち遠しくてソワソワしていたぐらいだ。

セパ対抗戦は目新しいわけではないが、今年は…選手がNPBで初めて所属した球団の入団当時の復刻ユニフォーム(と入団当時の背番号)を着用してプレーする事になったからだ!!!







①左:#22 佐々木主浩氏(横浜大洋)/右:#25 内川聖一選手(横浜)※内川選手は試合前急遽パ・リーグ選抜に所属変更(笑)


②左:#66 石井琢朗氏(横浜大洋)/中:#1 谷繁元信氏(横浜大洋)/右:#9 小久保裕紀氏(福岡ダイエー)


③左:#11 野茂英雄氏(近鉄)/中:#12 柴田勲氏(巨人)/右:#22 和田一浩氏(西武)


④左:#13 岩瀬仁紀氏(中日)/#70 福浦和也選手(千葉ロッテ)


⑤左:#9 小久保裕紀氏(福岡ダイエー)/右:#7 井口資仁氏(福岡ダイエー)


⑥#20 北別府学氏(広島)


⑦左から#2 荒木雅博氏/#3 立浪和義氏/#41 高木守道氏/#1 福留孝介選手/#13 岩瀬仁紀氏/#34 山本昌広氏(すべて中日)


⑧左:#71 秋山幸二氏(西武)/右:#27 古田敦也氏(ヤクルト)


⑨左:#21 東尾修氏(西鉄)/右:#27 山本浩二氏(広島)


⑩#51 前田智徳氏(広島)

厳密には忠実に復刻されているわけではなく昭和30~40年代のユニフォームにはあるはずのない背ネームがあったり、③の柴田勲氏(巨人)が着用しているユニフォームは1981~1985モデルだし(柴田氏は1962年に巨人入団)、⑦の中日のドジャースタイプユニフォームは…胸のDragonsロゴは1987~1995モデル、キャップは1987~1995モデル、胸番号の書体は1996~2003モデル、胸番号の大きさは1987~1995サイズと、もうゴチャゴチャだし(笑)、そもそも岩瀬さんや福留選手は筆記体「D」のキャップを着用したことがない!


と、色々ツッコミたいところはあったが、ユニフォーム好きには贅沢すぎるほど様々な時代のユニフォームが一堂に会したことは感涙モノであった。

所沢移転後に使用された西武のユニフォームをまとった秋山幸二氏の背番号71や⑦の高木守道氏の背番号41は全く目にしたことがなかったので今回初めて見ることができた。見慣れた背番号でなく入団時の背番号というのも、非常に興味深かった。⑨山本浩二氏の背番号27も白黒写真でしか見たことなかったもんなぁ~

いや~、ホント目の保養になった

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)

横浜が初代大洋ホエールズユニフォームを復刻!

2018-12-06 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
横浜は2018年11月22日に球団創設から満69周年を迎え、翌11月23日から70周年目がスタート。新たな歴史の幕開けとなる2018年11月23日から2019年11月22日までの1年間を通じて「70th ANNIVERSARY PROJECT」と題したさまざまな企画を行う。

そのうちの一つが来年の3月10日に球団創設の地である山口県下関市でオープン戦の開催。

来年3月10日に山口県下関市にある下関球場(オーヴィジョンスタジアム下関)で行われるオープン戦で、球団創設後、初の開幕戦となった1950年3月10日に選手が着用していたユニホームを復刻。創設時のチームへの敬意を表し、復刻ユニを着用する。


1950年モデルの復刻ユニフォームを着用する#11 東克樹/#25 筒香嘉智/#19 山崎康晃

いいね、こーゆー先人への敬意の表れ。そして時代を感じさせてくれながらも今でも十分スタイリッシュなシンプルなデザインのこのユニフォーム!左胸に小さく「WHALES」の文字。今見ると少々地味なデザインだが、これは前年秋に来日したAAA級サンフランシスコ・シールズのスタイルを模写。このシールズスタイルは他球団も採用し当時の流行となった。


また、今回は球団創立後でもある下関でオープン戦が開催されることも大きな意義がある。下関市営球場は下関市向洋町の下関運動公園の一角に1949年(昭和24年)に落成、1950年に発足した大洋ホエールズの本拠地として1952年まで使用されていた。大洋は翌1953年に松竹ロビンスと合併し「大洋松竹ロビンス」(洋松ロビンス)となり、大阪球場とのダブルフランチャイズとなったが、主催試合は興行面からほとんどが大阪球場での開催となった。松竹が経営撤退し、再び大洋となった1955年に本拠地を川崎球場に移転してからも下関では大洋主催のオープン戦や公式戦がしばしば開催されてきたが、老朽化など設備に不備が目立つようになるなどしたため、後年は開催されなくなっていった。

この旧下関球場は老朽化のため1985年(昭和60年)をもって廃止となり解体。

旧下関球場

両翼88,4メートル、中堅115,8メートル

●公式戦 50~62年、65~71年、73~75年にセ・リーグ75試合、パ・リーグ3試合の計78試合が開催された


下関球場は、50年3月10日にセ・リーグ1年目の「開幕戦」が行われたことでも球史に名を残している。福岡市の平和台球場と2球場で同時開催。下関球場では2試合があり、地元のマルはホエールズが2-0で国鉄に快勝。中日は5-0で大阪に勝利。

開幕戦はマルはのエース今西錬太郎が完封勝利で客席を沸かせた。ユニホームの左袖に付いた球団名「(は)」は、林兼商店にちなんだ大洋漁業の社章だ。ただ、開幕直後にはチーム名を「大洋ホエールズ」に変更。この名前は長く親しまれた。

1953年に松竹との合併で大洋松竹ロビンスとなり、本拠地を大阪と下関とした。動員力を期待して大阪球場で32試合を開催。ナイター施設がなく当時の平日の動員力は約2000人程度しかなかった下関球場では2試合しか行われなくなった。1954年の洋松ロビンスを経て、再び大洋ホエールズとなった1955年に本拠地を川崎市の川崎球場に移転。下関球場はあるじをなくした。

既に下関から東京へ本社を移していた大洋漁業だが、同社の発祥の地である下関を重視。本拠地移転後も下関球場では年間数試合の公式戦やオープン戦を開催した。また、1950年代には米メジャーの球団などを招いた日米野球も人気を呼んだ。

1985年を最後に老朽化のために解体。跡地には下関市立市民病院が立っている。1988年に完成した新球場は下関北運動公園内にあり、1990年3月11日には近鉄の超大物ルーキー野茂英雄が、大洋とのオープン戦で「プロ初勝利」をマークしている。

※地図内にある豊楽園球場は西鉄の準本拠地的だった球場。

1951年に西鉄ライオンズが球団合併で誕生すると、福岡市の平和台球場だけでなく、豊楽園球場での公式戦開催の機運がさらに高まり、西鉄戦は6試合が開催。翌1952年には12試合(平和台球場は18試合)が開催。

現在より西側にあった小倉駅が現在地に移転することに合わせ、1957年を最後に取り壊しが決定。翌1958年に完成した小倉球場(現北九州市民球場)に役割を譲った。最後の公式戦は、1957年にV2を果たした西鉄「野武士軍団」のシーズン最終戦だった。

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NPB2018年のトレンド

2018-11-28 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
NPBだけの話じゃないが、野球のユニフォームというのも一般的なファッションと同様にトレンドというものがある。

近年ではロングパンツだったり、MLBのみではストッキングの多様化、NPBのみでは昇華プリント等々…。

で、今年は打者のヘルメットに目立った変化があった。MLB、NPBとも目についたのが「フェイスガード」

#9 丸佳浩(広島)

日本シリーズや日米野球でも、福岡ソフトバンクの柳田悠岐選手らがほおを覆うフェースガード付きを装着。

顔への死球禍を防ぐための措置だが、ファッション性も意外に受けているという。

MLBで普及した影響で、今年の夏ごろから付ける選手が増えたらしい。

これまで、近鉄のマニエル選手や福岡ダイエーの秋山幸二選手らが、顔面に死球を受けた直後の対策として特注のフェースガードをヘルメットに付けたことがあったが、短期間の特例的な使用に限られていた。それが、米国の後を追うように日本でも売り出されるようになると、福岡ソフトバンクでも一気に広がった。

柳田外野手のほか、「甲斐キャノン」と呼ばれる強肩の甲斐拓也捕手、チャンスメーカーの川島慶三内野手…。日本シリーズでも、打席の左右や打順にかかわらず、数人の中心選手がほおをカバーで隠して投手に相対した。

投手の球速が上がり、前足を早めに踏み込む打撃スタイルが強打者を中心に普及。内角の投球を避けづらくなり、死球の予防策として使われるようになったという。厚みがそれほどなく、一定の視野を確保できる構造も決め手の一つ。

ただ、福岡ソフトバンクでは別の理由もあるようで、MLBのスター選手であるトラウトやハーパーが使っているのも大きい。『かっこいい』『ファッショナブル』というノリのようなところもあるらしい。

日本野球機構によると、ガードの装着は「ヘルメットの改造」に当たり、各球団からの申請を受けて現物を確認し、許可を出している。東京ヤクルトのバレンティン選手のように昨季から取り入れている選手もいたが、今季に入って使用が急増したという。

申請は全12球団から出ているもののチームによって温度差がある。阪神タイガースによると、今季加入したナバーロ選手のみが使用を届けていて個々の選手の判断に任せているらしい。

日本シリーズで福岡ソフトバンクに敗れた広島でも少数派にとどまる。クリーンアップの丸佳浩選手、鈴木誠也選手らが今季から使い始める一方、「圧迫するような感覚がある」などと見送る選手が多いという。

さぁ、本格的に日本に上陸したフェイスガード。来年からはこのトレンドが定着するか?新たなトレンドは多少違和感があるが、これも野球観戦の楽しみでもある。

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オリックス・バファローズ「Bs」ロゴ廃止という愚行を犯す…

2018-11-26 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
オリックス・バファローズは11月25日、来季2019年シーズンへ向けたユニフォームの変更を発表。


左からサードユニフォーム #43 山本由伸投手/ホームユニフォーム #34 吉田正尚外野手/ビジターユニフォーム #13 山岡泰輔投手

ホーム及びビジター用ユニフォームはデザインやカラーリングはこれまでのユニフォームを踏襲。襟、袖、パンツに配されたパイピングは強調された。また、背ネームや背番号、胸番号のフォントはリニューアルされた。まぁ、ビジターがグレーじゃないというのは癇に障るが基本的には悪くない。

また、「Bs spiritsユニフォーム」と命名されたサードユニフォームのカラーリングはネイビー&レッド。厳密にはブラック&レッドだったが黄金時代だった昭和50年代前半の阪急ブレーブスのキャップユニフォームを彷彿させる配色で非常に好印象である。

ユニフォームに関しては概ね好意的なのだが…キャップのロゴが「Bs」から「B」に変更されたことが非常に不愉快である!!!

オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併により2005年に誕生したオリックス・バファローズの初代ユニフォームはオリックス・ブルーウェーブのデザインに偏りすぎ大阪近鉄バファローズに対し著しく配慮が欠けていたものだった。

#10 谷佳知

そのため大阪のバファローズファンに配慮してブルーウェーブモデルのユニフォームは神戸用となり、色違いのラグランスリーブを採用し、キャップのブリム縁及びフロントパネルとミドルパネルの境界に赤のパイプを配した大阪用ユニフォームが急遽作成された。その際に登場したロゴが今年まで使用された「Bs」ロゴである。

#28 小松聖

多くのNPBファンの感情を逆なでしたブルーウェーブモデルのユニフォーム(後の神戸用)は当然のように2005年限りで廃止。2006年から神戸用でも新生オリックス・バファローズの象徴でもある「Bs」ロゴが採用された。

左:#5 清原和博/右:#8 中村紀洋

後付だったような気はするが、この「Bs」ロゴは阪急ブレーブス(Braves)、オリックス・ブルーウェーブ(Blue Wave)、大阪近鉄バファローズ(Buffaloes)の3つの「B」を継承するため複数形を意味する「s」が添えられていると説明された。

それが…合併という多くのNPBファンの心を踏みにじるような出来事から僅か14年しか経過していないのに…その合併の経緯から難産の末に生まれたオリックス・バファローズがようやくアイデンティティーを確立し始めた「Bs」ロゴを廃止するとは…愚行としか言いようがない。合併なんて、もう過去のことだという意思表示なのだろうか…?

仕方がない要素もあっただろうが、基本的にオリックスと大阪近鉄の合併には批判的だったオレ。故にその後オリックス球団への評価も芳しくなかったが、近年では「Bs」ロゴの素晴らしいコンセプトの下、阪急ブレーブス、オリックス・ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブ、近鉄バファローズ、大阪近鉄バファローズへ向けられた敬意は大いに評価していたのに…

オリックス球団には大いに失望した。厳しい環境下で誕生したオリックス・バファローズには「Bs」ロゴの高潔なるコンセプトと共に飛躍してほしかっただけに、今回の「Bs」ロゴ廃止には失望・憤慨・落胆しかない…。「Bs」ロゴはオリックスとバファローズの融合の証だと思っていたのに…。

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中日ドラゴンズ2019年からの新ユニフォームがカッコいい!!!

2018-11-19 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
中日が2019年シーズン用の新ユニホームを発表。11月17日にナゴヤドームで行われたファンフェスタの中で披露。

福田、鈴木博、高橋、藤嶋各々選手がぞれぞれホーム、ビジター用をそれぞれ着用して登場。





今季までのものより、両袖部分の太いラインがなくなり、襟部分からと、ズボン横に細いラインを入れている。

ホームは白基調で胸に青の筆記体で「DRAGONS」、ビジターは上半身は青基調で白のゴシック体で「CHUNICHI」と入り、ズボンはホームと同じ白で細い青ラインが入る。また帽子はホーム、ビジターとも今季同様の青だが、ホームのみブリム端のサイドに白い縁取りが追加。シャープさを強調している。

コンセプトは球団発表によると、歴史、伝統による“誇り”を強調。常に日本一を狙う球団にふさわしい強さ、日本プロ野球界の名門にふさわしい誇りを表現している。

なお、来春のキャンプから正式に着用する新ユニホームは、この日発表されたユニホームの上半身のボタンの色を反転させ、ホーム用は青いボタン、ビジター用は白いボタンが採用される。

引用記事はこちら



筆記体のロゴにラケットラインの組み合わせはくどい、背番号が相変わらず野暮ったいスチューデント型、ビジター用は上下ともグレーにすべき等々…多少オレの好みに相容れない箇所はあるものの…基本的には

カッコいい!!!


今年までのユニフォームは両袖部分の太いラインが野暮ったかったが、それが廃止によりシンプルなデザインとなり、優雅で気品あふれるデザインとなった。やはり、伝統ある中日はシンプルなデザインが一番映える。


蛇足だが、オレ個人の好みで最も美しかったと思える中日ドラゴンズのユニフォームは1996年。左から#34 山本昌広/右:#55 大豊泰昭(1996年)

1988年から使用されたドジャースタイプがマイナーチェンジされ、ドジャーズのようにヒゲが左端のDの先端にかかるように変更、背番号の書体もドジャース同様MLB式に変更。筆記体「D」キャップとこのユニフォームの組み合わせは1996年のみ

1997年からキャップロゴがブロック体の「D」に変更されたのは残念だった…。

左から#17 李尚勲(NPB時代の登録名はサムソン・リー)/#20 宣銅烈/#7 李鍾範(1999年)

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北海道日本ハム新球場は天然芝に正式決定!

2018-11-12 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
NPB・北海道日本ハムファイターズの親会社・日本ハムは10月31日、取締役会を開き、北海道北広島市に本拠地球場を建設することを決めた。積雪寒冷地への対応として、日本初の開閉式の屋根を備えた天然芝球場とする。球場の開業は2023年3月。


11月5日に発表された新しい球場イメージ


球団は以前から新球場建設の目的の一つに「選手のプレー環境の改善」を挙げており、グラウンドは天然芝とする。球場建設後に商業施設やホテルなど付帯施設の営業を順次始める予定で、スポーツを核とした街づくり「ボールパーク構想」の実現へ本格的に動き出す。

開閉式の屋根を持つ天然芝の球場で、収容人数は約3万5千人。札幌市内で記者会見した三谷仁志事業統括副本部長は「世界がまだ見ぬボールパークを北海道から発信したい」と語った。

大きな特長はスライドする長さ約160メートルの切り妻式の屋根で、冬場は閉じて雪を防ぐ。中堅後方には高さ約70メートル、幅約180メートルのガラスの壁が建てられ、将来的には映像も流される予定。

左右非対称のグラウンドは掘り下げ式で、地上レベルにスタンドを取り囲むようにコンコースを設置。左翼席上段には天然温泉の入浴施設ができ、球場の周りの公園にはバーベキューやキャンプをできる施設も造るという。


実に素晴らしい!!!

NPB本拠地では宮城球場、甲子園球場、グリーンスタジアム神戸(オリックスの準本拠地)、2代目広島市民球場(マツダ)に次いでの天然芝球場になる。

寒冷地故に屋根の設置は仕方ないが、野球とは青空のもとで芝生の上で行うというコンセプトがしっかり反映され、本来あるべき姿が北広島で体現されることは非常に喜ばしい。


さて、スライド式開閉式屋根を備えた天然芝球場といえばシアトルの「セーフコ・フィールド」

バンクワン・ボールパーク(現チェイス・フィールド)に次ぐ世界2番目の開閉式屋根付き天然芝の野球場である。右翼スタンドの上に収納された屋根は3枚の鋼鉄板で出来ており、重さは約1万1,000トン。開閉には20分ほどの時間を要する

球場完成直後、当時居住していたバンクーバーからグレイハウンドに乗り込みシアトルまで赴き、初めてセーフコ・フィールドを目の当たりにしたとき、あまりの美しさに涙した。それぐらいボールパークを完全に体現した球場だった。

その日は幸か不幸か、試合中に降雨があり、初めて開閉式屋根が閉じる風景も目の当たりにできる幸運に恵まれた(但し屋根の開閉には20分ほどかかり、屋根が閉じかけたときは雨がやんでいたがwww)。

おそらく北海道日本ハム新球場も寒冷地シアトルにあるセーフコ・フィールドに似たような構造になるように思われる。あの感動が遂に日本国内でも体験できるかと思うと、興奮が抑えきれない。早く、北広島の新球場で躍動する選手たちを目の当たりにしたいものだ!!!

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ドレスコードは崩壊したのか?

2018-10-31 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
オレがまだ現役プレイヤーだったときからの常識。

ユニフォームとはまず「全員が同じものを着る」ということが大前提。規則には以下のように明文化されている。

“同一チームの各プレーヤーは、同色、同形、同意匠のユニフォームを着用”
“自チームの他のプレーヤーと異なるユニフォームを着たプレーヤーは試合には参加できない”
“アンダーシャツの外から見える部分は、同一チームの各プレーヤー全員が同じ色でなければならない”

他のチームのユニフォームを着用することはもちろん、マークの色など一部だけでも他のメンバーと異なるデザインや形のユニフォームは認められない。アンダーシャツの色も統一するように記されている。

確かスパイクの色も同一チームは同色で揃えなければいけなかったはず。


だけど、最近のMLBを見ていると…





スパイクの色はバラバラ、シャツから覗くアンダーシャツ(またはコンプレッションウェア)の色もチームによってはバラバラだし、ストッキングの意匠も最近は統一されていないし…なんか、すごい風紀が乱れているような気がする…

スパイクカラーに白を採用していたのもMLBではオークランド・アスレチックスだけで、そのことを誇示するためにプライオリティーロゴに白のスパイクが描かれていたぐらいオリジナルティーがあるものだった。



#27 キャットフィッシュ・ハンター

が…今ではどこのチームに在籍していようが、チームカラーとは異なる、白のスパイクだって履けるようだ。白いスパイクはオークランドの専売特許だったのに…。


その昔、新庄剛志選手がニューヨーク・メッツ入団の際、パーソナルカラーである赤のリストバンドを使用を求めたところ『アンダーシャツの外から見える部分は、同一チームの各プレーヤー全員が同じ色でなければならない』というルールに抵触し、NYMのチームカラーであるオレンジのリストバンドに変更させられたことは有名な話。


それぐらいユニフォームのドレスコードは徹底されていたのに、なぜ、こんなにも放置されているのだろうか?てか、そもそもユニフォームに関するルールがなぜ、ここまで徹底されていないのか不思議で仕方ない。なにか理由でもあるのだろうか???


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グリズリーズの新ロゴが昔のブルージェイズっぽくねぇ?

2018-09-14 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
2018年10月16日に2018-19シーズンが開幕するNBA。

と言ってもNBAに熱中していたのは当時居住していたバンクーバーにグリズリーズがあった時だけなので遠い昔。厳密に言えばNBAが好きだったのではなく、地元バンクーバー・グリズリーズが好きだったからNBAを見ていたと言うべきだろう。(※以降バスケ観戦といえばもっぱらbjリーグ、そして後継のBリーグのみ!)

そのグリズリーズは興行的な問題で2001年にメンフィスに移転。バンクーバーからの転出はショックだった。しかもカナダ国内ではなくアメリカに行ってしまうなんて…。まだカナダにはトロント・ラプターズが存在していたが、グリズリーズがバンクーバーから消えてしまったショックは癒せず…NBAへの関心を失った。

そのメンフィス・グリズリーズだが…新シーズンからユニフォームを新調という記事を見た。「グリズリーズ」という文字には今でも過剰反応してしまうのだが、もうバンクーバーのグリズリーズではないので然程興味を掻き立てられることはないのだが、今回はちょっと違った。

メンフィス・グリズリーズ新ユニフォーム(2018-19~)


注目したいのは白いユニフォーム

あれ、なんか親近感があって、懐かしくて、見たことあるような雰囲気だな…


そうだ、これは1997~2003年まで使用されていたトロント・ブルージェイズのロゴデザインに似ているんだ!!!配色まで同じじゃん!

#21 ロジャー・クレメンス


昨年まで使用された「GRIZZLIES」ロゴは…配色等は1997~2003年まで使用されていたトロント・ブルージェイズのロゴデザインに似ているけど配置がアーチ状なので、ちょっと印象が異なる。


アーチ状なら今のブルージェイズに似ているようにも思えるが…

今のブルージェイズロゴにはライトブルーの使用がないのでビミョーに異なる。


しかし、今回の「MEMPHIS」ロゴは形状も配色もトロント・ブルージェイズのロゴ(1997~2003年)とそっくり!



元々カナダのバンクーバーにあったグリズリーズ。しかしメンフィス移転後は徐々にユニフォームやロゴからバンクーバー時代の面影は排除された。多少ブルージェイズに似たチームロゴを用いてたとは言え…グリズリーズはもうカナダとは無縁の存在になってしまったように思えた。

しかし、今回の新「MEMPHIS」ロゴは分かる人には「あっ、カナダっぽい!」とピンとくるデザイン。球団にはそんな意図はないのだろうが…オレは久々にグリズリーズからカナダの面影を感じ取れて嬉しかった。

でも、よくよく考えれば、「グリズリー」はカナダ(とアラスカ)を主な生息地として、メンフィスには生息していないのにかかわらず、今も「グリズリーズ」のニックネームを使用してくれている。配慮には感謝しなきゃだな。


ロゴよりも「グリズリー」の響きが一番カナダらしいのかもしれない



余談だが、グリズリーズのユニフォームにも醜悪なFedExの広告ロゴ入っているね…。ホント広告ロゴ入りユニフォームはみっともない。今からでもなんとかならんかね…

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ユニフォームの背ネームに絵文字はやり過ぎでは…

2018-09-02 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
MLBでは8月24日から24日までの3日間、昨年に続き2回目となる「プレーヤーズ・ウィークエンド」が開催された。選手の個性と情熱、成長をこれまでにない方法で輝かせることを目的として設立されたものだが、後述の通りまがまがしい色遣いのユニフォームは野球の品格を陥れているようで個人的には否定的なスタンスである。

「プレーヤーズ・ウィークエンド」最大の特徴は、特別にデザインされたユニフォームを選手たちが着用すること。各チームにはチームカラーを基本に、子供のチームがよく使用しているユニフォームにインスパイアされたというビビットな色使いのキャップとユニフォームが新調されている。また背ネームにおいても通常のファミリーネームではなくニックネームが記載されていることも特徴である。


キャップに関しては昨シーズン着用したものから新調。全チームともブリムとクラウンは異なる色を配色。キャップロゴの色も新調。ミルウォーキーとフィラデルフィアは昨年とは異なるロゴを使用、他の28チームは昨年と同じロゴを使用。


ジャージーに関しては、半数が昨年と全く同じジャージーデザインを着用、残り半分は新しいデザインを採用。新デザイン採用チームは、BAL、CWS、CIN、CLE、COL、DET、HOU、MIL、MIN、PHI、PIT、SD、SF、STL。

また、前倒しで開催れた8月23日のCWS@DETにて1試合だけだが、「プレーヤーズ・ウィークエンド」特別ソックスが両チームで使用された。

「プレーヤーズ・ウィークエンド」ロゴを転写したデザイン


キャリア初HRを放った#50 ロニー・ロドリゲス(DET) 投手は#33 ジェームズ・シールズ(CWS)


上記ロニー・ロドリゲスの本塁打を見送った#25 ライアン・ラマー(CWS)


この醜悪なデザイン、及び有史以来ユニホームの背中に名前を記載しない伝統を誇っていたニューヨーク・ヤンキースが「プレーヤーズ・ウィークエンド」がニックネームとは言え背ネームを記載していること等、不満は多々あるが、次世代への野球普及も根底に置いた企画らしいので、企画そのものに関しては賛同セざる得ない…。


しかし…

背ネームに絵文字を使用するのはどうなのだろう…?

#31 ブラッド・ボックスバーガー(ARZ)

ボックス=「箱」+バーガー=「ハンバーガー」でボックスバーガー…。格式高い野球のユニフォームをバカにしているのか???

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レジェントに対する敬意が感じられた『LOTTE 50th』@東京ドーム

2018-08-27 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
『LOTTE 50th(ロッテフィフティース)』と命名されたロッテ球団誕生50年目シーズンを記念した特別試合(対埼玉西武戦)が1969年当時の本拠地・東京にて8月21日(火)に開催された。当時の本拠地・東京スタジアムは現存していないので、会場は東京ドーム。

この記念となる試合に、選手としてロッテ・オリオンズに在籍したレジェンドOBである村田兆治氏と落合博満氏が出席。


オレがNPB観戦を始めた頃のパ・リーグは西武ライオンズの黄金時代。川崎球場には閑古鳥が鳴き、ロッテ・オリオンズは不人気球団の代表格だった。ロッテがオリオンズのスポンサーとなり、その後球団を買収してから東京から実質・仙台に移転したが、1974年日本シリーズ進出の際は、主催3試合は施設上の問題から仙台ではなく後楽園で行われ、日本一を決定した後の凱旋パレードも東京・銀座から新宿にかけて行われたのみで仙台では行われず、これらの行為は仙台市民や一部のスポーツ新聞から「地元無視」と批判された。

1978年から川崎に移転することになるが、本命の移転先は横浜であった。横浜スタジアム共用を大洋球団に持ちかけたが折衝に失敗し、後に大洋球団を失った川崎市の誘致を受け、首都圏回帰が必須だった球団は選択の余地がなく川崎に移転した。このことからも仙台に引続き川崎でも地元には目を向けることはなく、東京オリオンズ時代はNPB随一の地元密着人気球団が、一転して不人気球団に凋落した。

また、1969年~1972年、1973年~1991年に使用した基本ユニフォームとなるホーム用に企業名のみを表したことも地元やファンをないがしろにした行為だった。

とは言え、NPBを観戦し始めた頃のユニフォームではあるので、コンセプトは最悪にしてもあのLOTTEユニフォームを目にすると郷愁に駆られることも確かだ(それだけの理由でロッテ・ジャイアンツのレプリカユニフォームも購入したぐらいだしwww)。





そして、何よりも感慨深かったのは…両氏がまとった1973年~1991年版のユニフォームには当時のデザインのまま再現され、醜悪な広告ロゴが一切排除されていたこと。これは最低限のマナーでもあるが、両氏に対する敬意の現れだと自分では受け止めている。

3月3日(土)ナゴヤドームで行われた星野仙一氏の追悼試合で中日が哀悼の意を表し、監督・コーチ・選手が胸番号77、背番号20が配された1987~1995年モデルのキャップ・ユニフォームを着用したが、その際も広告ロゴを排除する配慮があった。先人の敬意を評する際はきちんとした形で当時のユニフォームを再現して欲しい。

阪神球団も3月10日(土)甲子園にて開催された星野監督追悼試合では2001年~2006年モデルを復刻とアナウンスしたが、そのユニフォームには…キャップにも、右袖にも、パンツにも…広告がベタベタと…故人を追悼するための試合に着用するユニフォームに商業主義丸出しの広告なんか必要ない。先人に対する敬意が感じられなかった。


話は逸れたが、醜悪な広告ロゴがない往年のオリオンズのユニフォームを纏った落合さんと村田さんを目にできたことは感慨深いイベントだった。あの頃のオリオンズって個性派揃いで、今思えば結構魅力的な球団だった。


#6 落合博満


#29 村田兆治

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)

広島東洋カープ「℃℃℃ユニフォーム」…

2018-08-23 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
2013年からほぼ継続的に発表されている広島カープの企画ユニフォーム(2015年のピースナイター用ユニフォームは趣旨が異なるかもしれないが)。今年2018年は「℃℃℃ユニフォーム」と命名され8月21日(火)~23日(木)対東京ヤクルトスワローズ戦@広島市民球場(マツダ)の3試合限定で着用されている。

2018年8月21日(月)#63 西川龍馬 奥は#51 鈴木誠

広島カープの企画ユニフォームと言えば…2013年の「デニムデザインユニフォーム」は悪い意味で度肝を抜くデザインだったが…



#19 野村祐輔

2014年の「赤道直火ユニフォーム」から赤をメインカラーに変更。当ユニフォームは上下赤とド派手だったにもかかわらず、キャップのブリムとCロゴ、ユニフォームロゴ、アンダーシャツ、ベルト、ストッキングは黒を採用したことで、非常にバランスのよい配色となり、個人的には何らかの形で翌年以降も継続して使用して欲しいぐらい、クオリティの高いデザインだったと思っている。



#70 デュアンテ・ヒース

以降も赤を基調とし、そこそこ無難に仕上がっていた。


そして、今年の「℃℃℃ユニフォーム」。キャップのブリム、ユニフォームのスリーブには赤が配色されたもののメインカラーはネイビーが配色され、2013年の「デニムデザインユニフォーム」以来となる青系が基調となるデザインとなった。

左から#63 西川龍馬/#37 野間峻祥/#17 岡田明丈

復刻ユニフォームには肯定的だが、地名入り以外の企画ユニフォームは否定的なオレ(とは言え上述した「赤道直火ユニフォーム」や阪神タイガース「ウル虎の夏2013」ユニなど逸品もあるので全否定はできないが)ですら、この「℃℃℃ユニフォーム」はカープ球団旗のネイビー採用していることからそこまで悪印象はなかった。キャップなんて(クラウンが色違いとは言え)1999~2006年までのシンシナティ・レッズ ビジターキャップ(現在はオルタネイト)みたいで非常にクールにすら思えた。

しかし、よく見ると…「Carpロゴ」や「背番号」に2018年のキャッチフレーズ「℃℃℃」をモチーフにしたマンガのような足が付いている…

それが、美しい配色やデザインをすべて台無しにしてしまった…。

この「℃℃℃ユニフォーム」は…自由過ぎる奇抜なデザインがあるれているマイナーリーグならともかく、果たして日本のトップリーグであるNPB1軍にふさわしいものなのだろうか?個人的な見解では「ノー」だ!ユニフォームにもトップリーグにふさわしい品格が求められる。それがなんだ、このマンガのようなデザインは?背番号から足が生えてる?はぁ?


これは広島だけの問題じゃない。2015年以降のオリックスの企画ユニフォームにも気品の欠片すら感じられない。千葉ロッテも横浜も阪神も埼玉西武も、ふざけているとしか思えない企画ユニあったな…。これらは伝統あるNPBユニフォームに対する冒涜であるとすら感じる。

#19 金子千尋 (2015年)

商品展開とかもあるだろうから、こーゆー前衛的な試みを全面否定するわけではないが…出来ることならファームで試みて欲しい。これは営業努力だ、ファンサービスだと主張する人もいるだろうが、こんな野球をバカにしたユニフォームを着用させられる選手の立場になってほしい。こんなふざけたユニフォームを着用するために栄えあるNPBの1軍でプレーしているのではない!

アマチュアレベルではあったがオレが選手時代にこんなふざけたユニフォームの着用を求められたら…間違いなく拒否するだろう。野球選手にとってユニフォームとは誇り高き戦士の纏う衣装なのである。そのユニフォームで遊ぶな!バカにするな!

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます

TB新球場プラン発表…でも…

2018-08-22 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
TB(タンパベイ・レイズ)の本拠地「トロピカーナ・フィールド」はMLBで唯一の密閉式ドーム球場&人工芝で、内部の薄暗さも手伝って全球団中、最も魅力のないボールパークのひとつとまで酷評されている。




以前のニックネーム(デビルレイ=エイ)に因んで外野にはエイが泳ぐ水槽があり、球場内には様々なレストランやショップもある。その種類の多さから「モールパーク」と呼ばれることもある。TBが勝利したときには、球場の屋根がオレンジ色にライトアップされる演出が施されており、地元のファンを楽しませている…とは言え、やはり時代遅れの密閉式ドーム球場&人工芝では酷評もやむを得まい。

そこでTB球団はタンパに建設するという新球場は2023年のオープンを目指すプランを発表した。

その新球場プランはいくつかの点で個性的だ。1992年にオープンしたボルティモアのカムデンヤーズに端を発し、その後主流となった復古主義デザインとは全く異なる近未来的デザインだ。大きな特徴としては、透過性の固定ルーフを持ち、周囲をガラスで覆っていることが挙げられる。この、まるで金魚鉢のような発想は、降水量が多く高温な気候対策とクローズドルーフの球場特有の閉塞感の排除を両立するためのものだろう。残念ながらコストの面でルーフの開閉は見送られたが、側面のガラスは一部可動式らしい。




他の特徴としては、収容人員はわずか3万人強で、完成すればMLB全球団の本拠地中最少となる。その分、砂場エリアや噴水そばの席やピクニックシート、ブルペンバーと、アメニティの充実には力を入れている。少ない収容人員は近年のトレンドで、満員感を醸し場内の一体感を増すとともにチケット価格を上昇させることを狙ったものだ。また、「小ささ」はこの新球場のテーマのひとつで、ファウルゾーンは極めて狭く、ダイヤモンドとの距離は、リグレー・フィールド、フェンウェイ・パークに次ぐ近さらしい。

また、コンコースは24時間・週7日解放となるようで、試合がない日も人々が訪れる(お金が落ちる)施設になるらしい。2017年オープンのアトランタのサントラストパーク同様に、これも最近のトレンドの一つだ。

Rays ballpark plans in Ybor City include translucent roof, sliding glass walls


この構想通り建設されるのであれば、この新球場は21世紀のアストロドームにもなり得る。1965年にヒューストンにオープンしたアストロドームは、当時としてはかなり画期的な施設だった。何せ、屋外で行うはずの野球を屋内に閉じ込めてしまったのだから。「世界の七不思議」になぞらえて『世界8番目の不思議』と評されたこともあった。

オープン当時のアストロドームのルーフパネルは透過性の確保できるものだった。ところが開場後に選手から「ルーフがハレーションを起こしてフライボールが見にくい」と苦情が出た。そのため、ルーフをペイントしたら天然芝が枯れてしまった。その事態を解決するために導入されたのが、人工芝たるアストロターフだ。

※在りし日のアストロドーム

ちなみにタンパの新球場でも、フィールドには残念ながらアストロドーム同様人工芝が敷かれるようだ。ルーフが透過式でフロリダの強い日差しをもってしても、天然芝の維持は難しいとの結論に達したようだ。

個人的な意見を要約すると、人工芝はかなりのマイナス点だが全体としては中々魅力的な球場のようにも思える。しかし、それ以前にとても大きな問題点が残っている。

それは、総額約9億ドルとも見積もられている建設費の捻出だ。アメリカでは、球場建設に公費が投入されることは珍しくない。これは、球場以前に球団自体が地域の財産との考えが浸透しているからだ。しかし、必ずしも市民全体が野球を楽しむわけではなく、球場の建設費用捻出のために市民全体に増税を課すことに反対意見は根強い(過去には球場の建設費用捻出負担をモントリオール議会に否決され、エクスポズは新球場が建設できず、結果ワシントンに移転することになってしまった)。今回のプロジェクトでもレイズが負担する1.5億ドル以外の資金ソースは目処が立っていない。今のままでは、「絵に描いたモチ」になりかねない。

TBの新球場問題は、もうひとつの同様な問題を抱えるOAK(オークランド・アスレチックス)の動向にも影響を及ぼしそうだ。ロブ・マンフレッド・コミッショナーが折に触れ「懸案のエクスパンション(球団数拡張)も、この2球団の新球場問題が片付いてから」とコメントしているが、場合によっては他都市への転出の可能性もある。モントリオールのように球団が去ってしまうか、タンパに球団が存続するのか…その命運は、この新球場建設の可否にかかっていると言っても過言ではないだろう。

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)

今年から変更されたデトロイト・タイガース(ホーム用)ユニフォームだが未だに違和感が…

2018-07-26 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
毎年、どこかしらの球団がユニフォームを変更し、好感を持てる変更もあれば、違和感だらけの変更もある。

2018年のデザイン変更でもっとも違和感があったのが、MLBデトロイト・タイガース・ホーム用ユニフォームのデザイン変更であろう。


左が2017年までのデザイン、右が2018年から採用された新デザイン(#44 ダニエル・ノリス)


左が2017年までのデザイン、右が2018年から採用された新デザイン(#46 ジェイマー・カンデラリオ)

配色は変更されていないのでぱっと見た感じでは変更点に気付きにくいが、左胸に配されているオールドイングリッシュの「D」のロゴが今年からキャップの「D」ロゴと同形のものに変更された。また、キャップのロゴも今年からサイズが大きくなった。

2018年より上記オールドイングリッシュ「D」ロゴがユニフォームで使用される唯一のロゴとなる。



上記のロゴがホーム用に定着したのは1934年。但し少々デザインは異なるがオールドイングリッシュの「D」は1904年から使用されている。しかし、1960年のみ当時流行したドジャース風の筆記体で「Tigers」に変更したが、伝統のユニフォームのデザイン変更は反発が大きく、翌1961年から従前のオールドイングリッシュの「D」に戻したのに…。




デトロイト・タイガースのオールドイングリッシュの「D」ロゴは歴史的アイコンであるように思われるが、実際には1901年以来50回以上変化している。しかし、1934年以降(上述した1960年は除く)継続されて使用されていた。そのロゴをあっさりと破棄してしまうのは愚行としか思えない。基本的に伝統ある球団は安易にデザインを変更するべきではないと思っている。大阪/阪神タイガースしかり、ニューヨーク・ヤンキースしかり、ボストン・レッドソックスしかり…。CPBLでも兄弟象の「兄弟」ロゴは中信兄弟と球団が変わってからも受け継がれている…。なのに、デトロイトは何故…?

#24 林威助(現中信兄弟二軍監督)兄弟象から中信兄弟と球団が変わっても使用頻度は減少したものの継続して使用されている伝統の「兄弟」ロゴ

キャップのロゴのサイズ変更は問題ない。近年、MLBでロゴを大きくする傾向にあるのでデトロイトも流行に乗ったんだなぁ~ぐらいしか捉えていなかったが…ユニフォームに関しては80年以上の歴史を有する「D」ロゴの変更するのはあかんだろう…。キャップとユニフォーム共に同デザインのロゴを採用することで統一感をもたせた…とか球団の声明では説明されているが…そんなことより伝統を継承してほしかった。見た目に関してもデトロイトは異なるデザインを採用していることで個性を醸し出していたのに…。オルタネイトでもいいので、せめて昨年までのロゴは残してほしかった…。

しかし、地元デトロイトのWXYZ DETROIT調査によれば72%の人々は変更を支持、反対は僅か27%だったのは驚きだった。オレの感性がおかしいのか???


う~ん、開幕から4ヶ月経ったが未だ違和感あるなぁ…。

#1 ホセ・イグレシアス

やっぱ、こっちのほうがいいよ…

#24 ミゲル・カブレラ


※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)

オリックス・バファローズ 高潔なるユニフォームのこだわり

2018-07-11 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
残念なことに昨今、NPBでは軽量化という大義名分のもと、ロゴ等を醜悪な昇華プリントにて処理する球団が増えてしまっている…。

千葉ロッテ、埼玉西武、東京ヤクルト、横浜、福岡ソフトバンク…。横浜以外は2019年にてMLBのマーケットを失うマジェスティック製である。MLBでは決して採用されない醜悪な昇華プリントを新たな市場だからって乱発しやがって…

【2018年NPBユニフォームサプライヤー一覧】
●マジェスティック・アスレチック社:5球団(東北楽天、埼玉西武、東京ヤクルト、福岡ソフトバンク、千葉ロッテ)
●ミズノ:4球団(中日、北海道日本ハム、阪神、広島のホーム)
●デサント:3球団(横浜、オリックス、広島のビジター)
●アンダーアーマー:1球団(巨人)

醜悪な昇華プリントのシェアが拡大する最中の2017年、オリックス球団はユニフォームサプライヤーをミズノからデサントに変更した。球団はサプライヤー変更後も高貴な信念の元、昇華プリントを採用せず、重厚感ある刺繍ロゴを継承することを決断。

#34 吉田正尚

「昇華プリントを採用することによりサッカーのユニフォームのようにはしたくなかった。プロ野球のユニフォームのチーム名や背番号、名前は重みを持たせたかった。」というがオリックス球団の声明。それは恐縮ながらオレが抱くユニフォームのあるべき姿と合致する!

刺繍にこだわったために軽量化対策として下地が透けるほど生地が薄くなったり、前開きのボタンタイプではなくカモフラージュボタンを使用した時代遅れのプルオーバーになったりといくつか弊害が発生してしまったが、それでも刺繍にこだわる球団の姿勢は素晴らしい!野球のユニフォームに対する敬意すら感じ取れる。

キャップにデカデカと広告掲載するな!とか、本来はグレーであるべきビジター用のユニフォームをカラージャケットにするな!!!(2011~2015まではグレー地採用[※1]。2016年から醜いカラージャケット[※2]に変更)とか、ビジターの「ORIX」という企業広告ロゴ止めろ!大阪近鉄のように「OSAKA」にしろ!とか散々悪態ついてきたけど…刺繍の件に関しては…オリックスさん、見直したよ!!!

[※1]

#16 平野佳寿

[※2]

#12 クリス・マレーロ

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)