自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

兄弟象(兄弟エレファンツ)ホーム・ビジター兼用

2017-08-28 00:05:00 | ジャージ(ユニフォーム)
兄弟象(兄弟エレファンツ)ホーム・ビジター兼用

2008年、台北市立天母棒球場にて購入。2007年まではナイキ製のプルオーバーの上着を着用していたが、2008年にユニフォームサプライヤーがミズノに変更になりボタン式に戻る。

基本的にホーム用は上着・パンツともに黄、ビジター用は上着が黄・パンツが黒のスタイルは中華職業棒球大聯盟(CPBL)初年度(1990年)から伝統的に継承されてきた。




#50 陳致遠(チェン・チィユァン)


#34 オーランド・ロマン(羅曼)

中国信託商業銀行によるネーミングライツ形式での買収により、2014年から球団名が「中信兄弟(中信ブラザーズ)」と改称されてからも継続されている。(基本ユニフォーム以外にもカラーバリエーションは増えたが)

この派手な色遣いは日本でも有名で、CPBLの情報が入手しにくい時代でも台湾の真っ黄色のユニフォームと言えば「兄弟エレファンツ」!とある程度は認知されていたと思う。

日本人の感覚では理解し難いような派手派手なカラーリングではあるが、これは兄弟エレファンツのオリジナルではない。1970年代中盤にピッツバーグ・パイレーツが採用したカラーリングをそっくりそのまま模写したのが、兄弟エレファンツのユニフォームであろう。


#8 ウィリー・スタージェル


中央:#35 マニー・サンギーエン/右:#8 ウィリー・スタージェル


#39 デーブ・パーカー


#8 ウィリー・スタージェル


#8 ウィリー・スタージェル ピッツバーグの英雄。背番号「8」はピッツバーグの永久欠番


#27 ケント・テカルヴ

1977年から1984年まで、パイレーツはすべてのユニフォームルールを破り、ド派手なユニフォームを採用。ゴールド×ブラックの組み合わせは1977~80,82年はビジター用として、84年のみホーム用オルタネイトとして採用という資料もある。が、実際にはゴールド・ブラックの上着、パンツ、ピルボックスキャップ、アンダーシャツ、スターラップを組み合わせると数十以上のパターンが可能なため詳細はよくわからない。


本家パイレーツは復刻版、ないしはオルタネイトとして、この派手なユニフォームを現在も時々は着用しているが、遠い台湾にてこの配色は常用ユニフォームとして21世紀の今でも引き継がれている。

そう考えると…初めて兄弟エレファンツのユニフォームを見た時、度肝を抜かれたが、これは伝統ある配色だと思えば、まぁ、これもありかなと思えてくる。

●兄弟象・中信兄弟の歴代ユニフォームはこちら

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