現実問題を避ける・逃げる視点が、本当の大きな危険を誘導する

バングラデシュの首都ダッカで１日（日本時間２日未明）に起きた人質テロ事件で、日本人の男性５名、女性２名、の尊い人命が失われました。企業から派遣された優秀な方々だったと思います。

半日も監禁した上で、拷問してナイフで一人ずつゆっくりと殺害するとは、許せないテロです。
心からご冥福をお祈り致します。

先日の過去記事「世界中で同時に参考にすることは、重要なサインでも有り」におきまして、

「　外務省のホームページでは、宗教的な行事期間（今年は6月6日頃～7月5日頃）に、世界中でテロ事件が発生していることを「統計的に分析して」注意を呼び掛けていました。
（http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C153）　」

という懸念をしていました。
やはりこれからも、来年も、特定期間が終わるまで要注意期間だと思います。
来月には、ブラジルのリオデジャネイロにおいてオリンピック開催が予定されていますが、非常に危険だと思います。

昨日の報道では、警察自体が給与未払のためにデモをしている状態でしたが、これで観光客の安全が確保されるのでしょうか？
現地で既にトレーニングをしている選手自体が、練習の最中に盗難・強盗に遭い始めているという報道がされていました。

去年の報道で記憶に有りますのは、
＊　レストランで食事をしていても、強盗が押し入り、全員のサイフを提出させられる。
＊　国際空港からホテルに向かう高速道路も危険であり、停車させられて銃撃・強盗・レイプに遭う。
＊　路上で携帯電話を見れば、必ず盗られる（人目につく所で携帯を見る人が悪いそうです）。

もしこれが事実ならば、めちゃくちゃです。一部の事件の誇張なのか？
これが本当ならば、国家の方針として、このまま日本から観光に行かせても良いのでしょうか？
日本人でもテレビや新聞を見ない人は、危険を知らずにオリンピック観戦に行かれるかも知れません。

この状態は去年から言われていました。警察自体が「給与をよこせ！」という機能停止状態である報道を見ますと、これは本当に危険な無法地帯だと思います。
もう選手自体も心配です。

これからの報道に注意が必要だと思います。
平和な日本に住んでいますと、世界の現実から乖離して行き、防犯意識の薄い日本人がこれから一番に注意かも知れません。被害に遭う件数が増すと思います。

政治家自身が、
＊　現実から乖離した夢物語を語るようでは・・・・。
＊　攻撃されない前提でしか考えないようでは・・・・。
まさかの現実に本当に遭いますと、次は国家規模で大量の国民が被害に遭わないかと心配します。

やはり一人ひとりが、
＊　「現実」を直視すること。
＊　不幸は考えたくないという逃避をしないこと。
＊　現実の問題から視線を逸らさないこと。
が大切に思います。

すべては、自業自得の全体責任（全体でになうべき責任）と最後に成ります。
もう長期の視点よりも、目先の現実に備える視点が大切になります。
一人ひとりが、よく考えて置きましょう。

生かして頂いて　有り難う御座います

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