今朝に浮かびましたことは、
「今の自分の生活環境とは、すべての因果の上での出現なのだ」
についてでした。
もし自分に悪い、嫌なことが起これば、それは自分がした思いと行動を修正・昇華させるために起こって「くれている」のだということです。
そして、もし自分に嬉しいことが在れば、それも自分の生き方からの反射であり、先祖からの恩恵だと感謝をするべきだと思います。
つまり、善いことにしろ、悪いことにせよ、すべては「自分のための最善」が常に誰にでも起こっているのが真理法則だと感じます。
このことを真に理解した時、江戸期に発生しました民族運動である「ええじゃないか」の気持ちが分かることでしょう。（写真引用http://goo.gl/CoaBより）
「ええじゃないか」とは、どんな働く階層の男女も犬さんでも、日本人の数割にも相当する民衆が伊勢神宮へ「まあ、ええじゃないか」と嬉々として踊りながら参拝したことです。
自分なりの最善を本当に尽くしたならば、その上で起こること、到来することは、そのすべてが
「それで、ええじゃないか」「それでも、ええじゃないか」「それでよいのだ」
だと、霊的な真理では言えるのです。
ここで、「それでよいのだ」と言えば思い出すのは、漫画「天才バカボン」のパパが常に話の最後に言った言葉「これでいいのだ！」も思い出します。
「バカボン」の語源は、梵語の「薄伽梵」（ばぎゃぼん）に由来すると推測されています。
「薄伽梵」は、音読みでは“バガボン”とも実際に発音出来ます。
「バカボン」は、サンスクリット語のBhagavad(ヴァガバッド)を経典の漢訳の時に、発音を漢字に直したものとされています。
“Bhagavad”は、“Buddha(ブッダ・釈尊)”とも訳されており、「悟った者」「覚者」の意味です。
つまり「バカボン」とは、釈尊のことでもあるのです。
バカボン（釈尊）のパパとは、なんと釈尊を生み出した父親パパ（根源存在）が、「これでいいのだ」とすべてを全肯定しています。
人間は、今の自分を善も悪も含めて、それでも「存在していることに」感謝をするべきだと感じます。
自分自身を全肯定した時に、また新たな１歩が始まると感じます。
自分を全否定している間は、過去に縛られたまま停滞するのです。
先ずは、今の自分に対して、自分なりの最善を尽くしているならば、
「これでいいのだ」「それでも、ええじゃないか」と思って上げましょう。
人間は、自分のすべての本音を知っている本当の自分（真我・内在神）に認めてもらうまでは、迷いと不安が継続します。
しかし、自分なりの最善を真に尽くしたならば、どんな結果でも、心から本当の自分が
「これでいいのだ」と教えてくれます。
これからも、本当の自分から「まあ、ええじゃないか」「これでいいのだ」と真から思えるように頑張って生きましょう。
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