女給さんの書棚

職場は博多駅...でしたが現在は佐賀駅。甘い誘惑にめっぽう弱い和菓子店スタッフの日常。

「花まみれの淑女たち」歌川たいじ・著

2018年09月28日 18時58分40秒 | 座椅子イチロー
先日、シフトが早番の日にがたまたま水曜日だったので、
水曜レディースデイの恩恵にあずからせていただこうと
映画を観ることにしました。

これまた、たまたま興味のあった「響-HIBIKI-」がちょうど良い時間でした。
映画「響-HIBIKI-」公式サイト

で、映画に影響されて、また「書きたい」欲が出てまいりました。
同時に、「読みたい」欲も出てまいりまして
その勢いで購入いたしました。 (「響-HIBIKI-」のではないです。)
例のコツコツ貯めて交換したAmazonポイントで。
すぐに読みたかったので、Kindle版でダウンロードいたしました。

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」の映画化が決定した
歌川たいじさんの新作「花まみれの淑女たち」です。

花まみれの淑女たち
クリエーター情報なし
KADOKAWA


Kindle版を購入したので、画像はAmazonさんからお借りしました。

すぐ読みたかったというのもあるのですが、
もともとは、ときどき歌川さんのブログを楽しませていただいておりましたので、
こちらの方が入りやすいかとも思った次第でございます。

歌川たいじさんのブログ「ゲイです、ほぼ夫婦です」ライブドアブログ
日常のあれこれを漫画で紹介されているブログです。

現在は作家活動や講演活動などをされている歌川さんですが、
ブログにたどり着いた当初はまだ会社勤めをされていて、
キャラクターの濃い同僚の方々や上司の方達や、御友人の方々とのやりとりや
とても他人とは思えない天然なところが魅力のパートナー
「ツレちゃん」さんとの日常などが楽しくて、
ゲラゲラ笑いながらついつい一気読みしてしまったものです。

さて、物語は、30代にして無職となってしまった由佳。
再就職先を探すも、
コツコツと真面目な性格でなまじ実績のある営業だったことが災いし、
「我が社にはもったいない」と、ことごとく玉砕。

そんなある日、ふとしたことで由佳は
見知らぬ老女につけられていることに気づき、
家に戻ることを避けて
一度だけ入ったことのあるカフェへと足を向けるのだが・・・

とにかく、登場人物のキャラクターが濃い。
漫画を読んでいるような人物描写で
アタマの中で映像化しながら読めました。

落ち込んだときに元気をくれるような作品です。

ご参考:映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」公式サイト
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 熊本県阿蘇郡小国町の河津酒... | トップ | 秋のBBB画策中 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿