
勢いで1本食べてしまいました。
切りたての羊羹の表面がうっすらと乾いて
薄~く膜が張った状態。
薄皮きんつば状態とでも申しましょうか、
羊羹の表面にまだ砂糖の結晶ができる前の
何ともいえぬ食感。
例えるならあんこのテリーヌ。
ワタクシが一番好きな小城羊羹のかたさです。
煉りを浅めにしている小城羊羹ですので、
おそらく、今の状態ならあんこスプレッドとして
バターナイフでのばせると思います。
何のこっちゃ?
とお思いの方。
実はワタクシ。ヘチマの観察と同時期に
羊羹の乾燥具合
いや、糖化の状態の観察もしておりました。
コンディションが悪かったのか
あまりかんばしい結果が得られず、
次回へ持ち越しとなった企画ではございます。
うだうだになってしまった羊羹観察日記
そもそも小城羊羹とはなんぞや?という方へご参考→「NIKKEI STYLE」
そのとき、羊羹の観察をしようと
何の気なしに口にしたあの状態。
再び、あの状態の羊羹に巡り会うのは二度とないかもしれないなどとは
当時思いもいたしませんでした。
いや、ひょっとすると、
記憶が美化されているだけかも?しれません。
なんといっても、
観察目的でしたので、
口にしたのはたったの一切れだけなのですから。
写真に収める前に糖化してしまった
わたくしの好きな状態だったはずの切り羊羹

(感動した翌日にすっかり糖化していた写真)

(食べちゃった方)
幸い、手に入れようと思えば、
手に入れやすい環境にはおりますので、
また観察日記も挑戦したいと思います。