![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2a/820522fde68a1b6c93dbf39d54846fc1.jpg)
その昔、機械式からクォーツ式への転換期に
電池を使って機械式時計を動かす「電磁テンプ時計」や
今回紹介するブローバ アキュトロン(音叉時計)などがありました。
この音叉時計はひろことで言うことは難しいのですが、
動力的には電池で駆動するのですが、機械の内部に小さい音叉が埋め込まれていて、
その振動を拾って動作する不思議な仕掛けの時計です。
今でも時々シチズンの音叉時計は中古でも見かけますがアキュトロンは少ないですね。
でもこの音叉時計の最大の問題が「電池」です。
該当電池である1.35vの水銀電池は生産されていないので入手はほとんど不可能状態です。
じゃボタン電池で代用できるかというと今度は電圧という大きな問題があります。
現在流通している電池はほとんどが1.5~1.55Vで少し電圧が高めなので
この電池を入れると、ものすごく時間が進むか、最悪クォーツが壊れてしまいます。
なのであきらめて部屋の片隅に転がっていたのですが、
いろいろ調べてみると補補聴器用の空気亜鉛電池が1.4Vというものがあるのがわかりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/5e/aeb6be394440196747657b6a744cd303.jpg)
5個で800円ぐらいなのでリーズナブルで水銀電池に近い電圧なので早速買ってみました。
サイズは少し小さいのですが、厚みだけが該当電池と同じものを探すとPR41がいいようです。
これを裏蓋を開けて入れてみると無事動き出しました。
一週間が経過しましたが精度もバッチリでやっと使えるようになりました。
どうもありがとうございました。 高橋 和義
私も1.4Vで試してみたいと思うのですが、
その後(電池交換後)のブローバ アキュトロンの
の持ち時間はいかがなものでしょうか?
よろしくお願い致します。
クォーツのようにリューズを引いておいて、
止めておくことができないのでちょっと不便ですね。
それにちょっと電池の持ちが早いような気がします。
なので大声で「おすすめですよ!」とは言えないですね。
私のアキュトロン アルファも
PR41で正常に作動しました。
フリマで100円で売ってたものにPR41を装着したところ、きちんと動くようになりました。
なかなかかっこいいし得した気持ちです。裏面にM4と刻印されています。
情報提供に深く感謝申し上げます。