白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

2月21日は四天王寺大師会&西成朝市

2010年02月21日 | 骨董市

日曜日なのに仕事のこの日。10時までの間西成朝市と四天王寺大師会に行ってきました。
特に西成朝市は初めて日の出前の暗い時間に行ってきました。
こんな時間誰もいないだろうと思って行きましたが、これが…
プロの骨董業者さんらしき人ばかりです。みんな懐中電灯片手に品定めしていました。
ぼくもその中に混じって30分ほど見ましたがなかなか数年に一度のお宝がありました。
まずは西成で買ったものがこちらです。


昔の子供用の羽子板かな、全て手書きのものです。
たぶんプロの仕事ではないと思いますが、この古びれた具合と
イラストがあまりに雰囲気があったので買ってしましまいました。
このお店は、骨董屋をやっている人が出していて、まわりの空間をかなり異質な商品構成です。
以前イッタラのグラスセットを買ったのもこのお店です。これは3つで3500円でした。


次も同じお店で買ったペンケースです。東京オリンピックの時のものなのかわかりませんが、
このイラストに一目惚れをして買ってしまいました。これは端が欠けていたので100円でした。

次にもう一つ別のお店で買ったものがあるのですがとばして
四天王寺で買ったものから。


東京光学がその昔、敗戦後アメリカ向けに輸出していた双眼鏡です。
メイド・イン・オキュパイド・ジャパンの刻印がありました。
覗くとこれがよく見える!さすがに日本海軍で使用される双眼鏡を作っていたことだけはあります。
これは1000円でした。

そして本日の最大の収穫がこれです。
日の出前の西成のお店で何気なくお菓子の缶に4~5点の時計が入っていて
どれもクォーツばかりで「いいものないな~」と見ていて見つけたものです。
お値段を聞くとびっくりするような低価格。壊れている時計以下の値段です。
でもこの時計、自動巻なので振ってみると動き出しました。
まさか本物がこんなところにある訳ないよなと思いながら
値段を聞くとこれも同じ値段とのこと。
風防、ボディものにキズ一つなくリューズもオリジナルです。
まあ偽物でもこの値段ならと思いかったのがこれです。



スイス製ラドーバルボアです。40年ぐらい昔の時計です。
よくキズ一つなくこんなところに転がっていたものです。
あとで四天王寺で時計のことをいつも教えてもらう人とばったり会って
この時計を見てもらったところまさしく本物のお墨付きをもらいました。
買った値段を言うと「うそや~」と絶句されて
「時計好きの人に言ったら怒られる値段やで、黙っときよ」と言われました。

でも時計のことに興味を持ってからまだ間もないのでこのお得感にピンとこないのですが…

それよりいつも段ボールを並べているお店で、
ミノルタXDがあってなんと付いているレンズがF1.2だったんです。
でも常連らしき人にさらわれてしまいました。
この人このお店の段ボールの中から、
プリモフレックス、ポラロイドsx-70、このミノルタをゲットしていました。
おそらくプリモが3000円、ポラが1000円、ミノルタ1.2付きが3000円です。
こちらのほうが手に入れることができなかったくやしさが
仕事中渦巻いていたのですが…