白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

 9月6日は新大阪骨董市

2008年09月06日 | 骨董市
今日は朝起きるとひさびさの快晴。今週はバカみたいな日帰り出張をしたので
かなりカラダがガタガタなのですが新大阪骨董市に行ってきました。


まずは「メイスビー」というトイカメラです。昔の子供用のカメラです。40年ぐらい前のものでしょうか。


日本光学印のニッコールレンズケースです。標準・広角用を持っていなかったので
これはうれしいです。そこそこきれいです。


ニコンF用のアダプター類です。何に使うのかよくわかりませんが、
Fのマークには弱いんですね。


昔のレンジファインダーカメラ用のセルフタイマーです。これこそ使い方が全く
わかりません。


ここからカメラ以外のモノ。まずは古いシルバーのケース。使い道は特にないのに
シルバー類の小さなケースはついつい集めてしまいます。


古いシェーファーのカリグラフィーペンセットです。ペン・インク共に1種類だけ
使用されたものです。70年代あたりのものでしょうか。


クロスのボールペンが2本です。手にとって試し書きをするとスラスラ書けたので
値段は駄目もと交渉で、手に取りました。

以上はいつもの軽トラックでじゃんじゃん商品を持ってくるお店です。
これだけの商品を抱えて秘密の価格交渉。
結論は野口英夫2枚で交渉成立です。骨董市の醍醐味ですね。

僕より早く到着していた人はいろいろカメラ類を確保していました。
他にはニコンFの綺麗な元箱が数個で何が入っているのかまでは
分かりませんでしたが、僕でも確保しますね。あれだけ綺麗なら。
他にはライカの真っ赤なレンズケースに入った100ミリのレンズがありました。
これは2~3万円するらしく、後でいったカメラのお店の人もチェックしたらしく
「あんな値段で買ったらあかん」「ライカの望遠は値がつかん」と言われました。


その後いつものカメラばかりのお店に顔を出しました。

きれいなローライフレックス3万2千円
アサヒフレックスのレンジファインダー 1万5千円
なんかを勧められましたが、価格に手が出ず見せてもらうだけでした。

最近はここでカメラを買わず、小物ばかり買って申し訳なかったのですが
また小物を買ってしまいました。



古いミノルタの露出メーターです。SR-1というカメラに取り付けます。
純正の革ケース付で、これだけきれいなものはなかなかありません。
ただ露出計が動くか心配と伝えると、電池を入れてくれて無事針が振れました。
野口英夫1枚で買いました。

これで「今日の骨董市は終わり」と思い、帰ろうとしたのですが、
最初にいった軽トラックのお店がみんなに荒らされた後の静けさで
人もまばらだったのでなんとなく見てしまいました。
それでこんなもの買ってしまいました。



アボリジニアートの絵画です。A3サイズほどのものです。
印刷物だろうと手に取ると、驚いたことに本物の絵画です。
裏を見ると、



本人のサインと思われるものとメッセージがありました。
絵柄も可愛かったので事務所に飾ればいいなと思ったのですが…

なにぶん骨董市で絵画なんて買ったことがありません。
いくらなのかさっぱり分かりません。

値段を聞いてみようかな、

高いかな、高いだろうな

聞くだけ無駄かな

なんて思いましたが、さっきいろいろ買ったので、
もしかしたら安くしてくれるかなと思い、
勇気を出して「これいくらですか」。

お店のおじさんは言いました。

「200円」

え、「200円」

笑顔で「200円」

いま事務所に飾られています。