白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

 初めての四天王寺庚申堂朝市

2008年07月21日 | 骨董市
学生の頃から噂に聞いていた「四天王寺庚申堂朝市」にとうとう行ってきました。
この骨董市はちょっと変わっていて、いくら朝早くにいっても余り意味がありません。
場所は四天王寺の庚申堂という四天王寺から少し離れた場所でやっているのですが
7時半の開門まで、客も出店業者も入れません。開門と同時に客も業者も一斉に
入場し、1時間もするとあっというまに終わる骨董市なのです。
そのため客層がかなりマニアックというか、同業者だらけで
僕のようなただの趣味人はほとんどいません。
だから中々怖くて行く機会がありませんでした。
今回、月曜日が海の日なので怖かったら帰ればいいやと向かった次第です。


これが正門前です。噂通り門が閉まっていて、門の前に数人が陣取り、
出店業者の方も入口前に軽トラックを並べています。


門が開きました。確かに入ってみると何もありません。ほんとうに骨董市があるの?


すると別の門から次々と軽トラックが入ってきました。


クルマはそれぞれ境内内に好き勝手に止まっていきます。それぞれのクルマに
客はそれぞれ駆け寄ります。「え~どこに行けばよいの?」


あっという間にこんな状態です。軽トラックから積み降ろすのが早いか
客が荷台からさらうのが早いのか、そんな状態です。


他のクルマでもご覧のありさま。ほんと開門から5分とたっていません。


その中からこのお店で本日唯一の買い物をしました。


RICOHFLEX MODELⅦ 発売 1954年 当時価格 8,300円

おそらく当時日本で最も売れた二眼レフ。低価格・壊れないで現在の
リコーの土台を作った商品です。これが初めての二眼レフ。
入門編にはちょうどいいんじゃないでしょうか。
このカメラ、本当は全面にも黒革が貼られているのですが、
これは全てはぎ取られて、シルバーが丸出しです。
でもこれが格好いいなと思いませんか?
あんまり古くさく見えないで、何か無印良品にでも売っていそうな
現代的なモダンデザインに見えたんです。
こんな商品だから2000円で買えました。
無限が出ないとか、レンズ内にほこりもあるので
手の入れようがありそうです。